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さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

贔屓の引き倒し

2007-09-15 | 政治
安倍氏の評価について、こういうことを言う人がいる。

本人は「小泉改革」を引き継ぎたい訳ではなかったのだが、
小泉後継という形で出てきたために、
それを引き継がざるを得なかった。
気の毒である、と。

でも、私はそうは思わない。

彼は、「小泉改革」の負の部分を自分の意思で
積極的に選び取っていたと思う。

無意味な官僚イジメとそれに伴う政治の混乱、
経済財政諮問会議の思いつきをそのまま強行すること
による各方面での矛盾の噴出。

こういった小泉内閣の負の側面を引き継ぐものは
避けようと思えばいくらでも避けられたはずだ。

そもそも第一次内閣でミニ竹中とでもいうべき
塩崎を官房長官に据えた時点で、
この内閣は終わっていたと言ってよい。

その後、さすがに国民から総スカンを喰らって、
軌道修正を試みたのは良いとしても、
それでも相変わらずミニポルポトみたいなのが、
人事の随所にちりばめられている。

これらの経緯を見ると
安倍はやっぱりそういうのが好きなのだ。

決して意に沿わぬ「改革」路線を強いられた
気の毒な首相という訳ではない。

そういう「気の毒な首相」という見方は、
アジア諸国への強硬姿勢だけで安倍を支持する人達の
贔屓の引き倒しとしか言いようがないと思う。

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1 コメント

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Unknown (それすら)
2007-09-16 01:41:40
ニュー速+の酷使さまはびっくりするような日和見主義なので

さっそく安倍麻生叩き・福田支持に切り換えてますよ



安倍は統一協会カルトである、とね

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