風邪は相変わらずスカッと治りませんが、この間に随分進んだことが、お借りして来て読んでいる小説「沈まぬ太陽」正月を待たず完読となりそう。
風邪で寝転がっている間に随分と進み、遂に最終5巻目の会長室編の半ばまで、もう数時間で終わりそう。
しかし、読めば読むほどあきれますねー、極悪非道の労務政策、豊満経営、会社のお金を私する、もちろん小説ですから誇張されているとは思いますが・・・
実在したモデルがあっての小説のようですから、ほとんど似た様なことが有ったのでしょう、小説に主人公として登場する恩地元は、元日航社員の小倉寛太郎氏のことで小説にあるように海外僻地を流転さされていたとか。
労働組合の役員やそのOBが、金や権益を求めて右往左往する、いやですねー、純粋にその労働運動をやっていた人から見ればいい迷惑、皆大なり小なり会社から圧力や処分を受けながら活動しているのが普通のだったのですが。
まぁ、組合のことはおいても、今なお変わっていない経営体質ですねー、折りしも一昨日だったか、再編に向けてパイロットと客室乗務員に指名解雇を発表してました、今度も政府民主党の粋する関西の財界人さんが債権のトップとして・・・
なんか小説の続きのドラマがあるようで錯覚を起こしそう、錯覚をおこしてもいいのでしょう日航や関連会社にはまだ現役の役員が沢山いるようですから。
組合のほうも更に分裂し8つも9つも組合があるとか、これも異常ですねー、外から内部事情を知らずにいろいろいえませんが、やはり労使双方異常としか言いが無い感じ・・・
読み終わって再度アップしますが、異常な経営体質と異常な組合にみえますねー、現状が変わっていることを期待するだけです。
話は少しそれて、小説に出てくる目白の女王 安西富貴、つまり田中元首相の越山会の金庫番、佐藤昭子さんが今年3月11日に他界されてます、昨日の中国新聞の墓碑銘に載ってました。
やはり小説と現実が錯綜しそう・・・・
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