絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

迷いイヌ

2016年02月16日 10時11分53秒 | Weblog


これはうちのワンちゃんじゃありません。
迷いワンコです。
年末の忙しいある日、うちに連れられてきました。
最後は無事飼い主さんの元へもどれましたが、、、
大騒ぎとは言わないけど、小騒ぎ、位になってしまいました。

ゴミ出しのとき、また近所の家で迷いネコ取り逃がし事件があったからこのワンコを思い出しました。
そのネコもこのワンコも、保護イヌ保護ネコで、懐かなくて家出したようでした。
ややこしいな~

ワンコの方は、うちの隣りのおばさんが、
ゆい君がウロウロしてたから連れてきたよ、
と言うので出て行ったら、門扉の向こうに家出犬が、、、
うちのワンは、ピンポン押す前からガンガン吠えてて、違うってわかるはずなのに、、、
自分はイヌを触れないから、と言われとりあえず庭に入れたのでしたが、、、

その後、直ぐ反対側のお隣の奥さんがでてきて、
私、警察に連絡しますね!と言ってさっさと電話してしまい、、、
途中保護された状況がわからないと言って携帯を渡してきたり、、、
結局最初に見つけた反対側の奥さんのところに連絡が行き、、、
警察では無くて、保健所が来ることになってしまったんです‼️いきなり‼️どういうこと‼️
すごい展開‼️まだこのワンコがどんなワンコかよく観察もしないうちに。
びっくりポンやわ。全く。
近所のワンコかどうか、飼い主さんを探す間もなく!

そうこうするうち、少し慣れて、ワンコはおとなしく私に抱っこされてウトウトし始めた頃、
保健所のひとがやってきました。
このワンコかどうかわからないけど、1週間前にもワンコが一人でいるのを近所で見かけたので、
そんなことを話しながら、近所のイヌかもしれないので、周りの人たちに聞いて捜してもいいかどうか聞くと、いいですと言われました。

あっちやこっちのイヌを飼ってるお家を一軒一軒訪ねて回りました。イヌネットワークじゃないけど、迷い犬なんだけど、って言った瞬間みんな飛び出してきて、近所のイヌ仲間に写メを送ったり、家に電話したりと協力的でしたが、、、

この家かも、と言うお家にワンコと一緒に行っても、全然知らんぷりで帰る様子もなく、
すでに2時間位経ってしまい、夕闇迫り来て、どうしよう、というときに、一緒に捜してくれてた近所のワンコ好きの奥さんが泣き出して‼️‼️
ものすごい展開になりました。
つまり、1週間保護してそののちボランティア団体に行くか、ひょっとしたら、、、と保健所の人が言ったから。
今度は、それを見た最初に警察に連絡した奥さんが、
私が連絡しなかったら良かったんですよね!
と言って今にも泣きそうになって、、、

もう、なんとかしてくれー‼️、、、ってなりました。
1週間のうちに捜し出せばいいんやん、とどうやって探すか、回覧板を回すのかどうするか、頭を悩ませている人の気も知らないで、、、

結局、その夜のうちに、ワンコが見向きもしなかった留守の家のイヌとわかり、翌日無事自宅に帰って行った、と言うことでした。

しかーし!
普通ワンコがいなくなったら、まず捜すし、警察なり保健所なりに連絡して処分されないようにするのに、この飼い主さんは、そのうち帰って来るだろうと門扉を開けっ放しにして、手前にお菓子を置いておいたというのです。
ウッソー‼️クルマに跳ねられてもいいんかい!?
信じられないわ。

その家のワンコたちは、2匹ともボランティアから貰い受けたワンコで、なかなか懐かなくて、出て行ったらしいと聞いて、うーーー、と言うしかありませんでした。