このシリーズ、今日で区切りにしたいと思います。
もうちょっとだけ、おつきあいください。
整理整頓して、笑っている。
まずはそれだけでいい、のです。
そうすると見えてくる、ちいさなやるべきことを地道にやっていく。
なんなら紙に書き出してみましょう。
自分が思っているほど、本当にやらなくてはいけないことは、たくさんありません。
ひとつずつでも減らしていけることがほとんどだと思います。
1年365日。1日1個でも365個。こんなにたくさん、課題あります?
まず2週間、歯をくいしばってやってみましょう。
つぎに3ヶ月。そろそろ筋肉がついてきて、はじめのころほど疲れませんし、
自然と続けられるようになっているはずです。
そして一年。
一年たったらどうなっていると思います?
今、課題だと思っていることが、全部ではなくても、
ほとんどかたづいていると想像したら、うれしくなりませんか?
完全ではないけど、概ね楽しく生活していけると思いませんか?
少しずつでも行動して、少しずつでも成長することです。
最近よく使う言葉で表現すると、緊急でないけど重要なこと、に留意しましょう。
目先のことと同様に、将来のためになることを少しずつ行動に取り入れていきましょう。
POINT OF NO RETURN ポイント オブ ノー リターン
環境問題では、あと5年とか、10年とか言われています。
手遅れになると、もうそれ以後は何をやってもダメ、なんだそうです。
私たちの仕事や人生はどうでしょう。
街中の商店街の店は、もう何をやっても無駄、ですか?
業界全体が落ち込んでいるから、自分の商売もダメ、ですか?
40過ぎたら、50過ぎたら、60過ぎたら、先が見えちゃってもうこんなもん、ですか?
それが運命、と甘んじて、本当に納得しているのですか?
少而学則壮而有為 少にして学べば、壮にして成る有り
壮而学則老而不衰 壮にして学べは、老いて衰えず
老而学則死而不朽 老にして学べば 死して朽ちず
学ぶことに手遅れはありません。
本を読んだり、学校に行ったりだけでなく、人の話を聞くことも学ぶことです。
社会に出て、いろんな街をみて、いろんな店やお客さまを見ることも学ぶことです。
学ぶ、とは、自分に素直になることです。
生き方、姿勢です。
やっぱり、老いも若きも問わず、素直がよい人間性の原点だということです。