食品のカラクリと暮らしの裏側

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過去稿|トランプ大統領「アフリカは便所国」、日本の政治家も過日アフリカ蔑視発言/少数派

2024年08月03日 | 東アジア・海外の知識
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/東アジア・海外の知識
Part5 ヨーロッパ・中東・その他海外
過去稿|トランプ大統領「アフリカは便所国」、日本の政治家も過日アフリカ蔑視発言

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投稿者のもう1つのブログ閉鎖に伴い、過去稿ながら当ブログに再投稿しました。
事象は2018年のもので、こんな男のことよりも不随する他文章を保存したい
趣旨からです。

    

トランプ大統領は、「アフリカ諸国やハイチは便所のような国」(*)と発言し
周囲を唖然とさせている

以前、日本の政治家もアフリカ蔑視の発言した奴がいた
自民党・山本幸三元大臣が、公の場で「何であんな黒いのが好きなのか」
両者とも、無自覚なところが悲しい

過去にもTV番組で、お笑いタレントが顔を黒く塗った「ブラックフェイス」に、
イギリス・米国から批判が上がった
欧米では、ブラックフェイスは明らかに黒人差別の認識が定着している

 ◇

黒人差別は今に始まったことではない
ご存じの方も多く、黒柳徹子・久米宏の歌番組「ザ・ベストテン」

黒人風の黒い化粧をしたシャネルズに対し、
中継先の一般の少年(中学?)が「黒人のクセに・・・(省略)」と質問した

少年に悪気はなかったのだが、
黒柳氏は「クセに」に対し、番組中に悲しみと「見下す」表現をしないよう諭した
私はこのシーンを生で見ており、恐らく40年近く経っている

「クセ」を辞書で調べてみた
女のクセに、子供のクセになど、「非難・欠点」と書いてあった

シャネルズ風の恰好は当時もてはやされたが、黒顔化粧は現在ではタブーだ
日本は黒人蔑視に無頓着であり、もはや時代感覚がずれている

 ◇

さらに遡り、1960(S35)年には「ダッコちゃん」が流行った
可愛い黒人の女の子の小さなビニール人形で、女性が腕などに挟んで
街を歩くのが人気だった

しかし米国から、黒人蔑視の抗議が出て発売を終了した
この当時は、平気で黒人を「黒ん坊(クロンボ)」と呼んでいた
現代の人間は、あからさまに言わなくなった
でも日本人も、どこかにアフリカや韓国人などに差別意識を持っている

 ◇

しかし当のアメリカ自体が、つい1950年代ぐらいまでは
白人と黒人は、飲食店・トイレ・バス・学校さえ、区別されていた

米国の黒人差別は根深く、今も延々と米国人の心の中にある
それを大統領自ら、逆なでする差別感情を出してはいけない

*「便所のような国」 (shit hole)
様々な訳し方があるようだが、「肥溜(こえだ)め」の意もある
肥溜めとは、昔、田舎や牧畜地に肥料にするため牛などの糞尿を集めておく場所のこと

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