山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

中学校で林業体験授業

2012-03-22 16:29:20 | インポート
今年度途中から、地元中学校の林業体験授業(年2~3回)
を受け持つことになり、今日は2回目の授業でした。
何故にやる事になったかと言えば、やや墓穴掘りで
町内の教育懇談会の際に、教育委員会から
「森林の町としてふさわしい、コケシの絵付け、キノコの植菌
炭焼き等の林業体験の授業を実施している」という説明があった際に

「どの辺が林業?山での仕事が林業なんじゃー!」
という感じの意見をしたところ、早速中学校からの依頼が舞い込み

第一回目は昨秋、宮城県の普及員さんと共に、森林の役割講座と
枝打・間伐体験を行いました。

2回目の本日は、我が社単独で
林業の目的&用材林業について座学と
実際に収入間伐作業をしている現場に出向いて
伐採・造集材の実演と作業に関する説明を行いました。
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座学に関しては、中学生にはやや難しめの講義だったので
子供達の様子もイマイチで、愚息(末っ子)に至っては赤目を擦りつつ
睡魔と闘っている感じだったので、早めに切り上げ山へと向かいました。

山里の子供達とは言え、70年生程のスギ伐採を
目の当たりにする機会は無いので、その音に驚き
ハーベスタによる造材に興味深く見入っておりました。

でも一番受けたのは、林内車の荷台に乗って
移動したところだったようですけど。 山の話は山でするべし