死から1世紀近く経っても未だに根強い人気がある国民的作家・夏目漱石。私は大学で日本文学を専攻し、漱石を卒論テーマにしていたので、全集をはじめ漱石関係の書物をたくさん買い集めました。
そして、最近、買った本のがこのエッセイ集。タイトル通り、漱石の孫で漫画家の夏目房之介氏が「漱石」について雑記風につづった本です。
およそ100年前、祖父・夏目漱石がヨーロッパ文化と格闘していた下宿の部屋を訪れた時、夏目氏は予想しなかった感動に襲われたといいます。日本を代表する作家の直系として生を享けた夏目氏は、どのようにして、その運命を受け入れるようになったのか?
ロンドンで祖父の足跡を辿りながら、愛するマンガへの眼差しを重ね合わせつつ、漱石を、音楽家だった父・純一を、そして、自分自身について赤裸々に語っていて面白かったです。
そして、最近、買った本のがこのエッセイ集。タイトル通り、漱石の孫で漫画家の夏目房之介氏が「漱石」について雑記風につづった本です。
およそ100年前、祖父・夏目漱石がヨーロッパ文化と格闘していた下宿の部屋を訪れた時、夏目氏は予想しなかった感動に襲われたといいます。日本を代表する作家の直系として生を享けた夏目氏は、どのようにして、その運命を受け入れるようになったのか?
ロンドンで祖父の足跡を辿りながら、愛するマンガへの眼差しを重ね合わせつつ、漱石を、音楽家だった父・純一を、そして、自分自身について赤裸々に語っていて面白かったです。