食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【い(た-わ行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.4

2023年10月26日 | 毎日クロス辞書/本文
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い(た-わ行)気になる言葉の辞書 P.4/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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い(た-わ行)
幼気盛り(いたいけ・-) = 子供の極めて可愛い年頃。「幼気」小さくて愛すべき様。美しく可愛らしい様。「イヤイヤ期」は、子供が成長する過程で自己主張が激しくなる2歳前後の時期。意にそぐわないと、「イヤ!」と拒否するため。親にとってはつらいが、子供の発達には大切な時期。投/手に負えなくなった親のほうが怒り出して、「イヤイヤ」ではなく”ダメダメ”を連発する「親のダメダメ期」かも。子育てが大変なことは分かるが、育て方を間違えると親も子も、将来、後悔することに。
板子(いたご) = ①和船の床に敷いた揚げ板。「板子一枚下は地獄」船乗り稼業の危険なことのたとえ。②すぐ近くに恐ろしい災難が待っている。「一寸下は地獄」とも。投/板子となれば鳥羽一郎の世界、兄弟船など名曲揃い。「男の港」では、歌詞に板子が出てくる。「♪板子一枚生命(いのち)をはった、男度胸の海が呼ぶ~」。
韋駄天走り(いだてん・-) = 足が早い人を指す言葉で、元々は仏教の僧や寺院の守り神の総称。仏舎利(釈迦の遺骨)を盗んで逃げた鬼を追い掛けて、韋駄天が取り戻した逸話から。街の中、チャリンコの韋駄天走りほど怖いものはない。“欽ちゃん走り”が微笑ましい、歳がバレる。
板に付く = 板とは舞台のこと。①俳優の芸が経験を積んで舞台にぴったりと調和する。②転じて、任務・職業また服装・態度などがその人にしっくりあう。
傷み分け・痛み分け(いたみわけ) = ①相撲で取組中、一方が負傷したために引分けとすること。②互いに損害を受けたまま引き分けること。
一衣帯水(いちいたいすい) = 一筋の帯のように狭い川。また海や川によって隔てられているが近いこと。「衣帯」は帯を結ぶこと。
一意専心(いちいせんしん) = 他に心を向けず、その事のみに心を用いること。投/つい先日、岸田首相が経済対策の説明時に使った。さらに「経済!経済!経済!」と叫んだが、それでも国民に伝わらない。果たして、日本の政治的取り組みが経済・一意専心でよいのだろうか。この人は首相になって何をやり遂げたいかではなく、ただ首相になりたかっただけの人物。解散への一意専心を諦め、そろそろ首相の座からお引き取り願いたい。
一言居士(いちげん・こじ) = 何事にも自分の意見を一言しなければ気のすまぬ性質の人。投/TV番組のコメンテーターは、「一言居士」の集まりのよう。強引・的外れな持論を繰り返す、コメンテーター諸君にウンザリ。
一期一会(いちごいちえ) = ①茶道で、1つの出会いを大切にして悔いのないように茶を立てる心構えを言った語。②生涯にただ一度まみえること。一生に一度限りであること。投/本来は深い・重い意味なのに、映画名を始め安易なことに使われていることを懸念する。
一事が万事(いちじがばんじ) = 一事を見れば、他のすべての事を推察できる。一つの小さな事柄の調子が、他のすべての場合に現れる。
一日の長(いちじつ・-) = ①他の人より少し年をとっていること。②経験や技能などが他より一歩すぐれていること。
一膳飯屋(いちぜん・めしや) = 江戸時代に始まった、盛り切りの一膳飯を食べさせる飲食店。簡易食堂。投/コロナ禍では、テイクアウトのみの店も一膳飯屋かも・・・
一段落(いちだんらく) = ①一つの段落。ひとくぎり。②転じて、ものごとがひとくぎりしてかたづくこと。「仕事が-した」「-つく」。投/どの辞書にも「ひとだんらく」とは書いてあるが、「いちだんらく」のほうが正確だ。
一頓挫(いちとんざ) = 順調に進んだ事が突然に停滞すること。事業や計画に突然に支障が出て、見通しがなくなること。「長年の計画に-を来す」。
瓜実顔(うりざねがお) = 瓜の種に似た、色白く面長・やや細長い顔。投/瓜のような顔と理解していたが、間違い。言葉のように、「瓜実」=瓜の種に似た顔なんですね。イメージとしては同じですが。

いちびり = ①近畿方言の名詞で、ふざけてはしゃぎまわること、その人。②お調子者、目立ちたがり屋。市場のような活気あるやかましい様子の言葉・市振(いちぶ)るの転化。
一目置く(いちもく・-) = ①囲碁で、弱い方が石を一つ置いて始めること。②転じて、相手の力量に敬意を表し一歩譲って接する。
いちゃもん = 文句を言うために無理に作った言いがかり。-・をつける。「いちゃ」は、「いちゃいちゃ」「くちゃくちゃ」「ねちゃねちゃ」など擬態語で、粘着質のものが粘りつく様子を表す。「もん」は、文句。関西発祥語とも言われている。
の望み(いちる・-) = 絶えようとするさま。わずかにつながっているさま。「-の望み」。「一縷」とは、1本の細い糸すじ。
一六銀行(いちろく・-) = 質屋(しちや)の俗称。一と六の和「七」が「質」と同音のところから。投/セブン銀行じゃありませんよ。若い方には、質屋そのものをご存じないため説明すると、物品を質として預かり、金銭を貸し、利子を得る職業。江戸時代以降の庶民の金融機関。質屋と言うと昔は物暗かったが、現存する質屋は金券ショップの大黒屋などオープンな店作りをしている。親の遺品、ホステスさんのスポンサー(オヤジ)や元カレから貰ったバッグを換金するお客で盛況だそうだ。
一丁目一番地 = 最重要事項。最優先課題。“おじさんビジネス用語”。
行って来い = ①取引で、相場が上または下に動いた後、もとに戻ること。②差引損得のないこと、プラスマイナスゼロ。“おじさんビジネス用語”。
一天地六(いってん・ちろく) = 「采」(さい)、さいころ。dice・ダイス。さいころの面は、天地東西南北を象徴しているとされる。1が天、6が地、5が東、2が西、3が南、4が北となる。
一般論 = 個別的・具体的な問題を保留したまま、一般的な事柄だけを論ずる議論。「-に終始する」。投/岸田首相や大臣の国会答弁、首相記者会見で「一般論としては~」の言葉が出た途端、はぐらかそう・誤魔化そうとする魂胆がミエミエになる。政治家や有名人は、包み隠さず誠実に事実を話すべき。またメディアも突っ込んで、逃げの姿勢を許さない態勢を作って欲しい。
イッヒロマン =  Ich-Roman・ドイツ語。作中の主人公が「私は(Ich)」という一人称で物語る形式の小説。一人称小説。19世紀初めのドイツ文学に流行した形式。ゲーテの「若きウェルテルの悩み」など。
いとし子(いとしご) = 可愛い子。「いとしい子(可愛い子)には旅をさせよ」(甘やかせずに、世の中の辛さや苦しみを経験させよの意)。投/コロナ禍で新ことわざ?「可愛い子には旅をさせるな」(帰省や旅行で感染するな・感染させるな)。
犬公方(いぬくぼう) = 徳川5代将軍・徳川綱吉のあだ名。生類憐みの令(しょうるい・あわれみの・れい)で、動物の虐待・殺生の禁止までに及んだことによる。
犬侍(いぬざむらい) = 武士道をわきまえないような侍を罵っていう語。因みに「芋侍」は、田舎出の侍、または貧乏侍、能なしと蔑んで言う言葉。
犬も歩けば棒に当たる = ①物事を行う者は、時に禍いに遭う。②やってみると思わぬ幸いに会うこと。投/元々の意味は、①犬がふらふら出歩くと棒で殴られるような災難に遭ったりする。 余計な行動を起こすべきでないとの戒めだった。しかし昨今は、営業マンは数多く客先を回ればそのうち注文が取れるなど、②のような使い方が多くなった。
居ぬ・去る・無し・未完 = 笑い言葉 < 犬がいてもvs居ぬ、猿が近づいてもvs去る、梨があるのにvs無し、完熟蜜柑(みかん)でもvs未完。投/またまた出題者・西尾徹也先生のギャグが冴える。昔のギャグでは、「刷毛に毛があり、禿げに毛がなし」。「バカは死ななきゃ治らない。ハカ(墓)は死ななきゃ入れない」などが。
井上ひさし = 小説や台本の仕上がりが極めて遅いこと(遅筆)で有名。2010年に75歳で亡くなり、戒名は「智筆院戯道廈法居士(ちひついん・ぎどうかほうこじ)。投/作品は素晴らしく、印象的なのは「吉里吉里人(きりきりじん)」の小説やNHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」の台本など。
意馬心猿(いば・しんえん) = 煩悩・欲情・妄念の抑えがたいのを、奔走する馬や騒ぎ立てる猿の制しがたいのにたとえていう語。
意味深長(いみしんちょう) = 意味が深く、含蓄のあること。言外に意味のあること。投/広辞苑には、意味深長と「意味深」も載っている。「意味深」や「怒り心頭」(~に発する)など省略して使われるが、本来の意味をなさないので、できれば短くしないように。発するを、「達する」と間違って使っている人が多い。
妹背(いもせ) = 愛し合う男と女、夫と妻、兄と妹、姉と弟についていう言葉。
芋の煮えたも御存じない = 物事に無知またはうかつなこと。しばしば、甘やかされて育ち世情にうとい者をあざけって言う。
医薬部外品 = 人体に対する作用の緩やかな薬品で軽度の不快・不調に対して用い、厚生労働大臣の指定するもの。予防・衛生を目的に作られている。
伊予(いよ) = 愛媛県の旧国名。投/クロスワードパズルで、出題者が困った時の“伊予頼み”。「伊予」の出題が多く、様々なパズル歴が長い投稿者は「伊予」と答えた回数は2桁を越えると思う。”いよいよ”ベテランの域。
威容(いよう) = 他を圧するようないかめしい姿。威厳のあるかたち。「-を誇る高層建築」。
(いらか) = ①屋根の大棟。また棟瓦(むねがわら)。②瓦葺(かわらぶ)きの屋根。「-の波」。③切妻屋根の三角形の部分。「切妻屋根」(きりづまやね)とは、棟を界として両方に流れを持つ、二つの斜面からできている山形の屋根。投/文部省唱歌「こいのぼり」の歌詞、「♪甍の波と雲の波~」と歌われる。
804kiritsuma 切妻屋根
入会地(いりあいち) = 一定の人々の間で入会の権利が設定されている山野・漁場など。例・入会浜。
色収差(いろしゅうさ) = レンズで像をつくるときに、光の分散が原因で一点に集まらず点像を生じず色ズレとして現れる。
色の白いは七難隠す(-・しちなん・-) = 女の肌が白いのは、少しくらい醜くても美しく見せる。「七難」とは、多くの災難・または欠点。投/うっかり女性への「誉め言葉」に使うと、怒られますよ。
以呂波歌(いろは・うた) = 手習歌の一つ。音の異なる仮名47文字の歌から成る。「色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為(うゐ)の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず」。
異論(いろん) = 他とはちがう議論・意見。「-を唱える」。投/TBS報道番組の「ニュース23」、MC筑紫哲也氏の名物コーナー「異論!反論!OBJECTION」が懐かしい。その筑紫氏を慕ったTBS「報道特集」キャスターの金平茂紀氏が、22年9月に番組から降ろされる。政府・自民党の、メディア潰しが熾烈化している。“報道のTBS”と言われた同局も、安倍首相以来、昨今は社長幹部らが何度も首相と飲食を重ねる状態になっており、金平氏の存在が煙たかったようだ。「異論!反論」ができないTV局・新聞社に価値はない。
鰯の頭も信心から(いわし・-・しんじん) = イワシの頭のようにとるにたらないものでも、信ずる気持ちがあれば尊いものに見える。信仰心の不思議さをたとえた語。
岩田帯 = 妊娠した女性が、胎児の保護のために腹に巻く白布。5か月目の戌(いぬ)の日から、するものとされる。結肌帯・斎肌帯(読み方=いはだ・ゆはだ・ゆわだ等)から転じた言葉。
(いん) = 音読みは「いん」。投/コロナ禍、数多くTV出演されている東邦大学・小林寅喆(いんてつ)教授の名で読み方を知った。投稿者は最後の寅年か?もう少し吠えて終わりたい。トラ・トラ・トラ~平和願望なのに、戦争用語を使ってしまった。
印画紙 = 投/撮った写真を印画紙に焼き付けたのが、オールドスタイル。デジカメ・スマホ全盛時にフィルムと印画紙の組み合わせは絶滅か?と思いきや、何とレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)「写ルンです」が若い方にウケているそうだ。画像が淡い感じがして、新鮮とのこと。それとフィルムは、今でも警察が現場写真や分析用に撮影している。近代技術に遅れたのではなく、デジカメだと画像加工がしやすく被告側(弁護士側)から証拠捏造と疑われないため、あえて採用している。
因果律(いんがりつ) = 一切のものは原因があって生じ、原因がなくては何ものも生じないという原理。因果性の法則化された形式。
印鑑(いんかん) = 印肉は印を押すのに用いる色料。艾(もぐさ)またはパンヤに、ひまし油・松脂・白蝋をまぜて着色したもの。投/「印鑑を持参して下さい」などと、判子と印鑑を同じ物と思っている方がいるが間違い。印鑑は、判子を押した後のマーク・印影を言う。役所の印鑑証明は印影を登録するもので、判子そのものを登録するものではない。
印紙(いんし) = 国税庁のHPには、「国が発行している印紙には、収入印紙、自動車重量税印紙、雇用保険印紙、自動車検査登録印紙、健康保険印紙、特許印紙及び登録印紙などがありますが、印紙税を納付するのは収入印紙によらなければなりません」と書かれている。投/収入印紙などは馴染みがあるが、勉強不足で雇用保険・健康保険印紙の存在を知らなかった。印紙自体が前時代的で、取れるところから取るお国の根性が腹立たしい。
インジケーター = indicator。①蒸気機関・内燃機関・空気圧縮機・往復ポンプなどで、ピストンの位置とシリンダーの内部の圧力の変化との関係を図示する器械。②野球の球審がアウトカウント・ボールカウントを忘れないために用いる計数器。③自動車の方向指示器。
印象派(印象主義) = 1860年代、フランスで起こった絵画を中心とする芸術運動。官展に対抗する画家たちが写実主義を継承しながら自然の変化をより正確に捉えようと、対象の輪郭線も固有色も否定し、筆触のアラベスクのような画面を作り出した。モネの絵の題名「印象―日の出」に由来する名で、マネ・ドガ・シスレー・ルノワールらが代表者。彫刻・音楽・文学批評などの面にも広がる。
因数(いんすう) = 一つの数または式がいくつかの数または式の積によって形成されている場合、その個々の数や式。因子。
印相(いんそう) = ①仏・菩薩が手に結ぶ印の形。②仏教において手の指で様々な形を作り、仏・菩薩・諸尊の内証を標示することを指す。
808insou
インターポール = International Criminal Police Organization。通称、INTERPOLと呼ばれる。インターポールに、銭形警部はいたのでしょうか? (ルパン三世より)。
陰に陽に(いんに・ように) = ①ある時はこっそりと、ある時は表立って。②陰(かげ)になり日向(ひなた)になり。③常に。「-援助する」。
インバウンド = Inbound。①外国人が訪れてくる旅行のこと。②訪日外国人旅行、または訪日旅行。元々の意味は「外から内の(in)」「方向へ(bound)」のこと。英語の使い方としては、飛行機や船舶の「本国」への帰国便を指す。投/日本語の使い方は、本来の意味から若干異なる。
インボイス制度 = invoice。商品ごとに消費税率と消費税額などを記した請求書のこと。年間売上1000万円以下の零細企業にも適用されることになった。投/商売をする以上は消費税を納付するのは当たり前の声もあるが、家族や旦那だけの小規模会社もある。手間が膨大で、弱い者いじめとも言われる。制度に加入しない選択肢もあるが、その場合は取引会社が消費税を払うことになる。相手会社から取引停止を余儀なくされ、廃業を迫られ”インボイス倒産”が懸念される。政府は零細企業から税金をふんだくるのではなく、儲けが有り余る大企業から取るべきだ。毎回、消費税率がアップされると、必ず大企業の法人税率が下がるカラクリをご存じですか?
隠喩(いんゆ) = 言葉の上では、たとえの形式をとらない比喩。「…の如し」「…のようだ」などの語を用いていない比喩。「雪の肌」「ばらの微笑」の類。
引用符(いんようふ) = 文中で、他からの引用であることを示す符号。強調・解釈、また「いわゆる」などの意を表すのに用いる。和文では「」『』、欧文では“”などで、引用した語句を囲む。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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