明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

官僚がclerkになったら

2007-07-28 | 政治
選挙の前日だが、今回は全く情熱が沸かないので
ネタとしては「パス」。

ということで、池田ナントカの所より。

>だから最近の官僚たたきで、公務員になる学生の偏差値が
>顕著に下がっているのは、ある意味ではいいことだ。
>霞ヶ関は、もはや日本のthe best and the brightestが
>行くべきところではない。

>そして、官僚がただのclerkでしかなくなれば、
>民間がそれにミスリードされることもなくなるだろう。
>その意味で、キャリア官僚というシステムを
>解体することが究極の公務員改革である。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/059e292546d5b12de0591f462339c2b8

最近、こういうことをいうのが流行りみたいだが。

だけど、そうなったとしても政府自体は存続し続ける訳で、
その中で政府の意思決定における官僚のウエイトが下がる分、
政治家のウエイトが上がることになる。

もちろん、それこそ民主主義だ!というような
おめでたい人はそれでいいのかも知れない。

だけど、はっきり言って政治家なんて、
he best and the brightestとは対極に位置するような
連中ばっかりだぞ。

もちろん、最終決定は政治家がするとしても、
彼らだけにまかせておいてまともな決定がなされるとは
思えない。

典型的なのは97年以降の経済の混乱であって、
官僚の言うことを無視してバカな政治家が暴走を始めると
ロクなことにならないというのは証明済みだろう。

そう言うと、今度は政策毎に任期付きで
人を集めれば良いと言い出す人が出てくる。

だけど、あとでトラブルがあっても
どうせその時には自分はそこにいないだろうという
人達であれば、時流におもねったことだけを
言っていればいいだろう、ということになりかねないし、
実際なんちゃら諮問委員会なんてそんな奴らばっかりだ。

そういう現実を考えると官僚はclerkでいいとは
とうてい言えないと思うのだが。

もちろん、天下りや特殊法人の問題などについては
政治家が一定のレベルで目を光らせることは必要だと思う。

だけど、あまりやりすぎるて、
「角を矯めて牛を殺す」ことになっては元も子もない。

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