米メタ(旧フェイスブック)は米国時間5日、ツイッターに対抗するサービス「Threads(スレッズ)」の提供を始めた。アップルのiPhone(アイフォーン)とグーグルのアンドロイド端末で使える。5日の開始後、登録件数は3000万件を突破した。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、自身のアカウントで「オープンで友好的な対話の公共空間をつくりたい」と投稿している。
スレッズは英語や日本語など約30言語に対応しており、文章や写真、動画を投稿できる。文章は1回あたり最大500文字まで、動画は5分まで投稿できる。メタによると、100カ国以上で使えるようになったという。料金は無料。
メタの画像投稿アプリ「インスタグラム」のアカウントでログインでき、フォロー先やユーザー名をそのまま引き継げる。
ツイッターはイーロン・マスク氏の買収後、相次ぐ仕様変更や人員削減で安定した運営が困難になっており、利用者の間で不満が高まっている。