市販の甘過ぎる寿司酢には１人前で砂糖１０ｇ以上も入っている／回転寿司の真相１６９皿目

　回転寿司の真相シリーズ１６９皿目　第１部／恐ろしい？回転寿司編
ＲＯＵＮＤ１０　回転寿司を卒業しよう！
市販の甘過ぎる寿司酢には１人前で砂糖１０ｇ以上も入っている
子供さんの口に合っていても異常な甘みのシャリは避けるべき　

＊皿図は、後日、貼り付けます

ご家庭で、手巻き寿司や握り・稲荷（いなり）を作る方も多いかと思います。シャリは、酢・塩・砂糖で仕上げますか？ それとも、簡単な市販の寿司酢調味液や“寿司酢の素”の粉を塗しますか？ 気を付けたいことは、寿司酢調味料は砂糖で換算すると、１貫当たり１ｇも含まれます。厳密には、砂糖ではなく果糖ぶどう糖液糖です。１人前の握り１０貫とした場合（回転寿司５皿分）のシャリには１０ｇ、コーヒーのスティックシュガー３ｇ入りが３本以上なので驚きます。

若い男性や元気なパパなら１０皿（２０貫）以上は食べるので、優に２０ｇを超えてしまいます。原材料は、多い順に果糖ぶどう糖液糖・穀物酒・食塩、さらに砂糖・調味料（グルタミン酸ナトリウム）などです。子供さんの口に合うからといって、異常なほどの甘みのシャリは考え物です。一方、寿司酢の素の“粉”には、食品添加物がかなり入っています。どちらも甘めのシャリには、バランスを取るために塩分も味覚以上に相当多く入っているのです。

回転寿司はこれほどではなくても、かなり糖分が入っています。昨今は家庭の手巻き寿司用として、海苔そのものに酢・調味料が付けられ、白飯のままでも寿司を味わえる商品も出ています。これも同じようなもので、あまり健康的ではありません。家庭で寿司飯を作る時は、さっぱりした酢・塩・砂糖が原則です。手間が掛かっても、一般の酢を使い砂糖を大幅に減らしたシャリなら、さっぱりとしてネタに合います。子供には、糖分・塩分過剰・食品添加物の味を覚えさせないことが求められます。

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。