だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

1月7日(土)新春の学会

2012年01月08日 | 日記
午前中は買い出しに行き、明日に備えておりました。
明日、というより日付は今日、8日はゼミの新年会が拙宅で行われるのです。

さすがに毎年はやれないこともあるのですが、今年は昨年早々から日程を決めて備えた次第です。
(研究会の方々、かくいう理由でうかがえませぬ。ご寛恕のほどを)

何人くるのか、一期生から五期生まで17人のエントリー(?)がありました。
それはそれで、楽しみな時間帯であります。

さて、今日は地元に近い下高井戸のN大学でW文学会の例会。
百人一首の展観をはじめ、N大学はまだ始業前の日程に学会を開催できるというのは、
開催校を経験したワタシとしてはスゲーことであるとしかいいようがありません。
ウチだったら、門前払いのような気がします。

13時からの委員会を経て、発表は大学の後輩Kくんが先陣となりました。
表現の改変の行為を「整然」やら「整う」というのだけではやはり物足りなさを感じたのはまさにそのとおり。
兄弟間という血縁とそうではないことがどれだけの意味をもつのかも聞きたいところでした。
事象の裏付けへの積極的な挑戦の姿を示してほしいものです。

お二人目は会場校から明治期の国学者について。政治状況が出てきたので面白くなるかなと思いましたが、
丁寧な調査の広がりが質問として求められていたのは至極もっともです。

前K資料館のM先生は的確なご質問をなされ、やや不謹慎と思いながらもワクワクしながら質問をうかがっていました。

三人目は例会委員長のお父上、K先生。
昨年のN女子大で行われたC文学会のシンポジウムにおいてO女子大のK先生の意見に対してのもの。
散文専門のK先生の様子をうかがうこともさることながら、司会を担当されたのがわれらがK師匠だったので、
その様子をうかがうことが一傍観者としては楽しかったの事実です。

何か面白いことをおっしゃらないかなぁと期待していたら、テーマが「唱和」についてだったので、
唱和を昭和と掛けておっしゃった一言に、ワタシとしては超ツボで「キターー!」という感じだったのですが、会場はそのペースについていけなかったのでしょうか。
その後、明日の研究会に出席されるM先輩、Y先輩、A先輩という研究室の先輩方とともに帰路に着き、たいちゅんとともに、料理と掃除をした次第です。
懇親会を失礼したのは残念ではありましたが、こちらも関係各位ご寛恕を。

ただ、研究の醍醐味がありました。活気のある学会はいいものです。