漫才やドラマで可笑しくて笑い過ぎると、何故かお腹が痛くなりますね~😆
笑う時って、表情筋だけでなく全身の筋肉を使い、特にお腹の筋肉を使い同時に脳も活性化されます。😊
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■人間の「脳」には、笑いに関連する中枢が主に3つあり、睡眠や食欲など自律機能を調節し、安らぎを感じたりする「視床下部」。視床下部からは、心地よい笑いと緊張緩和の笑いが起こり、体に変化を与え、くすぐったくて笑うなどの快の笑いを作り出す「大脳辺縁系」。そして3つ目が冗談を言ったり本を読んで笑うなど社交的な笑いを生み出す「大脳新皮質」です。
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■この「大脳新皮質」は、人間の脳のうち最も表層にあって進化した部位、ここで生まれる笑いは人間だけに見られる現象で、人間の笑いは2種類に分けられます。一つは面白いことに対して瞬間的に笑う「享楽的な笑い」、もう1つは映画や音楽などに感動したりして大きな幸福感に包まれるような「心の笑い」です。
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■笑いは、脳(視床下部)から「セロトニン」など神経伝達物を放出し、中脳の側坐核からは「ドーパミン」、さらに下垂体の中脳水道周囲核という所が作り出す「β―エンドルフィン」というホルモンなど、笑うことで幸福感が生まれるとウイルスやがん細胞などと戦うナチュラルキラー(NK)細胞が活性化し、ストレスホルモンである「コルチゾール」(副腎皮質ホルモン)値が下がる為、免疫力が上がります。
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■しかも若くて健康な人の体にも、1日3000~5000個ものがん細胞が発生しています。これらのがん細胞や体内に侵入するウイルスなど、体に悪影響を及ぼす物質を退治しているのが、リンパ球の一種である「NK細胞」です。人間の体内にはNK細胞が50億個もあり、その働きが活発だと癌や感染症にかかりにくくなります。
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■「笑い」が発端となって作られた善玉の神経ペプチドは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着し、NK細胞を活性化します。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。
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■逆に、悲しみやストレスなどマイナスの情報を受け取ると、「NK細胞」の働きは鈍くなり免疫力もパワーダウンしてしまいます。「笑い」にはこうした免疫システム全体のバランスを整える効果があります。つまり大いに笑えば、癌やウイルスに対する抵抗力が高まり、同時に免疫異常の改善にも繋がるのです。
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<笑いの効果>
- 脳の働きが活性化
脳の「海馬」は、新しい事を学習する時に働く器官で、笑うと活性化されて記憶力がアップするのは、”笑い”によって脳波のアルファ波が増えて脳がリラックスする他、意志や理性を司る 大脳新皮質に流れる血液量が増加する為、脳の働きが活発になります。
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- 血行促進
思いきり笑った時の「呼吸」は、深呼吸や腹式呼吸と同じような状態で体内に酸素がたくさん取り込まれる為、血のめぐりが良くなって新陳代謝も活発になります。
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- 自律神経のバランスが整う
「自律神経」のバランスが崩れると体調不良の原因となります。通常起きている間は交感神経が優位になっていますが、笑うと交感神経が促進し、その後急激に低下することにより、リラックス効果を齎すので、交感神経とのスイッチが頻繁に切り替わることになり、自律神経のバランスが整います。
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- 筋力アップ
笑っている時は、心拍数や血圧が上がり、呼吸が活発となって酸素の消費量も増え、いわば‟ 内臓の体操 ”の状態です。静かに過ごすより笑っている方がカロリーの消費量が多くなります。さらに、大笑いするとお腹や頬が痛くなるように、腹筋、横隔膜、肋間筋、顔の表情筋などをよく動かすので、多少ながら筋力を鍛えることにもなります。😉
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- 幸福感と鎮痛作用
笑うと脳内ホルモンである「エンドルフィン」が分泌されます。この物質は幸福感を齎す他、‟ ランナーズハイ ”の要因ともいわれ、モルヒネの数倍の鎮静作用で痛みを軽減します。
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■作り笑顔を続けた後にNK細胞が活性化するのは、私たちの体内には、とてもユニークな働きを持つたくさんの戦士がいます。それは、「リンパ球」を中心にした数十種類の細胞達。お互いが綿密に情報を交換しながらウイルスや細菌などの侵入を撃退しています。😆
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■つまり喜怒哀楽といった感情の中枢である辺縁系(視床下部)からは、純粋に楽しくて心地よい笑いが発生。自律神経の中枢である(理性の中枢)大脳新皮質からは、社交的な笑いと緊張緩和の笑いが起こり、笑いを抑制したりします。神経には交感神経と副交感神経のように括抗して作用する為、バランスが取れて疲れにくい体になります。😊
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📌たとえ作り笑いでも情報は脳の中枢を刺激し、“ 楽しいという感情 ”が湧いてくるので対人関係の作り笑いは、ストレスの予防になり
何よりも“ 笑いは心の体操 ”ですね!大いに笑いましょう😄
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