バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

チーム力をつけるために…課題の克服

2012-06-19 02:03:06 | やっぱりミニバス!
平成24年6月19日 火曜日
 
「チーム力をつけるために…課題の克服」


あるバスケの試合を観戦して、素人コーチが感じた気づきの点を書いてみました。

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「最初の一歩がクロスステップでは、抜かれるのはあたりまえ。

ディレクションは、どちらに誘い込むのか?

カバーに入るタイミングは、待ち受けか、攻めて入るのか?


シュートに行くときに、ボールをヘソの前から持ち上げている。

しっかりパワーポジションから…ボールを下げないのはあたりまえ。

それでは、シュートにまでいけないからバスカンにもならないし…。

素早いシュートセットと、力強いボールキープからシュートまでいくこと。

そうすれば、ボールカットをねらわれてもファンブルしない。


イージーシュートを落としすぎ、なおかつ、そのリバウンドが相手に取られカウンターブレイクされている。

簡単なパスミスで、ターンノーバーされすぎ。

カウンターブレイクに対する、チームディフェンスの戻りが遅い…、

中には、ディフェンスをあきらめている者がいる。


パスが読まれている。

ゴール下の1-4からのオフェンスプレーは、よいとして、

あとの展開に連続性がない。

チーム得意のスピードバスケがゴール下でできていない。

特定の選手の個人技術で得点している。

チームとしてシステマティックなバスケができていない。

味方同士が同じコートサイドでぶつかり合うのは、互いに連絡がとれていない証拠。

リバウンドがほとんど、タップで、はじこうとするため、マイボールにしきれない…、

さらにマイボールにしても、ヘソの前でボールを保持しているため、

簡単にボールチェックされ、相手ボールにしている。

攻め方が、同じスピードで単調なため、相手ディフェンスが容易に対応している。


とにかく、ディフェンスの一線が抜かれ過ぎ、

だからカバーに入った二線・三線のシュートチェックでファウルが重なる。

一線は、抜かれるのではなく、二線に誘い込む…

また誘い込んだのに、二線のカバー、またはヘジテーションが遅い。

つまり、ディフェンスが守勢であり、攻勢的に仕掛けていないから…、

相手に主動を取られて、ディフェンスが待ち受けとなり、反応が遅れてファウルとなる。

三線のマイマークのフッラシュにも、チェック・バンプもなく、

簡単にヘソを切られて、ポストを取られ、

相手のパスフィードに対して、ポストプレーヤーの後ろからカットをねらい、プッシングのファウルになっている。

チェック・バンプは?

ポスト・ディナイの足は? 

カバーダウンは?

わからないから出来ないのか?

わかっていて、やろうとしないのか?

やろうとするが、相手のプレッシャーの強さに負けてもいないのに、あきらめてしまうのか?


チームメンバーの、あきらめない強い気持ちと、その意識は!?

練習試合では、チームスタイルを出し切ろうとしても、

公式戦では、焦る! 

気持ちが空回りし、その繰り返し…それでは、チーム力は安定しない。

個々にやるべきことが分かっているのか?

コーチは、やるべきことを指示していないのか?

なぜ、一瞬のビジョンを取らずに、ドリブルで行く?

パッシング・ゲームではないのか?

今の状態では、練習試合では満足できても、

公式戦では、チーム力を発揮することなく終わるだろう。


練習試合は何のためにやるのか?

練習の成果を、練習試合で習得し、公式戦でそれを出し切り、

悔いのないバスケをやりきるためではないのか?

『俺たちは、いつかは、、公式戦でも強くなる!』と思うのは…、

明日やろうはバカやろうと同じだろう。

練習試合でできるけれど、公式戦は緊張してできない?

その緊張をコントロールするためにも、多くの練習試合をこなしている。

練習のために、練習をしているのではなく、

試合に使うために、練習している。

練習試合で結果を出すために、練習試合をしているのではない。

公式戦という、本番の舞台で結果を出すために、練習試合をしている。


コーチがプレーをするのではなく、

君達自身が目標を手にする信念を持ちプレーをしなければ、

新たなチーム力を創造できない。

凹んでいるヒマはない、気持ちまで疲れているヒマはない!

目標を手にするため何を為すべきか君達自身で明らかにして、

前向きに進め! 自分のために、仲間のために!

チームを築いてきた先輩達のために。」