ロックフォールの故郷

　先週末は、ラングドック地方に小旅行に出掛けてきました。MILLAUに住む知人宅を訪れる事と、川でカヌーを楽しんだり、小さな町を散策したり、、そしてアルビという町を越えて、青カビチーズで有名なロックフォールの故郷を訪れる事が目的です！
　まずは、最終日に行ったロックフォールの様子から。
　最近テレビのＣMも頻繁に見るようになった・・＜Roquefort un peu,beaucoup...encore!＞こんなCM見覚えありませんか？最近かなり宣伝に力を入れてるみたいで、、町は観光客の人でいっぱいです見学ツアーが各会社であるみたいで、、皆さんツアーの後はお土産にロックフォールをたんまりと買っておられましたよ。

　山、岩、大自然に囲まれたロックフォールの小さな町並。

　私たちは＜société＞という、かなり有名なチーズメーカーの見学ツアーに参加しました。見学ツアー料金は３ユーロです。カーブ内の説明を巡りながら聞いたり、ビデオを見たり、、最後はお楽しみの試食付です
　　
　カーブ内の写真撮影は禁止だったので、、写真はありませんが、、さすが大手メーカーだけあって、なかなか楽しい見学ツアーでした。
　なんでもロックフォールの発祥伝説が・・・昔々、羊飼いの男性が休憩をとるために洞窟の中で休んでパンとチーズを食べておりました。そしたら突然音が聞こえたので、、外に出てみると・・美しい女性が居るではありませんか！彼は彼女とコンタクトをとろうと試みますが、、美女はどこかに消えてしまい、見つけることが出来ません。。どのくらいの期間かは忘れましたが・・しばらくして彼は洞窟に戻り、忘れてたパンとチーズを取りに行くと、、はい！ここでチーズの青カビを発見するのですね。食べてみると、、あら！美味しいこれは神の仕業ではないか・・ミラクルだ・・
　・・・という本当かどうかわかりませんが、、ミラクルな発祥伝説ですな。

　こちら、フロマージュのAOCも、もんのすごい規定がありまして、、難しいのであくまで簡単にご説明。ロックフォールのチーズの原料は羊、生の全乳で、全て洞窟熟成を最低で３ヶ月されたもの。勿論もっと熟成させられたものもありますよ。私たちは、６ヶ月熟成のロックフォールを購入この半分の大きさで25ユーロとは・・かなり安い！冷蔵庫にて４ヶ月持つらしいです。

　ワインカーブを周るのもいいですが、、こうやってフロマージュのカーブ巡りもなんとも楽しいものを感じました！いやぁ、、フランスって本当に美味しい国だ
小野母からイタリア土産のパルメザンも貰ってたので我が家はただいまチーズ祭りでございますわ

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