だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

文字の限界……2/19(火)

2013年02月19日 | 日記
寒い一日だった。
ここ数日、臥せってしまった。
そんなとき、考えていたのはメール、LINE、comm、Twitter、Facebook、ブログなどなど、コトバを発信する手段や方法が増えてきたこと。もちろん今に始まったことではない。
一対一、一対多(不特定多数)などいろいろできるようになってきたけれど、相手の姿が見えない電話でさえ誤解が生じるのに、これら文字を媒介にしているものは常に誤解が伴うことを前提にしてないといけない。
「そんなつもりじゃないんだ」とあとからいっても、受け手はもう受け止めてしまっている。
便利なようで、不便なのかもしれない。文字の限界…、それを自覚しておかなければと改めて思う。

1食400円・・・2/15(金)

2013年02月15日 | 日記
午前中から雨、または雪という予報の寒い一日を予報はいっていた。

アサイチ、会議を終え、昼にアジトにもどってくると、事務の女性スタッフのいる窓口から呼び止める声がした。
たまたま、一緒にいたのは同僚のF教授。
そして呼び止められたのはワタシではなくF教授だった。

すると、スタッフが赤い蓋付きの小さな箱をF教授に手渡した。
よく見ると、二段重ねのお弁当箱だ。

ん??? どういうことだ??? 見てはいけないものを見てしまったのか???
などとどうでもよいことを考えていたら、スタッフが、ワタシに向かって、「センセイもどうですか???」というではないか。
ワタシにもくれるのかな?と思ったら、さにあらず。
毎日お弁当屋さんが日替わりのメニューで上限600kcal、1食400円という低価格で届けてくれるというのだ。

そういえば、毎月、お弁当の写真の載ったカレンダーがすぐそばにあった。
F教授はカロリーからも値段からも、そして何より味からも、オススメだとおっしゃる。

ワタシとしては、なぜスタッフからも、F教授からもススメていただいたのか、今一つ解せないのだが、
後には見てはいけないものでもなんでもなかった、という、自分の思考回路のアホさ加減だけがビミョーに頭から離れなかった。

いつか、注文してみるかな・・・。






カプリコ……2/14(木)

2013年02月14日 | 日記
カプリコ、初めて見た人は、アイスクリームとカンチガイをするかもしれない、チョコ菓子。それをたいちゃんがワタシにくれた。ん?え!?あぁ……!
「バレンタインデー」なワケね!

イクラたちはそれぞれ手作りチョコをもらってきた。それを報告してくれたときの微妙な彼らの優越感がこれまた微妙に腹立たしい(^^;;

カプリコ、いいじゃないか、カプリコ!

……ちなみに、これを読んだたいちゃんは、内容を訂正して!と、スタバのザッハトルテをくれました。
う~ん……読んでるのか、たいちゃん!

レスリング……2/13(水)

2013年02月13日 | 日記
初めてレスリングを始めたのは高校卒業間近。
それまではバスケットボール一筋。
オヤジの教え子であり、全日本兼五輪代表選考会グレコローマンスタイル90kg級決勝で「俵返し」を見事に決め、
オリンピックの代表となった畏友・H氏が縁あって我が家に下宿することになり、
練習に付き合い始めたときからだ。

当時、プロレスラーを引退し、ボディビルダーとなったA浜口氏がじしんの道場を浅草に作り、
連日、そこに通っていた。
H氏の車からは小比類巻かほるや、テレサ・テンがかかっていた時代だ。
浜口会長は今でこそ「気合いだ!!!」という掛け声で有名となったが、当時は「燃えろ!!!」を連呼されていた。
浜口京子選手もまだあどけない少女だった。

浪人を経て大学に進学し、そこで出会ったのが、H氏と同じオリンピック代表で、銀メダリストの太田章先生だ。
太田先生の「レスリング」の授業が週に1回あったのだが、何度出てもよく、何度も出させていただいた。
時にはゲストとしてプロレスラーたちも指導に来てくれていた。

H氏と浜口会長、太田先生、さらに満さん(佐藤満・金メダリスト)と交流をし、
レスリング、やがてプロレスの魅力に取りつかれていった。

この「お家芸」といわれるレスリングがオリンピック種目から消えるかもしれないというニュースが昨日流れた。
どうも、視聴率が取れない、人気がない、といった金銭絡み、さらには欧州中心の委員で構成されているオリンピック委員会の委員たち。

2020年に東京での開催を目指している日本にとっては、「寝耳に水」のことだったらしい。
いかに事前の情報収集が甘く、いわゆるロビー活動ができていなかったかの象徴的なできごとだ。

「根回し」というと、マイナスなイメージをもちがちだが、下準備、下ごしらえというのは、何にとっても不可欠だ。
でも、これができない人がいる。
まだ本決まりではないようだが、オリンビック史上においても歴史と伝統のあるレスリングが消えてしまうのは、
なんだか青春の1ページを破り捨てられるような感じがする。