4月の初め頃、玄関横にちょこんと生えていたその葉っぱは・・。
見る見るうちに大きくなり・・。
5月の終わり頃には、草丈1mを越すほどの巨大な植物に成長した。
最初は葉っぱだけの観葉植物だと思っていたけど、どうも違うようだ。天に向かって長く伸びた茎の先には蕾がたくさん付いている。ただ、父も母も名前を知らなかったので、花が咲くのを待つ事に。
待つ事1ヶ月。6月の終わり頃になってようやく、葉っぱの迫力とは対照的な薄紫色の花を鈴なりに咲かせた。さっそく調べてみた所、「ギボウシ(擬宝珠)」と言う花だと判明。
橋の欄干の上にある玉ねぎをさかさまにしたような装飾物を「擬宝珠」と言い、この花のつぼみが擬宝珠に似ていることからこの名になったそうだ。そう言われれば、似てるかな。他に「オオバギボウシ(大葉擬宝珠)」など、いくつかの種類がある。なお、球根植物なので、冬の間は地上の葉っぱは枯れてしまい地中で冬を越す。
●ギボウシ(擬宝珠) ユリ科
学名:Hosta(ユリ科ギボウシ属)
(2006年4月7日~6月24日撮影)