新年に入って気がつけばもう10日になってしまいました。年末年始の食べすぎと運動不足で、体重も増加傾向です。週末から冬型の気圧配置に戻るようで雪が降りそうなので、悪天候になる前に2時間弱のウォーキングをしてきました。始めは松代城目指して歩くつもりでしたが、途中で清野にある日本初の本格的舞台女優松井須磨子のお墓でも御参りしようかという話しになり、急きょ途中から国道403号線を右へ折れひたすら山方面に向かって歩きました。でもそのお墓がどこにあるか詳しく知らなかったので、途中で道端にいたおばあさんに聞いてたどり着いたのが写真の「林正寺」です。本堂までの道すがら参道左手にカチューシャの歌碑が建っていました。明治生まれで姉を頼って東京に出たようですが、生涯2度の結婚と最後は島村抱月が病死したので後追いをしてしまいました。今ならば芸能界での大スキャンダルですが当時も大分話題になったようです。
この本堂の裏手に墓地があったので、そこかと探しましたがどうも須磨子のお墓は見当たりません。家へ帰ってから父母に聞いたら生家とお墓はそれよりもっと東の集落の越という場所だと分かりました。清野の地名は妻女山(斎場山)を中心とした古墳時代からの清めの野がその由来とも聞いています。近くの生まれですが、清野も途中までしか来た事がなく集落の中もほとんど知りませんでした。
その清野から南に見える鞍骨山を望む尾根一帯が次の写真です。一昨年の31日に鞍骨城まで歩いた尾根の稜線が、冬枯れのおかげではっきりと見る事が出来ました。写真のほぼ中央の高い所が鞍骨城です。
次のウォーキングでは何が発見できるか、どんな写真が撮れるか楽しみです。
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清野氏の古峰神社は寄りませんでしたか。陣場平の向こう側から会田へ下りる道があったと思います。今度は地形図を持って山越えもいいんじゃないですかね。
清野は、沖が湿地帯で住めなかったので山際に集落が散っていて、しらないとどこのなんていう集落なのか分からないですね。
増井須磨子の本名は、小林正子といって、確か同級生に親戚がいました。松代の老舗和菓子店「角屋本店」には「須磨子夢幻」というほろ酔いになる美味しい日本酒ゼリーがあったはず。