食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【た(さ-わ行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.30

2023年07月01日 | 毎日クロス辞書/本文
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
た(さ-わ行)気になる言葉の辞書 P.30/54



いつも毎日新聞クロスワードサポート(気になる言葉の辞書)にお越し頂き、誠に
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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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た(さーわ行)
他山の石 = 他人の誤った言動でも、自分の才能や人格を磨く反省の材料とすることができるという例え。
多神教(たしんきょう) = 複数の神々を同時に崇拝する宗教。自然現象を人格化したものや、人間生活の様々な局面を投影した独自の性格と形姿をもつ神々に対する信仰。原始的諸宗教や古代の宗教の多くはこれに属する。
(ただ) = 投/只の字をカタカタに置き換えると「ロハ」。昔の方や商売人はよく使っていた。
辰巳・巽(たつみ) = 十二支で表した方位で、辰(たつ)と巳(み)の間が南東の方角。辰巳芸者=江戸深川の遊里の芸者。きっぷがよく、張りがあるとされている。投/子・丑・寅~と続く十二支は方角でも使われ、江戸城から見て深川(現・江東区)は南東に当たるため、辰巳芸者と言われた。
立て看板(タテカン) = 京都大学・吉田キャンパス周辺に立て看板(タテカン)が多数設置されていた。投/景観保護か表現の自由か、現在も法廷闘争が続いている。学生運動が盛んな1960年代から続いてきた。投稿者も、学生運動をリアルに見て来た時代があった。時が移り、学生運動も労働組合活動も風前の灯火。大手労組が、自民党を支持する時代に・・・
立役者 = ①一座の中心となる重要な役者。②転じて、重要な役割をする中心的人物。投/「大(おお)舞台に立つ」「~の舞台裏」とメディアでは使う。どちらも舞台や寄席用語から転じた言葉とされているが、オリンピックやWBCなどスポーツの世界に使うことに投稿者は以前から違和感を持つ。それに代わる言葉がないか?ステージも同じ意だろうし。
(たで) = ①タデ科タデ属の植物の総称。②特に葉を和風香辛料とするヤナギタデなどを指す。「蓼食う虫も好き好き」、辛い蓼を食う虫もあるように人の好みはさまざまである意。
伊達政宗(だてまさむね) = 安土桃山・江戸初期の武将。独眼竜と称される。投/「だて」とは、人目をひく派手な行動や派手な服装、好みが粋、洒落ているさま(伊達男など)。語源は、「忠義立て」などの「だて(立て)」である。一方、伊達政宗や家臣が華美な服装で人目をひいた説がある。しかし「だて」に「伊達」の漢字が使われるのは、当て字と考えられる。
774date 仙台の政宗像
堕天使(だてんし) = キリスト教で、悪魔のこと。もとは天使であったが神とその座の高さを競い驕慢の故に天上を追われた。ルシフェル。投/歌謡曲の世界は堕天使や天使のタイトルや歌詞が多い。最近の曲は分からないので、堕天使は中森明菜の「DESIRE」。天使は「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)、「天使のウインク」(松田聖子)、「天使の誘惑」(黛ジュン)、「天使のささやき」(スリーディグリーズ)他、多数。天使のブラ(トリンプ)は着けたことはないが、とろり天使のわらびもちは食べた。様々な用途に使われる。
畳紙(たとうがみ) = ①折り畳んで懐に入れておく紙、懐紙。畳紙(たたみがみ)の転。②厚い和紙に渋や漆を塗り、4つに畳むようにして折目を付けた包む紙。和紙、結髪(ゆいがみ・ゆがみ)の道具などをしまう。投/タトゥシールとは違うよ!
827tatou 着物用
棚浚え(たなざらえ) = 整理のため、商品棚にある商品を全部取り出して廉価に売ること。在庫一掃のクリアランスセール。投/安倍派解散どころか、金に汚い自民党議員一掃の”棚浚え総選挙”を願いたい。議員もダメ、頼りの特捜部もダメでは話にならん。最後は、国民の投票(選挙)で決着を付けるしかない。最近は、岸田首相のことを「キシダメ」と言うらしい。
頼みの綱(たのみのつな) = 苦境の中で頼りにしてよりすがっている人や物。投/当ブログでは枯渇する「鮪」を説明する投稿カテゴリがあり、マグロだけにサブタイトルを“頼みのツナ”と銘打っている(笑)。
旅立ちの日に = 投/卒業ソングの定番になったこの曲は、1991年に埼玉県の秩父市立影森中学校の教員によって作られた合唱曲。作詞は当時の校長だった小嶋登氏、作曲は音楽教諭の坂本浩美氏による。投稿者が思い出深いのは、テレ朝「題名のない音楽会」の卒業ソング特集で、小嶋氏が出演して初めて知った。しかしその放送1~2週間後の、2011年1月20日に死去(80歳)。収録は1か月以上前?と思われるが、元気だったのにとショックを受けた。
だふ屋 = 「だふ」は「札」の倒語。入場券や乗車券を買いこんで、高く売り付ける商売の人。投/過去、暴力団はダフ屋を牛耳り恰好の収入源だった。そのため歌手・アーティストの人気急増、人気の翳りを一番把握していたと言われる。しかし昨今は電子チケットに替わられ、収入源を閉ざされ解散に追い込まれている。ダフ屋は死語か? でも思いっ切り”地球を叩く”、「ダフる」のゴルフ用語は残っている(語源は別)。
卵(玉子) = 投/卵と玉子の字の使い方は、決まった定義がないので難しい。一般的には生物(なまもの)を指す場合や生の食品は「卵」、加工度が高い場合は「玉子」としているがバラバラ。たまごやきは加工されていても、卵焼きが一般的。さて、卵やもやしは「価格(物価)の優等生」と言われる。それにはカラクリがある。スーパーは、卵やもやしを”目玉商品”として異常なほど低価格を売り物にしている。そのため、とばっちりを受けた両業界が泣いている。スーパーの安値PR戦略とは言え、自分達だけが低価格に押さえ込まれるのは不当と嘆く。時代が変わったなと思うのが、高級あるいは貴重な卵を使った卵掛けご飯だけをメインにした外食店や持ち帰り弁当店がある。なお妻の料理で最高に美味しいと思えるメニューは、卵掛けご飯と納豆ご飯。トホホ・・・
玉磨かざれば光なし = 「玉琢かざれば器を成さず」(たまみがかざれば・きをなさず)。すぐれた才能を有していても、修養を積まなければ立派な人物になることはできない。投/男性諸氏の下ネタにも使える例え。
回し(たらいまわし) = 一つの物事を、責任をもって処理せずに次々と送りまわすこと。「政権の-」、「あちこちの病院を-にされる」。金盥(かなだらい)は、金属製の盥。投/政治的盥回しは、日本の首相を指す。無能・右翼思想の持主による盥回し。
だらりの帯 = だらりと結び下げる帯の結び方。江戸時代の女性に流行し、現在は京都の舞妓などに残る。
777darari 祇園の舞妓さん
ダリ = スペイン、カタルニア生れの画家。緻密な写実的手法で夢や空想の世界を描く。1904-1989年没、宝飾などの装飾美術にも活躍。投/ダリって“ダリ(誰)”?と思えるような異様さだ。ダリの絵画で印象的だったのは、時計が溶けていくような「記憶の固執」(柔らかい時計)でしょうか。ピカソと同様に、作品の意図はさっぱり分かりません(苦)。
771dali
垂木(たるき) = 屋根の裏板を支えるために、棟から軒に渡す木材。
達磨(だるま) = 菩提達摩、禅宗の始祖。南インドのバラモンに生まれ、中国に渡って少林寺に入り、9年間の面壁坐禅し、悟りを開いたという。それには伝説的要素が多い。
団塊の世代(だんかい・-) = 他世代に比し人数が特に多いところから、日本で1947(S22)~49年のベビーブーム時代に生まれた世代。投/作家で経済企画庁長官も務めた堺屋太一氏(故人)の小説『団塊の世代』の題名から、のちに名付けられた。世代人口が多いため、選挙や国政で大きな影響力を持つとされる。彼等が、昭和中期・後期のひと時代を作った。頑張ったが今やTVの健康食品の過剰CMに眼が行き、健康・病気を始め、物価値上がり・年金下落を気にする大構成員となってしまった。
啖呵売(たんかばい) = 大声で口上を述べ立てて物品を売ること。ごく当たり前の品物を、巧みな話術で客を楽しませ、いい気分にさせて売りさばく商売手法、またはそれを用いる人。辞書では、たんか・うりで載っている。
断魚渓(だんぎょけい) = 島根県中央部,江の川(ごうのがわ)支流の濁川(にごりがわ)にある渓谷。急崖・急流が続き、魚類が遡上できないのでこの名がある。3.6kmにも渡る奇岩・怪岩、鮎の遡上を遮る神楽淵にちなみ断魚渓と言う。
タンクトップ = tank top。首・腕を大きく露出したランニングシャツに似た上衣。タンクは水泳プールの意で、水着の上半身部分を取り入れたことからの称。投/女性の胸を強調したデザインなので、タンクとトップは乳房を表す意味かと良からぬ解釈をしていた(苦)。
男爵芋(だんしゃくいも) = チコ情報/1856(安政3)年生まれ。川田龍吉(りょうきち)男爵が、北海道の農場で品質改良を繰り返して作られたじゃがいも。川田家の家業が海運業で、渋沢栄一から函館ドックの立て直しを依頼され北海道へ。男爵の身でありながら、仕事の傍ら財産を注ぎ込み熱心にじゃがいも栽培を行なった。地元の農業者から慕われ、「男爵芋」と名付けられる。投/じゃがいもへの熱意の根底には、異国(英国)の女性との“叶わぬ恋”があった、詳しくはネット検索で。
ダンチョネ節 = 大正から昭和にかけて酒席で流行した唄。神奈川県三浦市三崎を中心に広まり、今では神奈川県民謡の扱いをされている。漁師の掛け声とも「断腸の思い」(何が、非常に苦しく悲しい気持ちなのか不明)など諸説、後付け説があってはっきりしない。
断トツ(だんとつ) = 「断然トップ」の略。他を大きく引き離して首位にある意の俗語。「-の優勝」。投/スポーツアナがTV中継で「断トツのトップ」と叫ぶが、重ね言葉。故・石原慎太郎氏が言い始めた説がある。
段ボール = 名の由来は、原紙にボール紙を用いていたことと、断面の波型が階段状に見えることによる。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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