明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

損した分はお前ら払えよ

2007-10-19 | 政治
>財投証券化、来年2月にまず1000億円・財務省方針
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20071019AT3S1902H19102007.html

もう、アホかとバカかと。

そんなもの証券化してバランスシートを圧縮して
なんかいいことあるのか?

まず、純粋に調達コストで言えば、信用度も流動性も
一番高くて最も低利調達ができる国債での調達から
流動性の劣る証券による調達に変わる訳だから
調達コストは上がるわな。

さらにそれに加えて定率の証券会社への手数料や
弁護士費用等が発生するわけだ。

明らかに損するためにやっているとしか言いようがない。

民間で証券化が行われるのは、
規制上の問題から自己資本比率を上げたいとか、
格付の低い本体で調達するよりも、
倒産隔離されたビークルで調達した方が
安く調達できるとか、それなりにコストに見合った
何らかのメリットがあるからやってる訳だ。

それを国がやって「バランシートが小さくなりました」
と言っても、「だから何?」って言われてお終いだろう。

中川とか塩崎とかのキチガイの置き土産だけど、
ほんと、程度が知れるねえ。

損した分はお前ら払えよ、と。