バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

コーチから子供達へ…その1

2012-06-22 10:29:32 | やっぱりミニバス!
平成24年6月22日 金曜日
 
「コーチから子供達へ…その1」


●君たちはなぜバスケをするのですか?

「バスケ」は「スポーツ」だよね?

「遊び」ではないね。

でもね、「スポーツ」の本来の意味は、「楽しむ」ということなんだ。

「身体を動かして楽しむ」、「ルールがあって、勝ち負けを競う」

「遊び」も似てるけれど少し違うね。


●バスケをしていて何が楽しいかな? どんな時が楽しい?

「スポーツ」は球技、陸上競技、格闘技、水泳、個人競技、団体競技などいろいろあるけれど…

それぞれに「技術」が必要だよね。

君たちがバスケを始めたころの3年生や4年生の時を思い出してみれば、

その時もバスケは楽しかったと思うけれど、

小5・小6になった今とどっちが楽しいかな?

シュートや、ドリブルや、パスや、走ることや、チームオフェンスや、チームディフェンスの技術は…

当然、今の自分達がうまくなっているのは確かだよね。

できなかった技術ができるようになり、うまくなっていく…

これは楽しいことじゃないのかな?

でも、そんな色々な技術ができるようになり、うまくなっていったのは、「練習」を一生懸命したからだよね。


●さて、練習は楽しいかな?

楽しい「練習」もあれば、きつく・つらい・苦しい「練習」もあるね…

・楽しい「練習」~シーユー、ドリブル鬼ごっこ、シュート競争など

・きつい「練習」~往復ダッシュ、シャトルラン、2-メンダッシュ、5メン速攻フォーメーション、

1対1、2対2、3対3、4対4のディフェンス練習、

ゴール下のパッシングゲームからシューティングゲーム、

5対5スクリメイジ(楽しいけれど、きつい練習)、インターバル!など

そして、コーチのやさしい(?)けれど、きびしい指導!

あれ?…よく見ると、小5・小6になってやってる練習はきつい練習ばかりだね。

でも、みんな休まずに練習に来てるね。

なぜだろう?…その答えは自分自身で考えてみようか。

コーチは思うんだ。君たちはスゴイ!ってね。

君たちがコーチのきびしい(?)指導にも頑張って応じている姿に、

コーチも励まされるし、感動もするんだ。

だから、もっとうまくなって、そのために、つらい・きつい練習がこれからも続くけれど…、

その練習の結果から得られる、バスケの楽しさをもっと知ってほしいと思っているんだ。

つらいから、きついから…、やめるということはいつでもできる。

つらい・きつい練習だけど、それを続けるからバスケがうまくなり、もっともっと楽しくなっていく。

「続ける」ということは、「力」になるんだよ。

そして、そのつらい・きつい練習を続けられるのは…、

自分自身が続けようと思う強い気持ちと、

もっと大切なのは、ここに集まったの仲間がいることなんだ。

君たちは、同じ小学校、違う小学校と、通う小学校はそれぞれだけれど、

バスケをつうじて出会い、ひとつのバスケットボールをつないで、ゴールを目指す…、

かけがえのない仲間なんだよ。


仲間がいるから、ひとりでは乗り越えられない、きつい練習もやっていけるんだよ。


さて、小6年の10人は、、この仲間でバスケができるのは…、

残り9ヶ月!…長いか、短いか、どっちにしても悔いのないように、

そして仲間ではげましあい、仲間のために、最後まで頑張って、10人一緒にミニバスを卆会してほしい。

そしてコーチは、みんなにもっとバスケの楽しさを知って欲しいと思っています。

だから、練習は今よりもきつく、むずかしくなっていくだろう。

だけど、みんなやりきってほしい。

つらいけれど、楽しいバスケをするために!

プレーするのは君たち自身だ。

コーチのためにバスケをするんじゃない。

他人からほめられるのはうれしいけれど…、

他人からほめられるためにバスケをやるんじゃない。

自分自身のために、仲間のために…、

土気サンライズのバスケは楽しいと思うために、バスケをしてほしいとコーチは思っています。