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徒然なる ぶろぐ

ヒジキの鉄分が9分の1に?

2015-12-30 23:38:19 | Weblog

日本食品標準成分表ってご存知でしょうか?
たぶん、ほとんどの人が中学くらいの家庭科の時間に簡易版ですがみたことがあると思います。
これを見て、あの食材やこの食品などと調べてカロリーや栄養素などを見たはず。

文部科学省は25日、食品の栄養成分をまとめた「日本食品標準成分表」の改訂版を公表した。
新しい成分表では、15年ぶりの「収載食品の拡充」や新たに「炭水化物成分表」を作成するなど、大幅な改定を実施。

とのことなのですが、その中で「ヒジキ」の鉄分は100gあたり55mgとされていたが、改訂版では9分の1の6.2ミリグラムとなっている。



また、「切り干し大根」の鉄分も9.7mgから3.1mgに減少している。



驚きを隠せない人も多いでしょう。
しかし、その背景には、ステンレス製品の普及にあるようです。
鉄釜でヒジキを煮れば以前の成分表の通りの数値となり、切り干し大根も鉄製の包丁で切れば以前の成分表通りの数値がでるようです。

ということはですよ、今まで鉄分をとるために摂ってた食材が実は全然摂れてなかったということに。
ステンレス製品の普及なんてかなーり前からしてると思いますし、今だとさらにステンレスどころか磁器を利用してる人も多い。

以前から鉄製の鍋などを利用していないので、鉄分不足になっているという話があったのを思い出しました。
手入れや焦げなどで面倒くさい調理器具ですが、やはり鉄製のものを利用するようにしたほうが身体にはいいのかもしれません。

ヒジキの鉄分が9分の1に?改定版“食品成分表”に驚きの声が殺到