『名も無く豊かに元気で面白く』

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比例当選者ばかりの選挙に弱い維新の党は「烏合の衆」か?

2015-12-08 09:11:29 | 日記

盛り上がらない野党の再編が計画されています。なぜでしょうか?多くの野党議員がしがらみや自身の生活の糧を第一にしているとしか思えないからです。日本が戦後初の憲法改正に向かうか命運を決めるときに、反対する立場の野党がこれではまともな憲法改正の議論が出来ません。来年衆参ダブル選挙をすれば選挙区で対立している野党は今進めている選挙協力や比例代表で選ばれた背景から再編すら出来ません。国家国民のための政治ではなく自身が自分の為に議員にしがみつく醜い馬脚が、誰の目にも明らかになってきたようです。

以下コピー 維新の党は、再選された松野頼久代表が引き続き野党再編に取り組み、今後の焦点は民主党との合流や、たもとを分かった新党「おおさか維新の会」との関係修復に移る。比例代表選出議員を多く抱える維新にとって、政党間移動を禁じた国会法のハードルは高い。
 松野氏は6日、再選後の記者会見で「来年、新党を目指す」と述べ、参院選前の民主党との合流に改めて意欲を表明。民主党の岡田克也代表も同日、三重県内で記者団に「(新党の)可能性を排除しているわけではない」と呼応した。
 維新の国会議員26人のうち、比例選出は22人。国会法は2000年の改正により、比例で当選した国会議員の政党間移動を原則禁止しており、合流に向けた課題となる。同法は例外として、選挙時には存在しなかった新党への参加や、他党との合併に伴う移籍は認めており、合併の場合は比例名簿を届け出た政党の存続が条件となる。
 ここで問題となるのが維新の参院議員だ。5人全員が旧みんなの党の比例候補として当選した。同党は既に解散しているため、国会法上は合併の意思決定をする主体が消滅したとみなされ、合併で民主党に加わることができない。

 大阪系議員との和解もこれに絡む。松野氏は、年内に維新を解党し、新たに同名政党を設立する方向で早期収拾を図る考え。だが、いったん解党して民主党と合併すれば、松野氏自身を含め、前回衆院選を維新の比例で当選した議員はこぼれ落ちる。「分党」手続きにより維新が事実上存続する形ならば、比例議員の移籍も可能だが、大阪側が反発する可能性もある。
 維新にとっては、民主党ともども解党し、対等な立場で新党を結成するのが最善のシナリオ。だが、民主党は「解党は考えていない」(岡田氏)として、維新を吸収合併する姿勢を崩しておらず、今後の協議でどこまで歩み寄るかは不透明だ。

追加 結局は、維新の党の松野頼久代表と、維新の解党を求めていた大阪系の馬場伸幸衆院議員が8日午後、国会内で会談し、維新の解党に合意する文書に署名した。

コメント (2)
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