山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

サクラ・クレヨンを愛用しています。

2012-03-06 15:33:43 | インポート
と言っても、お絵かきではないですよ。
私の仕事の一つに、出荷材の検収という業務があります。

丸太の売買は、単位体積(材積)の単価を定め
売り手が一本毎に末口(梢側)直径を計測し
体積を直径二乗法で算出して(長さ6m以下の場合)行います。

販売(受け入れ工場への出荷)の際には
計測の正誤が買い手に明らかになるように
丸太毎の直径を木口に書き込みます。

我が社の生産材多くは、直接製材工場等に納品しますので
この検収作業をしなければなりません。
(市場へ出荷する場合は必要ありません)

そこで、サクラ・クレヨンの出番です。
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気温がさほど低くなく、雪の降らない時期は
左側の太い木材チョークを使用するのですが
木材チョークは、荒っぽい使用に耐え
暑くても融けないるように固めに作られているので
木が凍る真冬になると、書き込みが難しくなります。
また、雪や氷が木口面に付着すると、書き込みできる面積が狭くなったり
書き込んだ後に積雪があると、文字が隠れ確認しずらくなります。
これらのことから、冬期間は字を小さく書けて、柔らかい
サクラ・クレヨンが重宝します。
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今日は暖くなったので、減りが早く60m3で2本消費しました。