たわいもない話

かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂

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お地蔵さまは百面相(4)

2015年01月31日 16時49分44秒 | 朝の散歩

おはようございます、お地蔵さん。

今日は、ほんとにさむいは、何とかならんだ―か?

 

お前、そげなことわしに言ったって、どげしょやもないがなー

春になったら、ぬくんなーけん、もーちょっと辛抱せやれ!

 

まぁー お地蔵さんも、どげしょやもないだらーけん、しかたがないわなぁー

 

まぁー それはそれとして、お地蔵さん。

去年の年末ジャンボ、また九百円だったぜ! もう、そろそろ当ててごしなっても、ええと思うけどなー

 

お前、そげに欲だすもんだないけん。

今日も元気で、こげして散歩さしてやっちょうがな。

ちったぁー 感謝せんと罰があたあぞ。

 

そげいわれーと、返す言葉もないわ。

ぼくの村に、同級生が八人おっただーもん、もお、三人も死んでしまったけんなー

 

そげだらぁー 欲だすもんだない。

元気なのが一番だけん。

 

そやー そげだーもん、一回ぐらいは夢みしてごしないやい。

 

まぁー 気が向いたら、いつぞあてちゃーがな。

 

お地蔵さん、あてにせずに待っちょうけん。

ほんなら、少ないだーもん、賽銭箱に十円入れちょくけん、頼むは。

 

いつんなーだか分からんだーもん、あてにせずに待つちょれやい。

それと、賽銭を毎日入れーのだけは忘れんなよ!

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お地蔵さんは百面相 その一

2011年04月19日 17時01分46秒 | 朝の散歩

 

日本海はうす藍色に輝いている。 

朝陽を浴びた白波が、銀板の上でもすべるように眩しく打ち寄せる。

 

おはようございます。

今日も一日よろしくお願いします。

 

赤い毛糸の前だれを掛けた、お地蔵さんに手を合わせた。

お地蔵さんは、やさしく微笑んでいる。

 

子供たちが里帰りをする。

お地蔵さんは、嬉しそうに笑っている。

 

仕事につまずいた。

お地蔵さんは、睨みつけるように励ます。

 

子供が風邪をひいた。

お地蔵さんの、慈愛に満ちたまなざし。

 

妻と喧嘩した。

お地蔵さんは、怒り顔。

 

父が亡くなった。

お地蔵さんも、寂しそう。

 

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お地蔵さんって百面相?

 

 

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しののめの日本海

2011年04月10日 17時25分41秒 | 朝の散歩

しののめの日本海、島根半島が蜃気楼のようにかすんで見える。

朝の陽をうけて、淡いさくら色に耀く沖合には、五・六隻の白い舟が海鳥のように浮かんでいる。

そのなかを、一隻の漁船が白波をたてながら沖合へと消えて行く。

近くでは、ワカメりょうをする海人たちの桶が、大きな口をあけ“ゆったり、ゆったり”浮かび、海鳥がよりそうように泳いでいる。

“サァサァサァ~、サァサァサァ~、サァサァサァ~”岸辺に波が囁くように寄せ、シャボンのような泡を立て戯れている。

大震災以来、くらい話題ばかりの日々。

こんなに穏やかで平穏な朝を、被災された方々と分かちあうことができたらどんなに心が安らぐことだろう。

 

 

 

 

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ちょつぴり気になること

2010年05月13日 18時17分34秒 | 朝の散歩
ここ数日間の朝の散歩で四匹ものモグラの死骸に遭遇した。

一匹目は一週間位前、JRの鉄橋下の農道。

二匹目は二日後、一匹目とほぼ同じ場所。

三匹目はその次の日、海に面した崖下の狭い道。

そして四匹目は護岸の内側にある海岸道路で今日(5/13)遭遇した。

これまでもモグラの死骸は時折目にすることはあったが、これほど立て続けに目にしたのは初めてである。

モグラは田畑に穴を掘り農作物に害を与えるが、いたって愛嬌のある顔をしており、私は好きだ。

大きな天変地異の起こる前兆として、動物が異常行動を起こすことがあるとも言われており“ちょっぴり”気になる出来事であった。

モグラの生態

代表的な種は東日本では、アズマモグラ、西日本ではコウベモグラで、前者は頭胴長さ10~16㎝余り、後者はそれよりやや大きい。毛色は黒褐色で、手は外を向いて、手のひらは大きく、頑丈、目は退化している。
地中にトンネルを作り、ミミズや昆虫の幼虫を食べ、土を隆起させ農作物に害を与える。(広辞苑より)

花回廊温室ドーム全景





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海鳥

2009年12月29日 15時59分24秒 | 朝の散歩
寒風の波にただよう海鳥に雲の谷間のこぼれ陽ぞふる


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寒椿

2009年12月14日 16時47分58秒 | 朝の散歩
初雪の笹にかくれし寒椿すかしながむるわれにほほへみ

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玉子石

2009年11月27日 17時44分22秒 | 朝の散歩
 夜明け前、二階の窓越しに外を眺めると、澄みきった空に星が美しく輝いていた。

 今朝は天気がよさそうだ!

 早速トレーニングウエアーに着替え、薄暗い中を海岸沿いのジョギングに出かけた。

 冷たい風が身体に吹き付け“ブルブル”と身震いし、指先は“ズキズキ”痛む。

 海辺に着くころ、ようやく東の空がオレンジ色に染まり始めた。

 海は大時化
 太陽の光を受け、蒼白く輝き、湧き出すように押し寄せる白波は、ライオンが鬣をなびかせ襲い来るように、岩に対って仕掛け花火のように飛び散り潮煙をあげていた。

 岬の先端に着くと、波で削られ丸くなった大小の玉子石が、押し波・引き波につられ“ガラガラ”“ゴロゴロ”と騒ぐ低い唸り声が腹の奥深く響く。

 打ち寄せる大波の間をかいくぐり、小さな玉子石を手に取り“じ~と”見つめる。

 この石、どんな歴史を刻んでいることだろう?

 数千年、数万年、いやそれ以上の、古の、古の世界が頭に浮かび、気が遠くなりそうな海原が眼前に広がっていった。


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漁 火

2008年12月24日 16時52分37秒 | 朝の散歩
初冬の 海にかかりし 朝もやの 息たへだへに 浮かぶ漁火

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雲雀のさえずり 1-4

2008年10月04日 13時27分48秒 | 朝の散歩
老いてなほ 若き思いは 陽炎の 海に落ちゆく 夕日かへらず

海人との会話

波打ち際は、日本海の荒々しい波に洗われ丸くなった小石で覆われている。
「ほんな~ま~、海に入ってみ~か?」
海人さんは軽トラックの荷台に積んでいた、直径1mは有るだろうと思われる大きな桶を肩に担いだ。
「ほんな~、き~つけてガンバ~ないよ!」
「だんだん、いつまで海に入れ~か、わからんだ~もんガンバッテみいわ!」
黒のウエットスーツに身をつつんだ海人さんは、桶を静かに海に浮かべると沖へと向かっていった。
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雲雀のさえずり 1-3

2008年09月30日 17時13分51秒 | 朝の散歩
【 ふるさとは 時代の波に 乗り遅れ 若者みえぬ 古き町並 】

海人との会話

沖合いに小舟が一隻、舟のまわりに3・4個の桶が浮かんでいるのが見えた。
「あの舟のとこ~まで、どれくらいあ~だかな!」
「う~ん!1キロくらいあ~へんだ~か?」
そう言うと海人さんは、4~5種類の薬を口に入れた。
「なに獲っちょう~な~だかな?」
「サザエかアワビを獲っちょうへんだ~か?」
「あの辺にな~と、だーぶ深いだら~なぁ~」
「15ひろくらいは、あ~とも~ぜ!」
「15ひろ言うと、20mから25mくら~いかな?」
「それくら~は、あ~だらな!」
沖を見ながら海人は、少し寂しそうな表情を見せた。

(次に続く)
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