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>ホンダ、3カ月で前期年間利益稼ぐ(注目の決算

2010年07月31日 05時05分23秒 | 社会
やはり日本の企業はスゴイ!!

>以下抜粋

>ホンダ、3カ月で前期年間利益稼ぐ(注目の決算)

4~6月 純利益36倍2724億円 2010/7/30 22:04

ホンダの2010年4~6月期連結決算は過去最高に膨らんだ。3カ月間で前期の年間利益(2684億円)を上回る水準だ。新興国を中心とした世界販売の好調やコスト削減など3つの要因が下支えした。

 世界の競合との比較でも4~6月期の純利益は米フォード・モーター(約2300億円)を上回り、来週発表のトヨタ自動車を除く世界主力メーカーの中で首位に立つ。

 「アジア向けは需要は伸びているし、為替抵抗力も強い」。近藤広一副社長は決算会見で語った。好決算の最大の原動力は拡大する新興国販売だ。

 特にアジアではタイやインドネシアで多目的スポーツ車の「CR―V」や小型車「シティ」が伸び、販売は38%増の26万台強と世界5地域中で最も伸びた。所在地別営業利益/も2.2倍と過去最高を更新した。

エコカー買い替え補助金終了の影響などについて語るホンダの近藤副社長(30日)
 日米も回復。特に北米は好採算の大型車も伸びた。世界販売は89万9千台と17%増え、連結売上高は18%増の2兆3614億円となった。営業利益は最終集計の結果、9.3倍の2344億円に拡大した。

 好決算を支えた第2の要因は、ホンダ得意の二輪車だ。二輪車は現地生産比率がほぼ100%で為替抵抗力は四輪車以上。主力のアジア向けは237万台強と31%伸びた。二輪車の伸びは収益だけでなく、四輪車の販売増につながる「ホンダブランド」の価値向上にも貢献している。

 最後に、一段の合理化も寄与した。4~6月期は生産効率化などでコストを前年同期比700億円圧縮した。販売店での値下げ原資となる米国の販売奨励金や研究開発費などの計上が10年7~9月期にずれ込んだこともあり「4~6月期は実力以上の利益が出た」(近藤副社長)面もある。移転価格税制に絡む税還付も寄与した。

 足元の業績改善に伴い11年3月期の連結業績を上方修正。純利益は前期比70%増の4550億円と期初予想を1150億円上回る見通しだ。ただ今期下期だけをみると、純利益は1050億円と期初予想(1450億円)を下回る。

 主因は下期の想定為替レートを1ドル=85円(期初の計画は90円)、1ユーロ=110円(同120円)と円高方向に見直したこと。政府による補助金の終了や材料高など不透明要因が多いことも理由だ。主力の北米でも法人需要に比べ「個人消費の回復はまだ遅い」(近藤副社長)状況。費用増につながる販売奨励金も高止まりしており、慎重な姿勢を崩していない。