たわいもない話

かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂

お地蔵さまは百面相(4)

2022年07月29日 11時09分38秒 | 朝の散歩

おはようございます、お地蔵さん。


今日は、ほんとにさむいは、何とかならんだ―か?


 


お前、そげなことわしに言ったって、どげしょやもないがなー


春になったら、ぬくんなーけん、もーちょっと辛抱せやれ!


 


まぁー お地蔵さんも、どげしょやもないだらーけん、しかたがないわなぁー


 


まぁー それはそれとして、お地蔵さん。


去年の年末ジャンボ、また九百円だったぜ! もう、そろそろ当ててごしなっても、ええと思うけどなー


 


お前、そげに欲だすもんだないけん。


今日も元気で、こげして散歩さしてやっちょうがな。


ちったぁー 感謝せんと罰があたあぞ。


 


そげいわれーと、返す言葉もないわ。


ぼくの村に、同級生が八人おっただーもん、もお、三人も死んでしまったけんなー


 


そげだらぁー 欲だすもんだない。


元気なのが一番だけん。


 


そやー そげだーもん、一回ぐらいは夢みしてごしないやい。


 


まぁー 気が向いたら、いつぞあてちゃーがな。


 


お地蔵さん、あてにせずに待っちょうけん。


ほんなら、少ないだーもん、賽銭箱に十円入れちょくけん、頼むは。


 


いつんなーだか分からんだーもん、あてにせずに待つちょれやい。


それと、賽銭を毎日入れーのだけは忘れんなよ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする