山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

君は行くのか~そんなにしてまで~

2012-03-01 10:50:40 | インポート
3月です。
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朝の不忘山も明るく、気温も上がる様なので"春"を感じる1日となるでしょう

全国的に豪雪が報じられていますが、七ヶ宿においては

降りはやや少、でも消えないという感じで

年寄り達は「3月にこだに雪があることはねぇなぁ」と言っています。

大深沢社有林に向かう町道もまだ↓のような状態で
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走行するには若干のチャレンジ精神が必要です。

しかしながら、3月となると渓流釣りが解禁となりますので

落ち着かない人達があちらこちらに居ることと思います。

で、今朝も車で進入可能な社有林入り口まで行ってみると

既に1台ご出勤されていました。

冬のイワナは飢餓状態にあり、痩せ細っているものの

食いつきが良く、釣果が上がるとのことで

「釣る」をしたい人には、堪えられないらしいそうです。

(昨年の3月12日にも仙台ナンバーの釣り師が入沢していました。)


この時期になると、朝の雪は固く締まり、かんじきやスノーシューを履くと

ぬかること無く歩けるのですが、緩んでくる時間帯になると

立木や斜面からの落雪に注意しつつ、重い雪に足を取られながら

たまに腰までもぐり、歩くことになりますので、ほぼ修業に等しい状況でしょう。

無事に帰ってくることを祈りつつ。