明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

国民新党の「王道」

2005-08-24 | 政治
こちらも面白くなってきた。



長谷川氏、新党くら替え 「数合わせ」否定せず

国民新党参加からわずか1週間。24日朝、田中康夫・長野県知事が
代表を務める新党日本への移籍を表明した長谷川憲正参院議員は
「私が手伝わないとスタートできない」と、政党要件を満たすには
あと1人足りなかった新党日本への「助っ人」役であることを自ら認めた。
http://www.asahi.com/politics/update/0824/010.html


「こんな1週間で」というブーイングは当然あるだろう。

だけど、それよりおかしいと思うのは、そもそもこの人
自民党の参議院比例代表の人なんだよ。

この参議院の比例代表ってのは政党名でも個人名でも投票できて、
「政党名+個人名」がその政党の得票になり、
その総数で政党毎の当選者数が決まり、
その中で「個人名」での投票の上位者から当選となっていく仕組みだ。

ここで、2003年の結果を見てみよう。


政党名  得票総数   政党名得票数  個人名得票数  得票率(%) 当選者数
自民党  16,797,687   11,604,565    5,193,122    30.03   15
http://www3.nikkei.co.jp/senkyo/200407/hireiku/


こうして見ると、自民党の得票総数の内「69%」が「政党名」の投票なのである。
まして、自民党の得票総数の内、長谷川氏が獲得したのは28万票余り、
得票総数の2%に満たない。

要するにこの人は「自民党」と書いて投票した人の力で
議員になってるはずなんだが。

そんな議員が勝手に党議拘束破って法案に反対票を投じ、
さらには離党して短期間で政党を渡り歩いてるんだから、
ほんとにこんなんでいいのか?

国民新党の代表になった綿貫センセは「我々は王道を行く」と
豪語してたけど、あれはいったい何だったんだろう...

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