絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

サンフランシスコの6枚の枯葉

2016年02月26日 06時52分17秒 | Weblog
音楽が好きな人はいても、キライな人はいないでしょう。
でも、ジャンルによっては好きキライはあるに違いない。
そんなに聞きたくないわ~、とか。。。

わたしの場合、フランスの昔の歌、いわゆるシャンソンがそれ。
シャンソンって仏語で歌という意味らしいですね、日本人が捉えるのとちょっと違いますが、、、
枯葉、とか、パリの空の下、とか、サントワマミー、とか。。。

前から動画サイトなどで観ては、これなんなんだ?とか思っていた歌が、
サンフランシスコの6枚の枯葉、です。
クミコ、さんとかプロの方ももちろんたくさん歌っておられます。
この手の、セリフが入る歌って聞いていても気恥ずかしいというか、なんとも言えない違和感が自分を襲う⁉️
考え過ぎ、、、、、、
嫌なら聞かなかったらいいじゃん!
そのとおり⁉️
しかし、、、


とある会で、これの生歌を聴くことに。
一般の方ですが、通の方にはとても有名な歌らしく、感情こめたリキの入った完成度の高いものでした。

ふと考えました。
この歌はセリフもあり、全体がお手紙のような内容なので、物語のようになっています。
どんな内容?
日本語版があるらしく、日本語で中身はわかるはず。
でも翻訳ものだから、翻訳家の力量に左右されているのか、、、、
美しい旋律と旅の途中で恋人に送る手紙の切なさがある、、、んだけど、、、

上手いけど、聴いているうちに息苦しい感じがあるのはどういうことなんでしょう?
上手い、下手は聴き手には関係ない?
上手くなくても、美声じゃなくても
聴き手の胸にスーーッと沁みてくる歌はあります。。。

なんか分かんないうちに、この偉大なシャンソンを聴き終わりました。
通の方々には超!有名らしいから
すごい歌に違いない。

本当はどんな歌なんだ?
サンフランシスコ、という言葉だけが
頭をよぎるのでした~~