食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【か(あ-か行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.10

2023年10月11日 | 毎日クロス辞書/本文
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か(あ-か行)気になる言葉の辞書 P.10/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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か(あ-か行)
カーキ色 = 黄色に淡い茶色が混じった色。枯草色。軍服の色のような色。khak・ペルシャ語。
ガーゼ = gaze・ドイツ語。パレスチナ・ガザ産の織物が用いられたことからの名。織り目の粗い平織りの柔らかい綿布。医療用や肌着・ハンカチーフなどに用いる。
ガーバ(ガアバ)神殿 = サウジアラビアのメッカにあるイスラーム教のモスク、「マスジド・ハラーム」の中心部にある立方体の建造物で、その一隅に聖なる黒石がはめこまれているイスラームにおける最高の聖地とみなされている聖殿。但し毎年300万人が集まり、過去、延べ数千人が圧死している。
794mecca
戒厳令(かいげんれい) = 戦時・事変に際し、立法・行政・司法の事務の全部または一部を軍の機関に委ねること。通常、人権の広範な制限がなされる。日本にも明治憲法下で、この制度があった。投/戦前思想復帰を試みる故・安倍首相や自民党右翼層には、戒厳令に匹敵する法律作りに奔走するほどの強い願望があった。安倍氏は亡くなったからと言って許されるはずもなく、こうした思想が戦争を呼ぶ。
悔悟(かいご) = 過去の行為を過ちと悟り、悔やむこと。
外国人技能実習生 = 日本の技能、技術、知識を途上国へ移転させ、経済発展を担う人づくりに寄与することを目的としている。投/日本側の優良な雇い主なら、アジアなどから外国人を理念の通りに育成している。しかし政府自体が、趣旨に反して労働力不足の補填ぐらいにしか考えていない。だから、あくどい雇い主の下ではいわゆる「3K労働」(きつい、汚い、危険な仕事)をさせられ、環境の悪さから大勢の実習生が死亡・怪我・発病、逃亡が起きている。せっかく憧れと期待を持って来日したのに、”二ホン嫌い”を増産させている。
外国のような地名 = 投/大分・宇佐市(USA)。鳥取・羽合町(ハワイ)、2004年に合併・現在は存在せず。和歌山・四箇郷村(シカゴ・う)。福岡・金田町(カナダまち)、06年に合併・同存在せず。山梨・南アルプス市、福井・小浜市(オバマ氏・元大統領)、大阪のマサチューセッツと言われる摂津市。※羽合町・金田町は自治体としては存在しないが、地名や施設名は多く残っている。
懐古趣味(かいこしゅみ) = 昔の事をなつかしく思うこと。
膾炙(かいしゃ) = 古代中国では「膾」(なます~生肉を細く切ったもの)と「炙り肉」が万人に好まれるように、広く世人に好まれ話題に上って知れ渡ること。「人口に-する」。
街頭テレビ = 笑い言葉 < 確かに街頭テレビは、出題者・西尾徹也先生が仰るように、今で言うならパブリックビューイング(笑)。1953(S28)年、NHKと日本テレビが、街頭テレビを新橋駅西口広場、新宿駅、上野駅、日比谷公園などに置いた。競技場や渋谷・新宿の街角(ビル)などの超巨大画面どころか、ニュース映像で見る限り昔の家庭用ブラウン管サイズ。それでも当時は珍しく、新橋駅の広場は立錐の余地がないくらい大勢の人が集まった。家庭用TVは鮮明度・画面サイズは格段に進歩したが、皮肉にもどうでもいいような番組ばかり。だらけたTV業界。ネットなど様々なコンテンツが現れ、若い方が見ないTVは苦難の時期、冬の時代に。猛省と再起を・・・
解答欄 = 笑い言葉 < 解答欄に答を“書いとらん”のダジャレ。
回文(かいぶん) = 「鯛焼き焼いた」など短い言葉や和歌・連歌・俳諧などで、上から読んでも下から読んでも同音のもの。「山本山」は違いますよ。古典的な回文は、「長き夜の 遠の睡(ね・む=ぶ))りの 皆目醒(めざ)め 波乗り船の 音の良きかな」、31字。現代読みにしているので、若干、異なる。英文でも、同じような遊び方をしている。
開幕試合の組み合わせ = 原則、過去の1位と4位球団、2位と5位、3位と6位の組み合わせ、上位チームが本拠地で行う。過去とは、セ・リーグは2年前の順位、パ・リーグは3年前の順位をベースとする。1999年までは、前年の順位だった。投/経緯・思惑があるものの、2年前・3年前の順位を基にしていては興覚めしてしまう。
外用薬(がいようやく) = 膏薬(こうやく)または塗薬などのように、皮膚に貼りまたは塗る薬。投/NHK連続テレビ小説「おちょやん」のモデルは、浪花千栄子(なにわ・ちえこ)。ご年配の方には、彼女の「オロナイン軟膏(なんこう)」のCMをご存じと思う。本名が“南口(なんこう)キクノ”であることから、「軟膏(が)効くの(よ)」というダジャレでCM抜擢された逸話が残っている。
傀儡政権(かいらいせいけん) = ある国の意思のままに操縦される、形式的にだけ独立した国の政権。多くは他国を占領した国が占領地に樹立して、占領行政を代行させる。かつての満州国政府など。投/菅・岸田政権は、ともに「安倍傀儡政権」という使い方もできる。
偕老同穴(かいろうどうけつ) = 生きては共に老い、死しては同じ穴に葬られる意で、夫婦が仲むつまじく連れ添うこと。
替え玉 = 笑い言葉 < 投/出題者・西尾徹也氏のユーモア、良い替え玉はラーメン~悪い替え玉は受験生が面白い。投稿者は替え玉に似た言葉や行為を探したら、身代わり(受験、ヤクザの出頭、他者の投票所入場券を使った投票行為、議員や社長が秘書のせいにする)、影武者、生け贄、代理人、スタントマン、野球の代打、外国映画の吹き替え、回転寿司の偽装魚ネタ(食感や形が似たニセモノ魚)など。
顔写真Tシャツ = 投/杉並警察署の防犯パトロールのおまわりさんは、自分の顔写真をプリントしたTシャツを着ている。マスクをしていると、どうしても地元住民と親近感が湧かない、一体感が生まれないなどの理由。このTシャツは、保育園・幼稚園、介護施設でも採用すればと思う。小さな子供やお年寄りは、マスク越しだとどうしても不安だから。もっと言えば、飲食業など客商売の方にも有効と考える。
カオス = 世界情勢、国際社会の不安定などから、最近は混沌・無秩序を表すカオスの言葉がよく使われています。
案山子(かかし) = 竹や藁(わら)などで人の形を造り、田畑に立てて、鳥獣が寄るのを脅し防ぐもの。チコ情報/元々は、竹竿に獣肉などを吊るし、焼ける強烈な臭いをかがせて鳥獣を退散させたもの。臭いを獣や鳥に「嗅(か)がす」ことが変化し、案山子になった。言葉の「案山」は山の中でも平らなところを意味、「子」は人や人形のこと。中国宋代の禅書に載っているが、実際は当て字。
呵々大笑(かか・たいしょう) = 口を大きく開き、大声で笑うこと。
掛かり(かかり) = 費用。入費。投/掛かり・係りには多様な意味・使い方があるが、費用の意味もあるようだ。
欠氷(かきごおり) = ①氷を欠きくだいたもの。ぶっかき。②氷を削って雪状にしたものに、シロップなどをかけたもの。「かき氷」呼び名は、東京方言の「ぶっかきごおり」に由来する。近畿では、「かちわり(ごおり)」などとも呼ばれる。チコ情報によると、1878(M11)年 、粗悪な氷が販売される事を取り締まるために、内務省から取締規則が公布された。衛生検査に合格した氷の生産地、販売者名を示した幟(のぼり)や看板を掲げることが義務付けられた。この時に配られた旗が、現在よく見る「氷旗」のデザインの元になっている。投/戦後、砂糖蜜を掛けたものを、関東は砂糖水の略で「水」(すい)、関西は「霙」(みぞれ)、名古屋は「宣旨・煎じ」(せんじ)と呼ぶ。
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書判(かきはん) = ①武士など、署名の下に書く判。花押(かおう)。②自署の代わりに用いられる記号、もしくは符合。平安時代中期(10世紀ごろ)から使用され、鎌倉時代以降は花押の印章化(版刻)が始まった。明治には、印鑑が取って代わることとなった。投/政府主導で判子廃止の動きに至っても、閣議の大臣署名は明治以降も花押(いわゆる毛筆)で行っている。
774kao 徳川家康などの花押
科挙(かきょ) = 中国で行われた官僚登用試験。隋代に始まり、清末の1905年廃止。官吏としての栄達にかかわるため、厳しい競争があり弊害も大きかった。
客員(かくいん・きゃくいん) = 正規の成員以外の人で、特に迎えられて加わった者。客員教授などに使う。
閣議決定 = 憲法や法律で内閣の職務権限とされる事項や国政に関する重要事項で、内閣の意思決定が必要なものについて、全閣僚が合意して政府の方針を決定する手続き。投/安倍政権以降、ろくに国会採決はおろか国会へ諮らず、重要な内容も閣議決定だけで事実上進める悪質な政治が行われてきた。「国葬」も、典型的なその1つ。政府は予算2.5億円としているが、実質は「100億円」と言われる。だから事前に予算提示せず、終わってから発表すると松野官房長官は言う。羽鳥慎一モーニングショーの玉川徹氏は、2500円ポッキリと書いてある店が会計で10万円取られる“ぼったくりバー”ようだと例えた。
隠し絵 = よく注意して見なければわからないように工夫して、他の絵を描き込んであるもの。投/有名な隠し絵は「嫁と義母」で、画面左に横を向いている若い女性と老婆の横顔が見える。下記の画像に若い女性しか見えない方は、a)耳を目に、b)アゴを鼻に、c)ネックレスを口とすると老婆が見える。老婆しか見えない方は、a)目を耳に、b)鼻をアゴに、c)口をネックレスとすると若い女性が見えてくる。
829kakushie
隠し事(かくしごと) = 笑い言葉 < 投/出題者・西尾徹也先生のシャレ。小説家や記者は秘密が多いらしい? 「書く仕事」と「隠し事」。
学術会議 = 日本の科学者の内外に対する代表機関。1949(S24)年、日本学術会議法により設立。科学の向上発達を図り、行政・産業および国民生活に科学を反映浸透させることを目的とし、科学に関する重要事項を審議し、重要方策を政府に勧告することができる。投/政府は、学術会議のような多様な意見や耳の痛いことを聞けば、政府自体が良くなる。しかし学術会議や国民の声を聞かずに、“茶坊主”のような御用学者ばかりの声を聞くので、政策失敗・手直しを迫られる。
確信犯 = 本来は、道徳的・宗教的・政治的な確信に基づいて行われる犯罪。投/しかし昨今は、悪いことと知りつつもあえて行う行為にも使われる。
楽聖(がくせい) = 音楽界の偉人。極めてすぐれた作曲家・演奏家。「-ベートーベン」など。音楽室に飾ってある楽聖(大音楽家)の肖像画の始まりは、学校教材の楽器・楽譜メーカーがカレンダーをおまけとして、全国の音楽の先生に配ったこと。好評で、先生方は毎年1枚ずつ肖像画の部分だけ切り取り、次々と音楽室に張り足した。因みに第1作目は、ベートーベン。その後、文部省が音楽教材として認定、30数枚が音楽室に張られている。投/時々、眼が動くとの噂も?
確定申告 = e-Tax(イータックス)は、国税庁が運営する、国税に係る申告・申請・納税に係るオンラインサービスの愛称である。正式名称を国税電子申告・納税システムという。投/皆様も毎年この時期、画面の「確定申告書等作成コーナー」を利用されていることでしょう。税務署に行かず、パソコン操作だけで終えることができ、投稿者は専ら医療費の還付申告を行っている。さて最早、“自由裏金党” “脱税自由党”とまで称される自民党。その親分の岸田首相が確定申告の呼び掛けを行い、「どの口が言うか」と大批判を浴びた。確定申告のボイコット運動まで起こっている。そう言えば、佐川さん今どうしているのかな?
核の傘 = 自国の安全を核保有国の核抑止力に依存して、確保しようとすること。投/唯一の被爆国・日本なのに、米国の「核の傘」の下にあることを理由に、核兵器禁止条約や核兵器を減らす行動参加を拒む。その癖、核保有国と非核国との“橋渡しをする”と発言した。情けないの一言で、これほどの詭弁はない。日本こそ、核兵器廃絶のリーダーシップを取るべき。G7が広島で開催され、岸田首相は外国首脳を広島平和記念資料館と原爆ドームに連れていく。でも事前には、「安芸の宮島・厳島神社」を見せたいと語った。どこまでも、ピント外れのダメ首相だ。
確聞(かくぶん) = たしかに聞くこと。信用できる聞込み。
楽屋落ち = ①芝居または落語などで、楽屋仲間にだけ通じて一般の人にはわからないことを言うこと。②転じて、関係者にだけ理解できて他人には分からないこと。
かぐや姫 = 投/現代の”家具屋姫"、大塚家具社長の娘・久美子氏。親子喧嘩が懐かしいが、今は何をしているのだろうか。月にも実家にも帰れず、電気屋さんと仲良くなり、少し前にコンサルタントをしていると聞いたが・・・
核抑止論(かく・よくしろん) = 核兵器によって相手国を恐れさせ、攻撃を思いとどまらせるとして核兵器保有を正当化する説。「-戦略」。投/核兵器を持っていれば平和が保たれることが定説であったが、一方、リベラル派は否定していた。やはり後者の通り、プーチンのような、狂人・ならず者が核を持てば使用する可能性が大になる。
懸歌(かけうた) = 相手に対して言いかけた歌。
掛替え(かけがえ) = ①代わりとして用いるもの。代わり。「-・のない命」。②いざという時の準備に用意された同種のもの。それに代わるもの。
掛詞(かけことば) = 同音異義を利用して、1語に2つ以上の意味を持たせたもの。主に韻文に用いられる修辞法。投/出題例は小野小町の「花の色は うつりにけりな いたづらにわが身世にふる ながめせしまに」~現代語訳「桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった、春の長雨が降っている間に。ちょうど私の美貌が衰えたように、恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに」。掛詞は、【世にふる】は「降る(雨が降る)」と「経る(経過する)」=「年をとっていく私」。【ながめせしまに】「眺め」は、「物思いにふけっている間に」と「長雨がしている間に」が掛けてある。過去の回の出題は、百人一首「大江山 いくのの道の遠ければ まだふみも見ず 天の橋立」~生野と行く野、文(ふみ)と踏みを掛けている。
影の内閣 = shadow cabinet。イギリスの野党で、政権を取ることを予想して組織された最高幹部からなる政策立案機関。政権をとれば、そのまま閣僚になる場合が多いのでこの名がある。日本では前身の民主党が実際の政権を取るまで、Next Cabinet(ネクスト・キャビネット)として置かれていた。現・立憲民主党の「ネクスト総理大臣」は、泉健太党代表。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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