「握手でこんにちは」「先生とお友達」などのリズム遊びを通しての子供の学びについて考える講義である。
「音楽あそび」の活動を通しての感じたこと、考えたことを発表したが、鋭い洞察であった。さっきまで笑顔だった学生の眼差しは真剣である。
「保育内容(表現)」は「幼稚園教諭」の免許を取得するための講義である。写真に写っているのは「初等教育コース」所属の学生。(同様の講義が「幼児教育コース」でもある。)今回の講義での学生の姿を見ていると、こんな若者に先生になってほしいと強く思った。笑顔で積極的に活動する姿がとてもいい。
幼小接続を考えると、小学校の先生がこのように幼児教育を積極的に学んでおくことが、どれだけ大切か。今日はリズム遊びを通して「人間関係」についても学んでいるわけである。
2年生の講義ではあるが3年生が一人だけ受講していた。これまで幼稚園の免許は取得する予定はなかったが、小学校や特別支援のことを学んでいるうちに、やはり幼児教育からのつながりを学びたくなったとのことであった。たとえ、「免許が取れなくても、幼児教育を学びたいです。」と真剣に話していた。こうした「学ぶ」姿勢が何より、尊いと思った。
(山崎正明)