さて、昨日UPしたエチュード。
ラルくんが『A』を演じる場合、とりあえず『B』を演じてみたいS子M子L子。
このエチュードのレッスンの日、男子の欠席率が多くて、ラルくんが何度か『A』を演じる可能性が増えた。
「それじゃ…Aを、演りたい者?」
指導者が皆に問いかける。
「はい」
ラルくんが手を上げた。
「うん、それじゃ、ラル。それじゃ…Bは…」
「はい!」
S・M・L子が手を上げた。
『…やっぱり』と、数人の女子は思って、顔を見合せていた。
「それじゃ…S子」
嬉しそうにS子は立ち上がった。
「男子が少ないから、ラル、3人ともAを演じて」
「はい」
ラルくんを一人占めできるかと喜んだのに…。
少し残念そうなS子。
今思うと、指導者もこの3人の気持ちを知っていたと思う。
ちょっと奥手のS子、計算高いM子、ぶりっ子L子。
争奪戦がはじまった。