そんなある日のことです。木こりの家に、お城の兵士たちと一緒に、王様のお使いの人がやってきました。
木こりは、恐る恐る、お使いの人に挨拶をしました。お使いの人は、うやうやしくひとつの手紙を取り出して、木こりに渡すと、一礼をして、兵士たちと一緒に帰って行きました。
ほっとした木こりは、あらためて受け取った手紙を見ますと、それは、娘へのものでした。
木こりは、家の中に入り、娘を呼びました。そして、その手紙を渡しました。
娘は、とても緊張しながら、その手紙を開けました。
お母さんも、とても心配して様子を見ています。
娘が、その手紙を読み進めていくうちに、次第にそのこわばった表情が、明るくなり、喜びでいっぱいになってきました。
読み終わった娘は、もう緊張などしていません。喜びではちきれそうになりながら、おとうさんとおかあさんに飛びつきました。
(つづく)
木こりは、恐る恐る、お使いの人に挨拶をしました。お使いの人は、うやうやしくひとつの手紙を取り出して、木こりに渡すと、一礼をして、兵士たちと一緒に帰って行きました。
ほっとした木こりは、あらためて受け取った手紙を見ますと、それは、娘へのものでした。
木こりは、家の中に入り、娘を呼びました。そして、その手紙を渡しました。
娘は、とても緊張しながら、その手紙を開けました。
お母さんも、とても心配して様子を見ています。
娘が、その手紙を読み進めていくうちに、次第にそのこわばった表情が、明るくなり、喜びでいっぱいになってきました。
読み終わった娘は、もう緊張などしていません。喜びではちきれそうになりながら、おとうさんとおかあさんに飛びつきました。
(つづく)