学園祭の2日目。ここ数年この2日目と日本K学会の秋季研究発表 会が重なっていた。原則的に学園祭の校務があり、校務優先だったのだが、今年は学会の創立50周年という節目の年であり、かつ次期事務局となるようなので、学会へ。会場は五反田駅が最寄りのS女子大学。
まずは役員会。事務局案がほぼ通り、同時に50周年記念として刊行準備をしてきた『古代から近世へ 日本の歌謡を旅する』(和泉書院、3600円税別)が完成し手渡された。これはB先生とD大学のU先生の牽引なくしては出来上がらなかったものが見事にこの日に間に合った。そのご努力に深謝したい。
発表は2週間前に伊勢物語を素材に発表していたT氏が地歌に関して、また、上野門下の同期Eくんが、中国少数民族の取材報告を踏まえて万葉集歌人に通じるモデル論をしめしてくれた。
また、最後は私の専門分野でもある平安歌謡『催馬楽』について。これには、少し身構えて、自論を否定されるかなと思っていたが、結果的には後見のような話であり、自説が認められた瞬間でもあったように思う。
学園祭は無事に終わったとゼミ長から報告があり、一安心。とはいえ、反省すべき点はあるだろう。
明日以降の自分に磨きをかけていってくれればよい。
長い1日であった。
まずは役員会。事務局案がほぼ通り、同時に50周年記念として刊行準備をしてきた『古代から近世へ 日本の歌謡を旅する』(和泉書院、3600円税別)が完成し手渡された。これはB先生とD大学のU先生の牽引なくしては出来上がらなかったものが見事にこの日に間に合った。そのご努力に深謝したい。
発表は2週間前に伊勢物語を素材に発表していたT氏が地歌に関して、また、上野門下の同期Eくんが、中国少数民族の取材報告を踏まえて万葉集歌人に通じるモデル論をしめしてくれた。
また、最後は私の専門分野でもある平安歌謡『催馬楽』について。これには、少し身構えて、自論を否定されるかなと思っていたが、結果的には後見のような話であり、自説が認められた瞬間でもあったように思う。
学園祭は無事に終わったとゼミ長から報告があり、一安心。とはいえ、反省すべき点はあるだろう。
明日以降の自分に磨きをかけていってくれればよい。
長い1日であった。