あこがれのクルマ、86…。
試乗車に試乗しないで、見ただけのレポート(?)第2弾です。
前回の「トランクスペース編」に続き、今回はエンジンルームをご紹介します。
86と言えば、SUBARU&TOYOTAの共同開発という生い立ちも特徴です。
その象徴ともなるのがエンジンでしょう。
水平対向エンジンなので、シリンダーヘッドが見えませんが、全高が低いことは一目瞭然。
インテークマニホールド上のカバーには…
TOYOTA D-4SとSUBARU BOXERの文字。
SUBARUさんへは、パワーと燃費の両立のほか、TOYOTAさんの大好きな高回転域の気持ちよさまで、かなり厳しい目標を求めたそうです。
結果、門外不出のはずだったD-4S技術をSUBARUさんと共有することで、実現したとのこと。
(これらは、開発ヒストリーで知りました。)
いわば、共同開発現場の本気を感じますわぁ。
ちなみに、かつて水平対向エンジンはオイル漏れ(にじむ程度も)しやすかったそうです。
「スバリストは気にしなくても、トヨタ車など他のメーカーのオーナーさんは嫌がるらしく、この共同開発でもオイルシールやガスケットの開発も入念に行いました。たぶん、10万kmまではオイルがにじむことはないはず…。」
とは、エリア86のスタッフさんのお言葉。なるへそ~。
(↑左フロント側)
(↑右フロントから見えるプーリーとベルト)
もちろん、ストラットタワーバーも装備しています。
重量部品のバッテリーは、よりボディの中心に近い位置にあります。
古太郎の好みからすると、86のエンジンルームはちょっとごちゃごちゃしているので見かけはイマイチ。
だけど、そのシステムや開発陣の想い&ポリシーを含めると、満点!!
86は、ホントに素晴らしいです。
(つづく)