ニコニコかみさま 叶う編 8

2021-04-29 07:47:16 | 日記
撮影が一段落して、ベンチに座って再びペットボトルの水を豪快に飲み干しているOさん。

そして、彼を囲むスタッフらしき仲間たちと談笑している。

チラッと、Oさんらしき人がこちらを見た。


近くまで見に行こうとしたが、足をとめた。


のこのこと、見学に行くのやめよう💦

それにしても、こんなところで撮影するんだ…。

…と思いながら、とりあえずお店に戻った。


…あ、そうだ!娘を呼んであげよう!

当時、『誰のファン?』と聞かれると、なんとなくOさんと答えるようになっていてのは娘の影響でした。

コンサートにも一緒に行ったこともあります。

当時学生だった娘は、多分学校が終わって帰る時間のはず…。


しかし、待てよ…。

間違いなくOさんだよなぁ…。

スーパースターのOさんのわりには、撮影風景を見学している人もいない…。

よく似た人だったりして…。

もう一度、確認のため、Oさんらしき人の方に足を進めた。

すると、睨みきかした黒服の男性と目があった。

「あの方、Oさん…ですか?」

思わず聞いてしまった。

黒服の男性は、戸惑いながらも…

「はい…」

と、うなづいた。


よっしゃ~❗娘に電話しよう‼️






ニコニコかみさま 叶う編 7

2021-04-28 08:23:21 | 日記
お店の外がざわついている…。

不穏な雰囲気がお店に来ないように、お店の奥へ入ろう…とした時、お店の女の子がざわついている場所を見に行っていたらしく、小走りで戻ってきた。

「この間、ビリケンさんにお願いしたこと…、覚えてます?会いたい人に会わせてくださいとお願いしたこと?」

「…うん」

「その時、特に会いたい人がいなかったから、有名人のことを思い浮かべた…って、言ってましたよね」

「…どういうこと?」

「…ちょっと、見てきてくださいよ。」

ざわついている方を指差す。


背中を押されて、人だかりの方へ行ってみた

数人の人たちに囲まれ、ひとりの男性がベンチに腰をおろし、ペットボトルの水をがぶ飲みしながら、談笑している。


その男性に見覚えが…。


そうです。ビリケンさんを拭きながら『⚪⚪さんに会ってみたいなぁ…』と、お願いしたOさんです。


Oさんは、撮影で来ていた様子でした。


しかもなんと、ほんの少し前、私が休憩中でお店を離れていた瞬間に、ついさっきまで、このお店に来て、お店の女の子と話しをしていたらしいのです。




ニコニコかみさま 叶う編 6

2021-04-27 07:05:53 | 日記
ーービリケンさんの足を拭きながら実験?したことを忘れたころのある日。

お店の外の雰囲気がざわざわ…と、いつもと違った雰囲気であることに気づきました。


お店から出て行こうとするお客様が、「なんだか、様子が変ですね…」と、私の方を振り返る。

「何かあったんですかね…?」


「なんでしょうね…」


そう言って、お客様は、キョロキョロしながらお店を出ていく。


『なんだろう…?』


外の気配を見てみると…、


…なにやら、2人ほどの男性が厳しい目付きでこちらを見て立っている。


なんだろう…?


難しい顔つきの男性に話し掛ける人もいるが、適当にあしらわれている様子だ。

この付近で、何かあったんだ…。

こわい、こわい…。

何かよくわからないけど、何なら不穏な気配がお店にまで近づかないように…と、願って、私は店の奥へ~。



ニコニコかみさま 叶う編 5

2021-04-26 09:11:43 | 日記
お店の女の子から、憧れの有名人のKさんと偶然会ってしまった話しを聞いた。

しかも少し前に、ビリケンさんの足を拭きながら、お客さまと『Kさん』の話しをした後だった…。

「やってみてくださいよ。」

「え?」

「ビリケンさんの足を拭いてあげてください。それで、会いたい人のことを思い浮かべてみてください。実験です!」

「実験…面白そうだね。だけど、会いたい人いるかな…?」

つい先日、ある有名人のコンサートに行ってきたことを思い出した。

「私も、有名人でもいい?」

リアルな人では、特に会いたい人が思い浮かばないし、会おうと思えば会える人たちばかりだし。。。

「むしろ、有名人の方が会える確率低そうだし、会えたらすごいじゃないですか!」

とりあえず、お店の女の子と実験でもするかのように、つい先日コンサートに行ってきたスター、Oさんの顔を思い浮かべた。

まぁ、まず会えるはずない人ですし、実験としてはかなりハードルの高いものになってしまったけど、楽しい暇潰しとしては、いいかも❗…と思いました。