おっさんやじいさんが過激に語り合うブログ

今のニッポンがよーわからん、というおっさんやじいさんが、ハンマー?を手に政治・社会世相をがんがん叩いてみる\(^0^)/

「ところで、この東京オリンピックの開催中に

2021-08-12 21:48:42 | 日記
広島に原爆が落とされた慰霊の日が来たわけだけど、オリンピックはそんなの関係ない、という様子で、何のリアクションも無しだったんだけど、日本のテレビもひどかったよね。みなさん、チエックしてくれてた?」

「うん、ワシは8時からテレビをつけていたのだが、まあ、NHKは例年どおり放送していた。
ちらっと、テレビ朝日を見たのだが、テレビ朝日は競歩の実況中継をやっとった。当然、原爆に触れることはなかったじゃろう。」

「TBSはラビットとかいうおふざけだかなんだかよくわからない番組でジョナサンというファミレスの宣伝番組みたいなのを延々とやっていたね。」

「フジテレビのめざまし8はコロナ関係の報道をやっていたようだけど、原爆関係の話は一切なし。
テレビ東京は8時から温泉の旅行番組で、原爆投下時間の8時15分からは韓流ドラマだった。」

「日テレはスッキリとかいう番組で、ずっと司会者と空手の女性メダリストとの笑いながらのインタビュー生中継。司会者はニタニタ、メダリストは当然うれしそうだったけど、完全に8月6日の存在はなかった。
〇〇さんは、オリンピックの関係者全員の黙とうを求めるべきだと言っていたけど、それどころではないよ。(笑)
民放テレビは原爆投下の日を完全無視。日本の代表選手でも黙祷した人は皆無じゃないか?」

「ひどいものだ。」

「原爆投下の日に黙祷するのはわれわれの世代までかな。」

「日本政府もさ、広島の式典で、菅首相が原爆の非人道性に触れた主要部分を読み飛ばし。
いったいこの人たちはナニモノ?」

「原爆、核というものが、一般市民を大量に虐殺するとんでもないものだということを広く世界にアピールできる絶好の機会だったのにね。」

「いちおう記念式典を中継したNHKも例年なら放送している原爆特集番組をやらなかった。」

「・・・、アメリカへのソンタクなら、ブサイクな話だ。ク〇かよ。
アメリカは堂々と原爆を落としたんだろ?
それで、落とされた日本の政治家やメディアがビクビク、キョトキョトしていてどうするんだって話だ。」

「いったんその話はやめようよ。なんだかすごくみじめな気持ちになってくるから。」

「野党もク〇だな。政府はアメリカにソンタクし、野党は政府にソンタクする。(笑)」

「ひどい国になったものだ。」

「昔は野党はもう少しはマシだったんだけどな。
今の野党はほんとうにお話にならない。」

「悪政の受け皿?(笑)」

「まあ、そんな連中だ。」

「ところで、日本政府が反核に消極的なのは原爆投下と東京大空襲をはじめとした都市爆撃が日本の暗黙の了解で行われたからだ、という説もあるね。
ふと、そんな都市伝説だか陰謀論だかの話を思い出したよ。」

「そういう話が出てもおかしくはないよな。
だって、広島も長崎も犠牲者の数が多すぎるもの。
そりゃ空襲警報もなしで、都市のど真ん中に原爆を落とされればとんでもない犠牲者の数になるのは当たり前だ。」

「そういわれてみりゃ、日本の各都市への空爆もな。
ワシの母ちゃんは空襲経験者なのだが、空爆の目標として風呂屋の煙突がねらわれた、それは工場と間違われたからだ、なんて言っとったが、それは政府の洗脳だな。
そんなの間違うか?(笑)
その証拠に軍需工場や大工場はほとんどやられていない。
目標とされたのは日本国民、一般庶民であるに間違いないのだ。
原爆も大空襲も一般市民を標的にしたものだったことにワシもいま感づいたぞ。(怒)」

「そうすると、アメリカ政府と日本政府が共謀して日本の一般庶民を大量〇害したというのか?
さすがにそれは無理があるなァ。」

「・・・・・。」

「いや、可能性はあるね。
youtubeから今は消されてしまったモーニング宇宙ニュースという動画があったんだけど、そこでいい掘り起こしをやっていた。
敗戦後何か月かは東久邇宮稔彦王を首相とする皇族内閣だったわけなんだけど、その東久邇宮稔彦首相が戦後すぐの演説で、戦争の責任は天皇に戦争を行わせた国民にある、と演説したというんだな。」

「ええー?」

「初耳だそれは。」

「ははあ、それで天皇の戦争責任はなかったということになるのかな?」

「そうみたいだね。」

「うーーーん。
そうすると、原爆と大空襲は天皇に戦争をやらせた日本国民への罰ということか・・・。」

「建前はそうなるんだろうな。
さらに裏の事情としては国民から抵抗力を奪っておとなしくさせることと、早く敗戦処理をしてソ連の介入を防ぐということもあっただろう。
何といっても日本政府の基本は反共だから。
その反共でアメリカの深部と日本の間で戦後方針が決まったといっていいんじゃないか?」

「マッカーサーは反共だけど、そこまで深いところは知らなかったみたいだね。彼は原爆投下も大空襲計画も知らされず、戦後、アメリカの日本への原爆投下はアメリカの政治的失敗だと言った。」

「原爆や大空襲がなくとも日本は降伏していた、とも言っていたな。」

「マッカーサー元帥の失脚の原因が見えるようだ。(笑)」

「マッカーサーは生粋の軍人だったんだなー。
ところが政治の深いところでは別の思惑が進行していた。
たぶん、その別の思惑がいまの政治をも支配しているんだろうな。」

「そうみたいだね。」

「原爆投下と大空襲はカーチスルメイ将軍の担当だったんだけど、このカーチスルメイ将軍には昭和天皇から勲一等が与えられている。その推薦人が小泉元首相の父親である小泉純也元防衛庁長官だったんだな。」

「小泉、野田、安倍、菅と続く国民虐待路線か。
国民を平気で見殺しにする連中だものなァ。」

「いま現在も見殺しにしている。」

「格差大拡大、消費税創設、消費税増税、社会保障・福祉の大削減、役立たずは〇ネ路線。
吐き気がするほど残酷な政府、政治が続いているもんな。」

「菅内閣になって年金を少し上げようかという話は出ている。
焼け石に水だろうけど、世界最高報酬の国会議員や正規公務員の収入ばかり上げて、年金や社会保障費を削減してきた安倍政権よりは少し、マシかなとは思ったが。」

「菅内閣は安倍内閣だよ。安倍一味によるお仕着せ内閣だからさ、内閣のメンバーだってほとんど安倍一味だろ。
やることも疑問だぜ。このコロナ禍の最中に最低賃金を上げようとか。
これ零細中小企業へのねらい打ちだろ。いまやることは失業対策であり、困窮する国民への手当て、補償だ。」

「ほんとうに残酷だよな自民党は。わざと庶民に密着した零細な商売をツブしている。

「安倍内閣というのは加藤官房長官や杉田官房副長官をはじめ、自民党役員、閣僚の面々、たしかにそうだな。(笑)」

「菅首相は自分の地位だけ守っておけばいいという操られ人形のおじいちゃんといったところだな。だから、国民はまったく救われない。」

「典型例が生活保護費だろうね。
安倍政権の大削減で地域やその人の生活状況によっては健康を維持することさえ難しくなっているそうだ。
まさしく〇ネ状態だね。
安倍政権が生活保護費の大幅削減を公約にしていたこともあって、2013年からずっと削減を続けていたわけなんだけど、安倍政権の末期に加藤信勝厚労大臣がスゴイ削減でダメ押しをして公約実現となったらしい。
さすがに大阪地裁がこれは憲法違反だという判決を出したのだけど、菅内閣、田村厚労相は判決をシカトして見殺し状態を続けているというのが現状だ。」

「言葉が無い。」

「まさに〇ネ。」

「オリンピック、の陰で見殺しにされて行っている人たちの多さよ。」

「もうすぐパラリンピックだけど、あれもオリンピック同様問題じゃない?
障がい者でも資本家の役に立ちそうな者は認めるが、それよりさらに苦しい状態の障がい者は排除、抹殺。
そして、その役に立つ障がい者も、互いに競え、戦え、というイデオロギー。」

「・・・うん。」

「けっきょくは貴族支配の奴隷制社会の再現になっちゃっているんだよ。」

「そりゃあ、政府や資本家の役に立たない老人や、障がい者は見〇しにされるわな。」

「貧しい階層の人々や失業者もね。」

「〇ちこぼれや資本主義社会における敗者も、〇ネだな。
日本はまさにその方向に向かっている。」

「なんとか自民党公明党維新、国民民主党立憲民主党といった連中の政治から抜け出さなくてはならないのだが・・・。」

「がっちりと決められていてどうすることもできない政治状況なんだよね~。」

「まさに新自由主義ファシズムといったところだなあ。
これは厚生労働省という存在に端的に現れているよ。
厚生省と労働省を合体させてひとつの官庁にするという発想がさ、まさしくファシズムというかナチスなんだよ。
みんな平気みたいだけど、ちょっと考えたらゾッとするよ。」

「厚生省自体もじつはヒドイ官庁だったんだけど、それでも労働省と一緒になる前にはいい政策提言も行っていた。
大昔読んだ羽仁五郎さんの都市の論理に、厚生省が福祉の長期目標を立てたんだけど、それを大蔵省がツブしたという話が書かれてあったな。」

「都市の論理か。(笑)」

「いま読み直しても面白いよ。
大蔵省が税金を国民のためには使わず、企業にばかり注ぎ込んでいる、なんてことも書かれている。
昔から大蔵省つまり財務省はそういう官庁だったんだなあ。」

「それが現代ではさらに残酷になりあからさまになっているということか。
それで自民党議員である片山さつき氏の言動が理解できる。まさにあの弱者に対する冷酷さ残酷さこそが財務官僚なんだ。」

「厚生省と労働省を一緒にしたのは小泉政権だっけ。
清和会政治と言うのはナチスなんだな。」

「そのころに経済企画庁も廃止されたんだっけ?旧官僚機構ではいい働きをしていた官庁。」

「複雑だよね。戦時中からアメリカと結びついていた昭和天皇腹心の岸信介、そしてカーチスルメイ将軍と小泉純也元防衛庁長官あたりの流れ。
ま、どちらも改憲して国民をアメリカというか資本家の醜のみ盾にしようという路線であることは間違いない。」

「ひどい目にあわされるのはいつもわれわれ庶民。
ま、もう年だから、どうでもいいけど。(笑)」

「〇ネ、〇ネ言われているよ。(笑)」。」

「弱者は日々大量に見〇しにされている。原爆投下、大空襲の延長だと考えればコワいな。」

「ところで次の衆院選をどう見る?」

「いまの野党じゃなァ・・・。」

「でもとりあえずいまのような自民党絶対多数状態は抜け出さないとね。安倍一味をはじめとする自民党と官僚たちはは日本人の生存権を踏みにじろうとしているわけだから。」

「でもどちらにせよ、ニッポン庶民は救われないよ。」

「しょうがないよ、戦前、戦中だって似たような状態だったんだから。アメリカがおかしくなれば万事休すさ。(笑)」

「情けないことだ。
恥ずかしいなァ。みじめだなァ。」

「若い連中はそんなこと思ってないさ。(笑)」

「しかし、トシを取って弱るということがこれほど恐ろしいものだとは思わなかったなァ。」

「ナムアミダブツ。」

「・・・・・。」