土曜の晩から日曜に掛けてまとまって降ったが、梅雨入りしてからというもの「らしき」ものは今回だけ。
メリハリのない自然界は様々な形で現れる。 田んぼの草も僕の油断もあるのだろうが今年はやけに多く
僕はどちらかと言えば草はさほど気にせず、「なるようになるさ」の気持ちなのだが、年寄りは草を目の敵の如く見ており我慢できず田の草取りに励む日々が続く。
西瓜のほうは樹勢のコントロールが難しく苦労をしたが、ここまでは何とか平年並みにもってくることが出来た。
左右の大きさが違うが、左の西瓜は右に比べ交配日で3日遅い
先日から玉直しといって形の修正や色を付けるため玉の角度を変えたり風が通りやすいように脇の蔓や葉を広げたり等しながら一個一個点検して回っている。
昨年は5月に風が強い日が多かったが、今年は雨が降らない分6月中もズーット風が強く葉が玉と擦れて出来る傷跡が残ったが、これも昔から黒部川扇状地の米と野菜は水と風で育てると言われる所以である。
後は収穫日まで病気を出さないようこまめに観察し管理するのみであるが、作業のほうは座布団敷きや日除けの藁で覆うなどまだまだ続く。
お昼上がりにつけたTVのワイドショーで原油の高騰から農業資材の化成肥料が上がり野菜がかなりの率で値上がりすると話題にしてた。
本当に値上がりしてくれるのなら助かるが、過去の経験から物の値上がりで即農産物の生産者価格が引き上げられた憶えはない。
もちろん、これまで値上がりしてこなかったとは言わないが、常に他の関連する資材や機械の値上がりに押しつぶされそうになりながら続け、あるいは離農を余儀なくされてと苦しきことのみ多かった想いがある。
海外ならいざ知らず日本ではとりわけ農産物は食の観点から常に抑えられてきた経緯がある。
僕らは今回の原油高で今春も昨年よりかなり上がった資材等で苦戦を強いられている。
マスコミはこんなことでも話題にすれば視聴者が目を向けると思うのか、いい加減なことを言うなと正直腹が立った。
腹が立ったことはもう一つ
化成肥料を使わない有機栽培を増やせば値上がりを抑えられるのにといった司会者にだ
有機肥料で育てるには化成肥料に比べコストとリスクが格段に掛かるのだ。
コメンテータは虫食いや形の悪い物を我慢すればと言ってたが、生産者はそれ以上に手間ひまを掛け、尚且つ減収という現実のなかで生産しているのだ。
本来無農薬で育てた生産物ほど高価格である筈なのに、化成肥料で育てて値上がりするなら有機栽培でという発想がビックリした。
公の電波を使い放送する立場にいるのならもっと調べ、勉強してから流せとテレビの前で思わず怒ったら横で一緒に見てたバアチャンが「オラにそういうこと言ったってどもならんちゃ」って言った(笑。
ほんとに儲かってるのは誰だっ!! 世の中おかしいぞっー、社保庁がみんなのお金を食いものにしたのに責任を取らないでのうのうとしている。 地道に生きてる者が浮かばれないなんておかしいぞっー!!
『お怒り、ごもっとも!』(笑)
変ですよ、ほんとに。
ワーキング・プアなんて言葉が普通に通っちゃう現実っていったいなんなんだ?と感じます。
日本人って、大人しいね。 ひとりひとりは
そう思っていても、暴動までは至らないし、
政治家は今日も高枕?
中年の夫婦の(笑)
畑の中で 叫びますね
寄り道しているのかな???(笑)
TVに出ている、コメンテーターを称される人たちの発言は、ホント責任のないものが多すぎです。
公共の電波を通して発言するのだから、ある程度、きちんとしたことを言って欲しいものです。
実は午後遅くになって明日の天気の予報が曇りから晴天に、しかも一部では33度の夏日と変わったのです。7月の始めに30度を越すことは記憶になく、例年だと7月12日を過ぎてからその様な天候になり、西瓜の日焼け防止に日除けの藁を被せるのです。
ですから今回は如何したものか先輩の同行を偵察に行った訳ですが、今年の天候が読めないのか変化がなく歳の近い仲間に声を掛けとりあえず明日の紫外線が強くなる11時頃までを目途に日除けを行うことにしました。 日焼けはタイミングがあるのか、風もなく少しジットリするくらいの時に僅か一時間ほどでケロイド状に焼けることがあるんですよ。
そんなわけで明日にそなえ休みたいと思います。 皆さんの所へも遊びに伺いたいのですが、如何せん頭の方もボケェーっとしてて一段落しましたら行きますのでそれまでご勘弁下さい。
そうなんですよね、子供と一緒なんですよね。 いや、子供を育てるより楽しいかもね(笑。