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プーチン大統領吠える。各国首脳からも、ロシア軍機が「トルコへの脅威ではなかった。撃墜は不必要だった」

2015-12-02 08:37:27 | 日記

プーチン大統領の怒りが爆発です。ISなど過激派組織の支配地域で産出した石油が大々的にトルコへ流入していることを示す「追加の情報を入手した」と語り、政治利用で爆撃機を撃墜されたとトルコをけん制です。さらにCOP21で会談した各国首脳からも、ロシア軍機が「トルコへの脅威ではなかった。撃墜は必要なかった」との見解が寄せられたと主張した。 トルコ政府が石油密輸に関わっているかは不明ですが、トルコ経由でISの重要なテロ活動の資金源石油が内々で年間600億円も輸出されている可能性が高く、IS崩壊を難しくしています。今後プーチン発言は波紋を広げそうです。

以下コピー 過激派組織「イスラム国」(IS)などに対するシリアでの空爆に関し、ロシアのプーチン大統領は30日、米国主導の有志国連合に参加するトルコを念頭に「政治目的でテロ組織を利用する者がいる限り、対テロ大連合の結成はできない」と述べ、軍事的連携は現状では困難との見方を示した。


 プーチン大統領は26日にオランド仏大統領に対し、有志国連合との情報共有など協力を約束していたが、トルコから露軍機撃墜の謝罪がないため、トルコなど有志国側をけん制したようだ。

 プーチン氏は、シリア空爆に参加していた露爆撃機を撃墜したトルコ側の「真の目的」は「IS支配地域の石油をトルコの港まで運ぶ陸上ルートを守るためだったとみられる」と主張。トルコ側が撃墜に踏み切った背景として「同胞」とみなすシリアの少数民族トルクメン人の防衛が挙げられている点については「単なる言い訳だ」と一蹴した。

 ISなど過激派組織の支配地域で産出した石油が大々的にトルコへ流入していることを示す「追加の情報を入手した」とも語った。

 これに対し、トルコのエルドアン大統領はパリで「もしそんなことが証明されれば、国民は私に辞任を求めるだろう」と反論。トルコの石油輸入は合法的だと主張した。

 また「耐え忍んで、感情的にならないようにしよう」と、ロシアによる制裁で経済的な影響を受ける国民に対し、忍耐を求めた。ダウトオール首相も30日に「対ISならロシアと協力する用意がある」と述べ、ISが共通の敵だとの認識を改めて示していた。

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