古太郎のブログ

四国の田舎暮らしの平凡な日々を、愛車とともに。

This is 86. エンジンルーム編

2014年05月31日 | くるま

​あこがれのクルマ、86…。

試乗車に試乗しないで、見ただけのレポート(?)第2弾です。

前回の「トランクスペース編​」に続き、今回はエンジンルームをご紹介します。


86と言えば、SUBARU&TOYOTAの共同開発という生い立ちも特徴です。

その象徴ともなるのがエンジンでしょう。

DSC04785.jpg

水平対向エンジンなので、シリンダーヘッドが見えませんが、全高が低いことは一目瞭然。

インテークマニホールド上のカバーには…

DSC04784.jpgTOYOTA D-4SとSUBARU BOXERの文字。

SUBARUさんへは、パワーと燃費の両立のほか、TOYOTAさんの大好きな高回転域の気持ちよさまで、かなり厳しい目標を求めたそうです。

結果、門外不出のはずだったD-4S技術をSUBARUさんと共有することで、実現したとのこと。

(これらは、開発ヒストリーで知りました。)

いわば、共同開発現場の本気を感じますわぁ。


ちなみに、かつて水平対向エンジンはオイル漏れ(にじむ程度も)しやすかったそうです。

「スバリストは気にしなくても、トヨタ車など他のメーカーのオーナーさんは嫌がるらしく、この共同開発でもオイルシールやガスケットの開発も入念に行いました。たぶん、10万kmまではオイルがにじむことはないはず…。」

とは、エリア86のスタッフさんのお言葉。なるへそ~。

DSC04787.jpg

(↑左フロント側)

DSC04786.jpg

(↑右フロントから見えるプーリーとベルト)


もちろん、ストラットタワーバーも装備しています。

DSC04788.jpg


重量部品のバッテリーは、よりボディの中心に近い位置にあります。

DSC04789.jpg


古太郎の好みからすると、86のエンジンルームはちょっとごちゃごちゃしているので見かけはイマイチ。

だけど、そのシステムや開発陣の想い&ポリシーを含めると、満点!!

86は、ホントに素晴らしいです。

(つづく)