mariemonの健康日記

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血圧は・・・

2024-03-28 08:03:13 | 健康
健康で一番、気になるのは「血圧」じゃないかしら?
血圧は、一日中ずっと同じ数値ではなく、上がったり下がったりしています。これを「血圧の日内変動」と呼びます。





■通常は、朝目覚める直前ごろから血圧が上がり始め午前中は高く、午後から少しずつ下がり始め、夕方に少し高くなり夜から睡眠中にかけて大きく下がります。このような血圧の上下が毎日続いているのです。







■日内変動以外にも、日中のさまざまな要因血圧は上がったり下がったりしています。例えば、急にしゃがんだ時や、排尿・排便時、仕事などで大きなストレスを感じた時喫煙時塩分の多い食事を摂った時などは、血圧が上がりやすく、リラックスしている時は、血圧が下がりやすくなります。





血圧が一時的に上がっても、通常は、夜間やリラックス時に下がりますので、問題ありません。もちろん、これらの血圧の日内変動には個人差があります。それは、食事や運動、嗜好品、仕事環境などのライフスタイルや、患っている病気(例えば高血圧など)など、個別の要因が血圧に大きく影響する為です。





<ストレスと血圧>

 ■緊張すると、血圧が上がることはよく知られています。例えば「白衣高血圧」です。白衣高血圧とは、病院の診察室などで血圧測定をする時に、緊張してしまい、それがストレスとなって血圧が一時的に上昇する現象です。😰





ストレスによる血圧の上昇でもっとも注意したいのは脳卒中や心筋梗塞などの引き金になることです。その典型といえるのが、スポーツ中の発作です。例えばゴルフでは、パットとティーショッの時に発作を起こすケースが目立ちます。それは緊張し息を詰める事で、血圧が急上昇するからです。さらに高血圧の人は、体が慢性的なストレスにさらされているのと同じ状態です。





<スポーツと血圧>

スポーツで突然死を引き起こしやすい競技として、「ランニング」が最も多く、水泳、野球、ゴルフと続きます。55歳以上の比較的高齢の方でみると、ゴルフに加えてダンスやゲートボール中の突然死も多くなります。これは、 高齢のスポーツ愛好家の中には心疾患の持病を抱えている人も多く、突然死などのスポーツ中の事故を起こす危険性が高くなる為です。ちなみに、スポーツ中の突然死は運動の強度とは関係なく発生することがわかっています





📌血圧の日内変動の特徴を知る事は、自分の健康管理をする上では、とても大切な事ですね。でも血圧に対してあまり神経質なるのも(それがストレスになって)良くないかも知れませんね😏 






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睡眠のメカニズム

2024-03-25 08:27:27 | 健康
「睡眠」って不思議ですね
目を瞑っていると、いつの間にか意識がなくなって眠りに入っているのですから・・・しかも眠りに入る意識がなくなる瞬間も分からない・・・😀 


眠りが必要なのは脳の疲労を取る為です。脳に溜まった熱を冷やす為には、睡眠が必要で、眠くなるのは「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌されることで眠気を感じるようになります。メラトニンは、朝起きて光が目に入ってから14〜16時間後に脳深部の「松果体」から分泌され、心身をリラックスモードにすることで、自然な眠りを促す働きをしています。




身体の基本的な機能(体温・ホルモン分泌バランスなど)は、約24時間の「概日リズム」で行われ、概日リズムは体内時計から生み出され、昼夜環境を判断し、体内の働きを調整しています。




 

■そこで「睡眠」は蓄積した身体と脳の疲労を取る為、脳内に存在する「視床下部」にある「視交叉上核」という体内時計により「睡眠欲求」「覚醒力」のバランスから生まれていて回復に必要な時間だけ眠ると、自然と目覚めるように体内時計から覚醒の指令が出ます。





<視交叉上核>

視交叉上核から“ そろそろ寝る時間だよ ”という信号を受けた松果体は、次に「メラトニン」を分泌します。メラトニンは、光の量に応じて体内の眠気を促す働きをする物質です。浅い睡眠(レム睡眠)では、脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われますが、体はもっとも休まる時間です。 深い睡眠(ノンレム睡眠)では、大脳は休息してますが体は少し緊張しています。





「ノンレム睡眠」に入る前の徐波睡眠は、脳が記憶の整理を行う場所であり、この状態になるとなかなか目が覚めないのはその為で、ノンレム睡眠からレム睡眠に移行すると、「視床」が大脳皮質に記憶や思考からなる映像を流し始めます。これは頭の中でYouTubeを見ているようなものです。しかも不健康な食べ物を食べると、覚醒や覚醒を左右する物質である「コルチゾール」が過剰に分泌され睡眠を妨げます。





<睡眠障害>

脳は眠る事で学習した記憶を整理し、必要なものは残し、不必要なものは捨てるという処理を毎晩行っていて、「アミロイドβ」と呼ばれる代謝老廃物が睡眠中に取り除かれます。アミロイドβとは、脳内で作られるたんぱく質の一種で、通常は脳内のゴミとして短期間で分解・排出されるものです。





■眠りに良いとされるGABAは、特に脳や脊髄に存在している精神を安定させる抑制性の神経伝達物質で、交感神経の働きを抑制して、興奮した神経を落ち着かせたり、ストレスを緩和したり、抑制と興奮のバランスを保っています。

📌世の中には脳に効くと言う食品や成分(DHE・GABA)などがありますが、何ら科学的根拠はなく、一般的に口から摂した物質は簡単には血液脳関門を通る事が出来ません。しかも脳の毛細血管は、体内の他の毛細血管と異なる仕組みで出来ているからです。



<睡眠と栄養の関係>

睡眠ホルモンである「メラトニン」は、タンパク質のトリプトファンが原料になります。さらに「ビタミンB12」には神経伝達をスムーズにしメラトニンの分泌を調整していてメラトニンは、光刺激に対する感受性を増加させる作用や、睡眠を促進する作用など体内時計を調節する役割があります。良い睡眠を促す為には、他にストレスを緩和する「マグネシウム」やドーパミンの合成に関わる「鉄」なども必要なので、これらの栄養素をしっかり摂りましょう。





日頃不眠で悩んでいる人は、タンパク質やビタミンB群が不足しているかも知れません。マグネシウムアーモンドタンパク質やビタミンB12、鉄が含まれている食品は、レバー特に牛肉のレバーに多いんです。でもレバーの嫌いな人も多いのではないでしょうか?(←私もレバー苦手!)😅 





💛そんな人は魚を食べましょう。🐟
鰤、鰹など赤身の魚の血合いには、「ビタミンB12」がたっぷり入っています。他に牡蠣、サンマ、あさりホッキ貝になどに多く入っています。人生の三分の一は睡眠です!健康でより良く生きる為には、「眠る工夫」をする事も大切ですね😴 



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涙のメカニズム

2024-03-21 08:00:58 | 健康

💧悲しいドラマやお芝居を観てウルウルしたり、
心に響く本を読んだ時には、いつのまにか涙が文字をかすめたりした経験
誰にでも一度や二度は、あるのではないでしょうか😂 




「涙」にはいろんな涙があります。「悔し涙」もあれば「感謝の涙」もあります。涙には感情が伴います。感情によって交感神経が優位になると、抹消にあるまぶたの奥の涙腺が刺激され、涙が流れます。



■感情によって涙が流れると、「脳下垂体前葉」から⼥性ホルモンのひとつである「プロラクチン」という乳汁が出るホルモンが、涙腺の細胞にも含まれていて、これが涙の分泌を促し、さらに副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に流れ出ます。つまり、感情がたかぶって流れる涙には、ストレスの原因になる物質を排出する重要な役割があるのです。




 ■また、「涙」にはストレスによって生じる苦痛をやわらげる脳内モルヒネ「エンドルフィン」に似た物質も含まれていて、目にゴミが入ったりして涙が出てもストレス物質は流れませんが、悲しいときや悔しい時に思いっきり泣くとストレス物質を排出し、苦痛を緩和することができるのです。




■涙を流す器官である「涙腺」副交感神経のコントロール下にあるため、泣くことで副交感神経が活発化します。その為、起きている状態でも睡眠をたっぷりとったようなリラックス感が得られます。




■幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」は、精神の安定やストレスに対抗できる脳内物質で、泣くとセロトニンが活性化されるのも涙を流すと交感神経から副交感神経に切り替わり、その際にセロトニンを分泌する神経が活性化され、セロトニンが増加します。また、涙には「マンガン」が多量に含まれています。このマンガンが一定量を超えて溜まるとうつ病のリスクが上がるともいわれています。泣く事は涙と一緒にマンガンを出す事でうつ病のリスクを軽減出来るのです。😉 



<涙の役割>

「涙」には3つの役割があります。
  • 目の表面を守るために常に分泌されている「基礎分泌の涙」
  • 異物が目に入った時に洗い流してくれる「反射の涙」
  • 心が動いて流す「情動の涙」です。
■情動の涙が副交感神経を活発にさせますが、玉ねぎを切るのは反射の涙になり、リラックス効果はありません。😁 





💛「情動の涙」は精神衛生上にとっても必要の涙だったわけですね。
これからもドラマやお芝居を観て
どんどん良い涙を流すといいかも知れませんね😘 






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紫外線

2024-03-18 07:55:03 | 健康

春は太陽の光が一段と明るく、その光が暖かく心地よく感じられる季節ですね😊 
でも春先は、紫外線量が増える時期で、日光を浴びる時間が長いと、肌はその積み重ねによってシミやシワなどが発生してしまいます。こうした現象を「光老化」といいます。




紫外線には主に「UVA」「UVB」の2種類があり、それぞれ身体に与える影響が異なります。UVAは地表に届く紫外線の大半を占めており、肌の深い部分まで達する紫外線で、その割合は95%を占めます。UVBは、UVAとは逆に地表に届く紫外線の5%ほどの割合を占めています。




<紫外線UVB>

 紫外線UVBは肌の表面で吸収されやすく、肌の深い部分に達することはあまりない代わりにきわめて強いエネルギーを持っていています。😈 



■夏のスポーツシーンや、海といったレジャーなどで「焼けた!」と感じる日焼け、いわゆる「サンバーン」と言われる赤くなる日焼けの原因となるのは、このUVBです。肌がほてり、赤くなり、ヒリヒリする、皮がめくれる、といった肌ダメージの原因となるだけでなく、「サンタン」と言われる黒く日焼け後にメラニンが色素沈着を起こし赤茶色のシミができる原因や、そばかすの原因になり軽い火傷のような感じになります。😡 


 
<紫外線UVA>

同じ紫外線でもUVA気を付けなければならない紫外線です。紫外線そのもののエネルギーは強くないももの、降り注ぐ量が多くUVAは真皮まで届いてコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみを引き起こしてしまいます。😫 




■しかも、UVAは、雲や窓ガラスで遮断できない為、曇りの日や室内であっても肌がダメージを受けてしまうので要注意です!UVAは3月で早くも9月と同じくらいになります。さらに気温が高くなるとどんどん量が増えていき、5月には、なんと真夏並みの紫外線量になります。




<乾燥による肌トラブル>

春は、紫外線だけでなく乾燥による肌トラブルも起こりやすい時季です。真冬よりも気温は上がるものの湿度はまだまだ低く、日中の寒暖差の影響を受けて、肌は乾燥しやすくなります。乾燥した肌は、バリア機能が低下しやすくなります。肌が敏感な状態のときに紫外線を浴びてしまうことで、ダメージがより深刻なものになります。😰 



<紫外線による目のトラブル>

さらに紫外線は肌だけでなく「目」にも深刻なダメージを与えます。紫外線は皮膚と同様に目にもたくさんの悪影響を及ぼします。 紫外線のUVBは、7月前後がもっとも強く、結膜(白目)や角膜(黒目)、水晶体で吸収されます。 そして、日差しが強い日などに大量の紫外線を短期間に浴びると、結膜充血や紫外線角膜炎などの急性疾患を起こします。さらに目のレンズの役割を果たしている水晶体は、紫外線を受けると活性酸素が発生します。 これによって水晶体の細胞内に含まれているタンパク質が酸化することで、「白内障」を引き起こします。 特に、長時間強い紫外線を浴び続けていると、白内障の進行を早めてしまうため、注意が必要です。😱 




目に関しては日中よりも午前中の方が多く紫外線を浴びる危険性があり、色の濃いレンズは視界が暗くなることで瞳孔が開き、レンズと顔の隙間から入る紫外線が眼の奥に届いてしまうので、外側から眼が見えるくらい薄い色のレンズがお勧めです。帽子と併用するのが望ましいでしょう。なお、UVカットされていないものでは紫外線対策にはなりません。




💛 帽子や日傘、スカーフ、サングラスなど、紫外線対策をしっかりして、これからの季節、色んな所へお出かけする機会も多くなるかも知れませんが、紫外線の害を防ぐ為にも、時々建物に避難して、なるべく光を浴びる時間を少なくする工夫が必要かも知れませんね😉 




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薬は・・・その2

2024-03-14 08:27:58 | 健康

薬と言えば「副作用」が気になりますね
薬を2種類以上飲む時には、「相互作用」に注意する必要があります。よく似た作用の薬を一緒に飲むと効果が強くなりすぎたり副作用が出やすくなったりすることがあるからです。💊



■一般的に解熱薬消炎薬鎮痛薬咳止め薬などには、よく似た成分が含まれていることが多いので、一緒に飲むと、眠くなったり、胃を荒らしたりします。

<相互作用>



<効果が増強する薬の飲み合わせ>

風邪薬にはカフェインが含まれるものがあり、カフェイン入りの栄養ドリンクを飲むとカフェインの過剰摂取となり、不眠・イライラ・頭痛などの原因となります。同じ作用をする成分が入っていることがあるため、併用すると作用が増強され思わぬ症状が出る恐れがあります。併用は避けましょう。




「酸化マグネシウム」という成分は、胃酸を中和する働きがあることから、低用量では制酸剤として総合胃腸薬にも含まれていることがあります。高容量では便を柔らかくする働きもあり、お腹が痛くなりにくい便秘薬としても広く使われていて、酸化マグネシウムが含まれる総合胃腸薬と、便秘薬としての酸化マグネシウムを併用することで、作用が増強し、下痢を引き起こします。



■咳を早く抑えたいため、「風邪薬」とは別に「咳止め」を使いたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし咳止めの作用がある「ジヒドロコデインリン酸塩」は多くの風邪薬にも含まれております。喉の渇きが強くなり症状が悪化することもあるので併用は避けましょう。




胃けいれんを抑える「ブチルスコポラミン臭化物」と、鼻炎薬が含む「抗ヒスタミン薬」にはどちらも喉の渇きの副作用があります。抗ヒスタミン薬には眠気の副作用があります。併用すると強い眠気が出ます。




免疫抑制剤高脂血症治療剤降圧剤などは、グレープフルーツジュースを飲むと効果が強く出たり、副作用が現れやすくなるので食べてはいけない。(その他の柑橘類やジャムやジュースも注意が必要です。)




<効果が減弱される薬の飲み合わせ>

 反対の作用の薬を一緒に飲むと、互いに打ち消しあい効果が弱まったり、なくなったりする可能性があります。また、成分同士がくっつくことで、腸管から吸収されにくくなって、効果が弱まることもあります。



ビサコジルを主成分とした便秘薬は、刺激性が高いため胃で溶けずに腸で溶けるように工夫されています。一方、は胃酸を中和させる働きがあります。乳製品にも胃酸を中和させる働きがあります。ビサコジルを制酸薬や乳製品と一緒に摂ると、せっかく腸で溶けるように工夫された便秘薬が胃で溶けてしまい、腸まで届かず効果が弱まり、胃が荒れて腹痛を起こします。





乳製品は脂肪分が多いので、脂溶性の高い薬は溶けやすく、吸収が早くなったり、血中濃度が高くなって効きすぎることがあります。ビタミンの中でもA、D、E、Kは脂溶性です。水溶性ビタミンのように尿で排泄されないので過剰に摂りすぎると頭痛、吐き気、血が固まりにくくなります。





ストレスや不眠が気になる方に人気のセントジョーンズワートを含む健康食品は、抗うつ薬を併用すると、抗うつ薬が標的としている脳の化学物質であるセロトニンの値が生命を脅かすほど上昇して鬱が重症化してしまい重篤な副作用を起こす可能性があります。




 ■「薬」はきちんと用法、用量を守らないと効目を左右するだけでなく体の害になります。特に薬局で簡単に手に入る「抗生物質」を自己判断で使い続ける事は体の中の恒常性を狂わせるだけでなくさまざまな臓器に負担をかけて危険です




💊薬は体にとっては異物だからなるべく使わない方が良いのかも知れません。でも辛い時にはどうしてもお世話にならない時があります。そんな時、薬は依存するのではなく便利に使うものですね😉 

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