決まった時間に
「お通じ」があると気持ちいいですね
でも
世の中には「便秘」になりやすい人も多いのではないかと思います
「便秘」には
2種類あって
●「腹筋力」が弱く
消化管の血行が悪くなって
大腸の「蠕動運動」が低下して便を押し出す力が弱い時
あるいは
●「偏食」や「精神的事情」から
大脳が「排便」の指令を出さなくなった場合です
どちらも
♦「便秘」しやすい体質というよりも
習慣的に「便秘」になりやすい「食生活」をしているようです
たとえば
■キンキンに冷えたビールが好きで、つまみに「お肉」を沢山食べる人は
タンパク質が腸で吸収される為便の量が減り腸の「蠕動運動」が弱まります
(冷たいビールが「血流」を悪くして腸の蠕動運動を弱めます)
あるいは
■習慣的に沢山の「濃いお茶」を飲む人が1日何個も「柿」を食べたりすると
「タンニン」が腸の「蠕動運動」を低下させてしまい便秘になりやすくなります
つまり
♦野菜抜きで「タンパク質系」を多く食べる人や
♦「タンニン」の多い食べ物や飲み物が好きな人
♦氷をいっぱい入れた「冷たい飲み物」やアイスクリームなど
「冷たい食べ物」が好きな人は便秘になりやすい人です
さらに
「食物繊維」や腸に良い物を食べているのに
“ 何日も排便がない人 ”は
●“ 精神的なもの ”が関係していて
「神経質」過ぎたり
大きな「ストレス」を抱えているような人です
しかも
出す時には入り口で便が“ 硬くなり過ぎて ”大変な「苦痛」を伴います
(何よりも「血圧」に良くありません)
この場合は
「食物繊維」や「ビフィズス菌」よりも
♦「ストレス」に強くなる栄養素を摂った方が効果的です
<ストレスに強くなる栄養成分>
「ビタミンC」・・・いちご・みかん・柿・キーウイフルーツ 他
「ビタミンE」・・・魚介類・ナッツ類・野菜・果実・穀物 他
「ビタミンB群」・・・肉類・魚介類
「パントテン酸」・・・肉類・魚介類・納豆・アボカド・さつまいも 他
「ミネラル」・・・カルシウム・マグネシウム・カリウム 他
これらは
- 「副腎」の働きを強くして
- 「自律神経」を正常化して
- 精神を「リラックス」させて
- 「大脳」と「直腸」の連絡をスムーズにして
「便秘」を解消します
勿論
食物繊維は「便秘解消」には欠かせない栄養素ですが
※「食物繊維」は
種類が多くそれぞれの働きが違うので
多種類の食品から摂る事で大きな効果が期待できます
(注:摂り過ぎは逆効果になります)
🔶「根菜類」や「乾物」、「海藻」などをたっぷり使った
おふくろの味は“ 食物繊維の宝庫 ”です
普段から便秘ぎみの人は
野菜をたっぷり使った鍋を常食して
“ 便秘を解消して下さいね”