だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

2月29日(水)閏年はニンニクの日?

2012年02月29日 | 日記
朝、出勤途中でラジオに耳を傾けると、「今日は四年に一度のニンニクの日」などというテーマで延々とナビゲーターが話をしていた。
外は大雪である。さらに、昨日28日は弟・裕司の誕生日でもあった。
大雪も珍しい東京だが、それを「ニンニク」ということばでくくってしまう、ラジオ番組のセンスは、ワタシなら賛成したかなぁ???
などと感じながら、雪に弱い都内に出かけたのである。
月末の閏年をオリンピックイヤーとしてくくるならまだしも、「ニンニク」で盛り上がれるリスナーは幸せ、いやかなりおめでたい人である。

さて、大学は一面銀世界。
その中で今日は後期日程の入試であった。
東京近郊の交通機関は軒並み遅延をしていたため、試験も15分くりさがった。

試験後、アジトにもどり、昨日出版社から届いた校正とにらめっこ。
文字の級数やらノドや小口の幅など、本といえば内容を読むことに力を注いできた立場からすれば、出版をするプロセスには、
今までにない知識や情報が必要となってくる。
そこで隣のN准教授や、学内出版部のMくんに相談して、意見交換。
経験者の意見とはかくもあるか、と感激するととともに、己の知識のなさに愕然とした次第である。

帰り際、校正をもって親父を訪ねる。
パーキンソンを患い、あまり外出をすることがないため、景気づけではないが、研究者としての意見でも訊こうと立ち寄ったら、
なんだろうか、久しぶりに眼光鋭く、270ページ(全体の半分)の校正を一気に全ページ見通し、一言、「ご苦労さん」と言ってくれた。
親父の「ご苦労さん」は褒め言葉であり、嬉しいときの一言なのだが、何年ぶりであろうか、この言葉を耳にした。

その後、仕事部屋であれこれと調べで帰宅。
たいちゃんと夕食はパスタを食した。明日から3月。イクラは明日が卒業式。ついに4月からは大学生である。
時の流れは早いものだ。