北翔大学 教育文化学部 教育学科

本学科は保育士資格、小学校、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、養護教諭、中学・高校(音楽)の一種教員免許などが取得できます。

図画工作指導法 

2014年04月24日 | 教育学科の日常

図画工作指導法では「対話による美術鑑賞」に取り組みます。近年、美術館や美術教育の中で注目の鑑賞方法です。単に流行とか先端とかというよりも、本質的な面での評価が高い方法です)

この授業のビデオがありますでの、それを見ながら学んでいます。出典は「モナリザは怒っている?!(淡交社)」のDVD.

授業者は札幌の森實(もりみ)先生。学生のみなさんはこの授業の凄さに驚きの感想が寄せられました。

この「対話による美術鑑賞(対話による意味生成的な美術鑑賞)」でファシリテーションの方法を身に付けることは単に「図画工作」にとどまらず、いろいろな場面で役に立ちます。学生のみなさんが、どこまでやるか、非常に楽しみです。

 

 

下は「美術鑑賞」に関する最近の出版物、しかも一部にすぎません。例えば「対話による美術鑑賞」もこうした様々な実践、研究から生まれてきた方法です。教師が自分の授業を改善したくて、読んでいます。

学校現場で日々おこなわれている「授業改善」は子どもの学びが豊かにするためのものですが、教師自らも学んでこそ、授業は充実していきます。経験も大切ですが、それに甘えていては向上はありません。授業が充実すれば、子供も教師も授業が面白くなります。これはとても魅力的でやりがいがあります。

(山崎正明)


 
学習指導要領との関連(5年生、6年生の場合)
B 鑑賞
(1) 親しみのある作品などを鑑賞する活動を通して,次の事項を指導する。
 ア 自分たちの作品,我が国や諸外国の親しみのある美術作品,暮らしの中の作品などを鑑賞して,よさや美しさを感じ取ること。
 イ 感じたことや思ったことを話したり,友人と話し合ったりするなどして,表し方の変化,表現の意図や特徴などをとらえること。

 



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