楽しいGWを過ごしてくださいね。ちょっと休憩しま~す☘️
撮影が一段落して、ベンチに座って再びペットボトルの水を豪快に飲み干しているOさん。
そして、彼を囲むスタッフらしき仲間たちと談笑している。
チラッと、Oさんらしき人がこちらを見た。
近くまで見に行こうとしたが、足をとめた。
のこのこと、見学に行くのやめよう💦
それにしても、こんなところで撮影するんだ…。
…と思いながら、とりあえずお店に戻った。
…あ、そうだ!娘を呼んであげよう!
当時、『誰のファン?』と聞かれると、なんとなくOさんと答えるようになっていてのは娘の影響でした。
コンサートにも一緒に行ったこともあります。
当時学生だった娘は、多分学校が終わって帰る時間のはず…。
しかし、待てよ…。
間違いなくOさんだよなぁ…。
スーパースターのOさんのわりには、撮影風景を見学している人もいない…。
…よく似た人だったりして…。
もう一度、確認のため、Oさんらしき人の方に足を進めた。
すると、睨みきかした黒服の男性と目があった。
「あの方、Oさん…ですか?」
思わず聞いてしまった。
黒服の男性は、戸惑いながらも…
「はい…」
と、うなづいた。
よっしゃ~❗娘に電話しよう‼️
お店の外がざわついている…。
不穏な雰囲気がお店に来ないように、お店の奥へ入ろう…とした時、お店の女の子がざわついている場所を見に行っていたらしく、小走りで戻ってきた。
「この間、ビリケンさんにお願いしたこと…、覚えてます?会いたい人に会わせてくださいとお願いしたこと?」
「…うん」
「その時、特に会いたい人がいなかったから、有名人のことを思い浮かべた…って、言ってましたよね」
「…どういうこと?」
「…ちょっと、見てきてくださいよ。」
ざわついている方を指差す。
背中を押されて、人だかりの方へ行ってみた
。
数人の人たちに囲まれ、ひとりの男性がベンチに腰をおろし、ペットボトルの水をがぶ飲みしながら、談笑している。
その男性に見覚えが…。
そうです。ビリケンさんを拭きながら『⚪⚪さんに会ってみたいなぁ…』と、お願いしたOさんです。
Oさんは、撮影で来ていた様子でした。
しかもなんと、ほんの少し前、私が休憩中でお店を離れていた瞬間に、ついさっきまで、このお店に来て、お店の女の子と話しをしていたらしいのです。
ーービリケンさんの足を拭きながら実験?したことを忘れたころのある日。
お店の外の雰囲気がざわざわ…と、いつもと違った雰囲気であることに気づきました。
お店から出て行こうとするお客様が、「なんだか、様子が変ですね…」と、私の方を振り返る。
「何かあったんですかね…?」
「なんでしょうね…」
そう言って、お客様は、キョロキョロしながらお店を出ていく。
『なんだろう…?』
外の気配を見てみると…、
…なにやら、2人ほどの男性が厳しい目付きでこちらを見て立っている。
なんだろう…?
難しい顔つきの男性に話し掛ける人もいるが、適当にあしらわれている様子だ。
この付近で、何かあったんだ…。
こわい、こわい…。
何かよくわからないけど、何なら不穏な気配がお店にまで近づかないように…と、願って、私は店の奥へ~。
お店の女の子から、憧れの有名人のKさんと偶然会ってしまった話しを聞いた。
しかも少し前に、ビリケンさんの足を拭きながら、お客さまと『Kさん』の話しをした後だった…。
「やってみてくださいよ。」
「え?」
「ビリケンさんの足を拭いてあげてください。それで、会いたい人のことを思い浮かべてみてください。実験です!」
「実験…面白そうだね。だけど、会いたい人いるかな…?」
つい先日、ある有名人のコンサートに行ってきたことを思い出した。
「私も、有名人でもいい?」
リアルな人では、特に会いたい人が思い浮かばないし、会おうと思えば会える人たちばかりだし。。。
「むしろ、有名人の方が会える確率低そうだし、会えたらすごいじゃないですか!」
とりあえず、お店の女の子と実験でもするかのように、つい先日コンサートに行ってきたスター、Oさんの顔を思い浮かべた。
まぁ、まず会えるはずない人ですし、実験としてはかなりハードルの高いものになってしまったけど、楽しい暇潰しとしては、いいかも❗…と思いました。