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>塾送迎、買い物代行、ラーメン店はしご… 不況を乗り切るタクシー業界のアイディア合戦

2010年07月05日 05時17分09秒 | 社会
規制のかたまりにも見えるタクシー業界にも、工夫はあるようです・・。

>以下抜粋

>塾送迎、買い物代行、ラーメン店はしご… 不況を乗り切るタクシー業界のアイディア合戦
7月4日18時0分配信 MONEYzine

「札束を振りかざさないと、タクシーが止まってくれない」。そんな逸話も飛び出すほど、バブル絶頂期に盛隆を極めたタクシー業界。あれから20年を経て、駅のロータリーでは客待ちをするタクシーの行列がすっかりおなじみの光景に。はたまた霞が関では、国家公務員にビールやおつまみ、商品券などを振る舞う「居酒屋タクシー」なるものまで現れる始末。そんな苦戦続きのタクシー業界で、ニッチな顧客を狙ったアイディア合戦がおこっている。

 全国子育てタクシー協会は、地域の子育て支援を目的に、2006年から「子育てタクシー」の運行を始めた。乳幼児をともなう外出のサポートや、保護者の代わりに保育園や塾への送迎サービスなど行う。

 同協会の加盟タクシー会社である茂呂運送(東京都)は、2008年9月から会員制サービス「こころタクシー」を開始。最大の売りは、ドライバーの9割が子育て経験のある女性で、全員が育児実習やマナー講習を修了している。車内にはチャイルドシートを常備し、授乳用カーテンやオムツ、おもちゃなども用意。ブレーキのかけ方やベビーカーの乗せ降ろしといった対応もきめ細やかで、練馬区を中心とするママたちから好評を得ている。

 高齢者や体の不自由な人が、車いすのまま乗車できる「介護タクシー」の需要が広がっている。これまでは定期的な通院に利用されるケースがほとんどだったが、なかには観光旅行と介護を一体化したサービスも現れた。関東地方を中心に約140事業者が加盟する「ウィル介護タクシーグループ」(東京都)では、2009年5月から、大手旅行代理JTBと提携し、介護タクシーで巡る観光サービスを開始。プランは、東京観光、メロン狩り、アキバ探検などの日帰りから、温泉旅行などの宿泊プランまでバラエティ豊か。いずれもホームヘルパー2級の資格を持ったドライバーが案内するため、車いすでも安心して観光が楽しめる。

 さらには、買物の代行や薬の受け取り、書類の発送などを行う「便利屋タクシー」、ipodを真空管アンプにつなぎ、車内で本格的なジャズが聴ける「ジャスタクシー」、福岡市内のラーメン店をはしごする「らーめんタクシー」、香川県内のうどん店を巡る「うどんタクシー」など、単なる移動手段を超えた特色のあるタクシーは全国的に増加中だ。自宅や会社の近くにある便利なタクシーを探してみては。