心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

ライオンキング福岡 平成20年4月26日(土)ソワレ

2008年04月27日 21時35分46秒 | 劇団四季
平成20年4月26日(土)
ライオンキング in 福岡シティ劇場 17:30~

今日は初ソワレです。

これまでは日曜のマチネしか観たことがなかったので、
ちょっと不思議な感じでした。

午後4時までたまっている仕事をして、そのままキャナルへ直行。

ちょっと早く到着したので、キャナルの中をぶらぶら~。
4階から下を見ると、広場にライオンキングの舞台が出来上がってる
ではないですか。
何かあるのか~!?わーいと急いで駆け下りると、花でライオンの
マークが作られている以外は特になにもなかったです。
そういえば、一週間前の日曜はイベントがあったんですよね。
ちぇっ、資格試験さえなければ、絶対に行ってたのになぁ。

ソワレのせいか、会場前から人だかりができていました。

【本日のキャスト】
ラフィキ…鄭 雅美
ムファサ…内海 雅智
ザズ…岡崎 克哉
スカー…村 俊英
ヤング・シンバ…たいしろう
ヤング・ナラ…保坂 朱乃
シェンジ…孫田 智恵
バンザイ…本城 裕二
エド…キム リュンホ
ティモン…江上 健二
プンバァ…荒木 勝
シンバ…瀧川 響
ナラ…谷内 愛
サラビ…西村 麗子

【ヤング・シンバ…たいしろう】
竹内くんは「凛々しい」、「かっこいい」という言葉が似合いますが、
たいしろうくんは「かわいい」という言葉がぴったりです。
普通の表情をしている時でも、とてもかわいい、いい表情をしています。
さて今日の演技の方は……、

100点です

声もしっかりでていて、歌もいい、ダンスもキレている。
特に、後にデビューした保坂ちゃんをリードしてるのが伝わってきました。
竹内くんに近いくらい上手くなっています。安心して観ることができた
どころか、子役というよりは役者らしい顔つきになってきています。
これで観たのは、竹内くん4回、たいしろうくん3回、福嶋くん1回
となりました。
トータルではやはり竹内くんが一番ですが、たいしろうくんも
徐々に追いついてきています。福嶋くんは1月以来観てないから、
どれだけ成長したか見てみたいです。
平山くんも是非観てみたいですね。

【ヤング・ナラ…保坂 朱乃】
お初です。演技もなかなか上手く、とてもかわいらしいナラでした。
パンフの写真でも、一番かわいいと思ってました。声量をもっと鍛えれば、
更によくなるはず。今後とても期待できるナラなのでした。
女の子で観たのはこれで、松下ちゃん5回、四宮ちゃん1回、田上ちゃん1回、
保坂ちゃん1回となりました。甲乙つけがたいのですが、個人的には
四宮ちゃんが一番上手かったと思います。声がしっかりと出ていて、
あの強気なところがいいんですよね~
ちょっと僕は嫌われぎみかな…

【ナラ…谷内 愛】
いやー、今日もお美しかった。登場シーンの「スカー」ではドキドキして
しまいました。2週間前より、やはり更によくなっていましたよ。
圧巻は「シャドーランド」。後ろ髪を引かれながらも、故郷を救うため
一人旅立つ決意が伝わってきました。動きがとてもしなやかなんですよね。
もうずっと見とれていました。「川は枯れ、地は乾き」のところの手の
振りが、とても好きです。
もうはっきり言って、谷内さんを観るだけでも、行く価値ありです

【シンバ…瀧川 響】
今日の観劇のメインはこの人でした。
前評判をまとめる限り、「訛っているが、ダンスと歌は上手い」といった
ところ。さてさて一体どうなることやら…。

「ハクナ・マタタ」でいよいよ登場。

「心配ないさ~♪」
思わず私、笑ってしまいました。何にって、その表情。何かともておもしろい
顔をしていました。表情豊かというか。声は出てたし、音程もしっかりしてて
とても丁寧に歌い上げてたという印象を受けました。
そして驚いたのが
空中側転
あまりの大技にびっくらこいた…。

さて2幕になり、注目のセリフはどうなのでしょうか。

はっきり言って、訛り具合は予想以上でした。よく、韓流スターが日本語を
しゃべっているけど、あんな感じ。「愛を感じる」の後、ナラに対して
「別人だよ」と自ら言ってのけますが、確かにたいしろうくんとは別人です。
でも一生懸命さは伝わってきます。きっと日本語を覚えるのに苦労した
だろうし、彼の性格のよさ、そして素直さがシンバという役を通じて
とてもストレートに伝わってきます。

彼の一番素晴らしかったところは、身のこなしの軽さです。
30cmぐらい余裕をもって川を跳び越します。田中さんはちょっと当たるとき
がごにょごにょ…。体が細く、でも貧弱ということではなく、引き締まって
いて、田中さんはラガーメンタイプで、瀧川さんはボクサータイプと言えると
思います。動きのよさでは、田中さんより、瀧川さんの方が上です。
一度観てみるとその違いに驚くのではないでしょうか。

私の超お気に入り、「彼はお前の中に生きている」での、あの足上げダンスも
めちゃくちゃ高く跳ね上がっており、足を巻き込むようにしてとても独特
でした。

あと、田中さんとセリフが少し違ってました。
ティモンが川を渡ろうとするところで、田中さんは「ティーーモーン
とおちょくる感じですが、瀧川さんは「ティモーン!!」と一気にまくし
立てます。田中さんと言い方があまりの違いに、思わず大爆笑してしまいました。
ティモンがワニのいる川に落ちて、幕から出てくるところでは、
「ティモン!がんばれ!!」とはっきりしゃべっていました。
田中さんは言ってなかったですよね。こちらでも、大笑いしてしまいました。
役者さんによって、セリフや、セリフの言い回しが違って、それも新鮮で
いいものだなと思いました。

もう一つ、身振り手振りが大きかったですね。「愛を感じる」の最初で
ナラに自分の住んでるところを案内している様子がとても伝わってきて、
何かこのシーンではジーンときてしまいました。

結論としては、とても好きになれた俳優さんでした。何というか、
オマヌケシンバというか、とても好感がもてます。
ただ、一度だけではなんとも言えないですね。
これから何度もお目にすることになるでしょうから、もっともっと
彼の良さが分かってくることでしょう。

ちょっと短くなってしまいましたが、今回の感想はこのぐらいで。
先週、先々週と、大阪へ行ったりきたり&連日の深夜までの激務で
限界な程疲れており、もうおやすみです