顔パンツ。(笑)」
「(笑)現象としてはそうだけど、顔パンツという言葉じたいを知らない人が多いからなァ。」
「それにしても、いまだにオールマスク。
そろそろいい加減にしろって。」
「政府が外では外してもいいよって言っているのに、誰も外さないという。」
「キホン、日本国民が政府を信用していないということがよくわかった。(笑)」
「それにしても、二酸化炭素ばかり吸い込んで平気なのが驚きだよ。
いついかなる場合でもぴたーっとマスクしている。
脳みその働きも悪くなるんじゃないかと思うんだけど。」
「いまはいい季節だから、外の空気を胸いっぱいに吸って、というか、秋の匂いを感じながら歩けば気分もいいし、心も潤うんじゃないかと思うのだがな。」
「秋の匂い。詩人だねえ。(笑)」
「カレハよ~♪」
「現代の日本人からは、そんなロマンチックな気持ちなど失われているのだ。」
「まあ、大人はそれでいいとしても、子どもにまでずっとマスクをさせているのはまずいと思うなァ。」
「それはオレも同意。
中学生くらいまでの子どもにはなるべくマスクをさせないようにした方がいい。心身の健康に悪い。」
「それにしても、なぜ日本人はマスクを外さない。」
「同調圧力が大きい、というのは確かにあるよね。
その背景には他人に迷惑をかけてはいけない、みたいな個人を抑制する日本独特のムラ的な意識があるのかな。」
「このあいだ、ワシはマスクをしないで散歩に出たのだが、途中で2,3人ににらまれたよ。いずれも20代、30代の若い女性。
1人なんか、すれ違った瞬間に、ばっかん、と小さな声で言いやがった。
屁をかましてやりたかったワイ。」
「(笑)マスクをしているから効果ない。」
「××さんは堂々とした歩き方をするから目立つよね。(笑)」
「いまや、マスクをかけていないと恥ずかしい、という人たちも多いのだとか。」
「それが顔パンツ。」
「しかし、それだとよけいに性格が内向きになっちゃうよね。」
「隠すところが一つ増えたという。(笑)」
「それじゃあいかんよな。人間は他人に見られて成長するという面もあるわけだから。」
「まあ、マスクの悪いところばかり言っているけど、
最近、インフルエンザの流行とかあまり聞かなくなっているから、マスクの効用も多少はあるんじゃない。」
「しかし、日本の同調圧力は徹底しているわ。」
「徹底しすぎている。
昔よりひどくなっているな。」
「要因はいろいろあるんだろうけどね。
ところで、統一教会が話題だが。」
「旧統一教会、な。
いまは何やらややこしい名前にしているみたいだけど。」
「悪名がとどろいていたからなア。(笑)
自民党や官僚が名前を変えるのを認めてあげた。(笑)」
「共犯だな。(笑)
悪名を隠して勧誘しやすいようにした。」
「旧統一教会は告発する人たちに対してスラップ訴訟を連発しているもんな。
とても宗教団体とは思えない。
悪質サラ金とか詐欺師のたぐいだろ、そういうことをやるのは。」
「ワシ、大昔に統一教会というか原理研に勧誘されたことあるわ。」
「へー。」
「大学に入りたてのころだからもう半世紀も前だけどな。(笑)
あれ、絶対に原理研と名乗らないのな。
ワシにはキリスト教の教会だと言っとった。
カワイイ女子大生に声かけられたもんだから、ぐらっときたよ。」
「(笑)勧誘あるあるですな。」
「そう。
で、いっしょに教会に行きましょう、てことになったんだけど、それがいきなりの1週間の合宿だというんだな。」
「すごいね。」
「ちょっと待ってということで、あとで友達に相談したら、
それ原理研だから行くな、って。」
「いい友達だ。」
「そう。助かったよ。
それで、次にその女子大生にあったときに合宿を断って、
あなた方、
その時は男子学生と一緒に来ていたからね。
原理研でしょ、って言ったら。
違います、っていうんだよな。」
「ほー。平気でウソをつく。」
「あれはひどかった。
あくまでも普通のキリスト教の教会です、で押し通すんだから。
もうわかっていたから、僕は原理研はイヤですときっぱり拒絶したな。
それでもそのあとも二度くらい下宿に来たかな。」
「相当なしつこさだねー。」
「困ったな、って思っていたんだけど、そのうちその女子大生は見かけなくなった。
あとで聞いた話によると、その女子大生はウチの大学じゃなくて、近くの有名国立大学の学生で、わしの大学には勧誘のために来ていたらしい。
ワシんとこは私大で、その時はまだ全共闘系の学生がいて原理研を追い出していたから、来れなくなったんじゃないかな。」
「原理研は学生運動末期に暴力学生追放運動なんてのをやっていたもんね。(笑)」
「うん。スラップ訴訟を連発しながら。
それで国立大学を中心にすごく勢力を伸ばしたんだよな。」
「そのころから統一教会はスラップ訴訟を得意技にしていたんだ。」
「日本の元祖スラップ訴訟は武富士ではなく原理研、つまり旧統一教会というわけか。(笑)」
「そういえば、山上君の母親も有名国立大学だったよね。」
「あれは公立大学だろ。
大阪市立大学。公立ではナンバーワンの高ヘンサチ大学じゃなかったかな。」
「学生時代に勧誘されてそうなっちゃったわけか。
悲惨だよなー。」
「旧統一教会は難関といわれる有名大学を重点的に勧誘の対象にしてきたから、官僚や政治家にも相当数の隠れ統一教会、原理研出身者がいるんじゃないかな。」
「日本はずっと反共であればオーケーの国だから浸透度はすごいだろう。
とくに自民党に対しては大昔から選挙協力や秘書の無料提供などを通じて密接な関係を築いているから、ほぼ全身旧統一教会状態といってもいいだろうな。小泉、安倍、菅なんかと続いた日にゃ、もう統一教会党と名前を変えたほうがいい。」
「しかし、おぞましいな、アベ内閣。」
「おぞましいといえば、こちらもね。(笑)」
「なんだ、これ。」
「いや、あべ氏の追悼演説。」
「(笑)すげーな。スターウォーズから来て追悼演説をやってんだ。ジャバザハット。
さすが外交のアベ。」
「ジャバザハットっていうんだ。」
「ジャバザハットにはどれくらいカネを回した?(笑)」
「その話は別にして、(笑)
あの野田氏の安倍氏追悼演説には腹が立ったなあ。
なんなんだ、あれ、って。」
「最低最悪だよな。
国民を裏切って、庶民や弱者をさんざいじめたあとで安倍氏に政権移譲。
民主党の裏切りをまだ国民は忘れてはいないからな。」
「民主党の菅内閣や野田内閣で国民を裏切った幹部たちが立憲民主党や国民民主党でまだ国会議員をやっているという。」
「国民を裏切ってひどい目にあわせたからまだ議員でいられるんだよ。」
「枝野やら野田やら、立憲民主党の幹部連中を見ていると吐き気がするわ。
あんなのサラリーマンやっててもイヤなやつだぜ。」
「唯一、鳩山、小沢政権はまともだったように思うけど・・・。」
「立憲民主党の連中、国民から人間性を見られちゃっているということに気がつかないんだろうか。」
「それはいまの国会議員すべてに言えるんじゃないか。
ロクなのがいない。
高給とって本人たちはいい気なもんだろうけど。」
「国会議員も官僚もマスメディアも国と国民の足を引っぱって苦しめているだけだものなァ。
腐敗しつくして末期症状のニッポン。
そりゃ没落するわ。」
「消費税増税のネオリベ野郎ども。
自民党、公明党、維新、立憲民主党。ついでに連合。
こいつらが日本と日本人の敵じゃ。」
「それに加えて、顔パンツ民族と化した国民。(笑)」
「救いようがない。(笑)」
「ナンマンダブツ。」
「岸田政権も安倍路線を引き継ぐだけ、みたいになっているしな。
年金を引き下げて公務員の給料を上げて、とか。
国民を強者と弱者に分けて分断して行く路線。
安倍内閣ほどえげつなくはないけど、基本路線は同じ。変えられない。」
「老人と若者の分断もな。
立憲民主党と自民党公明党の老人弱者から全世代への福祉なんてのもさ、老人弱者虐待路線そのものだ。
いまの日本人の老人へのヘイトを煽ってさ。
若者は将来に向けて生活をつくり出して行かなくてはいけないのだから、福祉じゃないだろ。」
「日本の福祉では生活を構築することもできなければ、家族をもって子どもを育てることもできないわけだものね。」
「若者には、安定した仕事と収入、安定した住居、安心して家族を維持できる環境だよな。
これは働き盛りの中年も同じ。
それでも苦しい、心身に障害のある人、プルクルステスのベッドのような現代資本主義社会に適応の難しい人にはしっかりした福祉。
これが人の命を第一にした真っ当な政治というものだろうよ。
それを言わないで、老人の福祉費を他の世代にも回しますよ、なんてのは全世代を滅ぼそうと言っているのと同じだ。」
「いまの国会議員にまっとうな人間なんていないよ。(笑)
そんなこと考えも及ばないさ。」
「ところで、プルクルステスのベッドってナニ。」
「プルクルステスというのはギリシア神話に出てくる盗賊でさ、
道行く人をベッドに寝かせて、ベッドからはみ出たらその部分を切断して、身長が足りなければ無理やりに身体を引き延ばして〇すということをやっていて、そのベッドのことをプルクルステスのベッドていうんだよ。」
「ほう。なるほど。」
「それを退治したのが英雄テセウス。」
「ふーん。」
「プルクルステスというのは今日はじめて聞いたけど、現実の国民、庶民の苦しみがわからない政治家や官僚というのも困ったもんだね。」
「この何十年来の国会議員、財務省を中心とした官僚というのがそれだな。」
「国民をいじめていれば自分たちの身分が保証されるという。」
「まあ、日本国民を幸せにしようという意思、気持ちはゼロだな。」
「いじめ、といえば、野田内閣、安倍内閣での生活保護バッシングもひどかったね。自民党が生活保護費の大削減を公約にして2012年の選挙で安倍内閣ができて、その公約はきっちり実行された。
その結果、受給者の人たちはど悲惨な状態に突き落とされて、自殺や健康を害して〇ぬ人たちが続出しているという。
さすがに裁判所もこれは違法とせざるを得なくて、
東京地裁、大阪地裁、横浜地裁、熊本地裁で違法判決が下りている。
オレはこの日新聞3紙に目を通したんだけど、そこまでやるかって作為、厚生労働省と安倍内閣の悪意に悪寒を覚えたよ。マジ寒気がした。
官僚や政治家って平気で人間を〇せる人たちなんだな。」
「それでも岸田内閣がそれを修正したという話は聞かない・・・。」
「年金も、世界最悪級の年金制度なのに、それをまだ悪くしようとしているんだから。
他の人たちはどれほど年金をもらっているのかな、と思ってちょっと調べてみたんだけど、年金の中央値は8万円なんだね。これが老後にもらえるお金のだいたいの標準だ。
年に120万円未満の人たちが57.2%もいる。」
「いまの老人がだいたいみすぼらしいのも仕方ないな。
ここでも格差拡大か。」
「うーん。
年360万円以上が0.3%だね。」
「1000人に3人か。(笑)」
「大金持ちは資産がスゴイから年金なんか関係ないだろ。」
「年228万円から276万円が少し多くて、約11%だから、このあたりが給料のいい大企業で定年まで勤めた人や公務員さんたちかな。」
「いや、公務員さんは年280万円以上あるでしょ。
私の友人でずっとヒラの教師やっていた人がそれくらい。
奥さんも教師だったから、生活楽で、いま海外旅行やっているよ。」
「うーん、この表を見ると、オレはこれまで最低線の年金かと思っていたけど、案外上の方なんだな。」
「どれくらい?」
「年に換算すると、・・・、180万円。
苦しいよ~。」
「・・・・・。」
「なんとかまともに生活できる年金をもらっているのは20%未満というところかな。
貯金2000万円が必要、というのはじつは今のわれわれ逃げ切りといわれている世代のことなんだね。
それにしても、自営や自由業の人たちは厳しいね。
日本の年金は3階建てになっていて、自営業や自由業、個人の職人さんなどがもらえるのは1階部分の国民年金だけで、月に6万6千円。
公務員や会社員で定年まで勤めた人は二階部分の厚生年金や共済年金がついて、大企業や公務員はそれにさらに3階部分の企業年金や職域加算がつく、という構造になっている。」
「長生きできるのは大企業の社員と公務員だけか。(笑)」
「あと大金持ち。日本はとんでもない格差社会でもあるからね~。」
「貧乏人は生きていてはダメ社会。」
「もうやめよう。
そういう現実を突きつけられると鬱になってしまう。」
「日本人の顔から笑顔が消えて久しいのもあたりまえだな。」
「なんとか希望を見出したいけど、いまのところいい材料が何もない。」
「大昔はこういうとき、救世主のような人物が現れた、と思うんだけど、そういうこともなさそうだな。」
「日本人からは勇気も失われているからね。」
「今日は暗いままで終わってしまったなァ。
ともあれ、健康にだけは注意して、希望の光を待とうじゃないか。」
「いいこと言うねえ。」
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「こちらで老人医療費値上げと消費税値上げのからくりの一例が語られている。
この動画は拡散してほしいなァ。