ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

まとめて色々な花2~ピンク系

2006-07-02 | デジカメ-花、植物
今回は、ピンク、赤紫系統の花をいくつかまとめて。


5月初め頃、たくさん蕾をつけた「シャクヤク(芍薬)」。花が満開になるのを楽しみに待っていたのだが・・。


残念ながら、長雨のせいか病気のせいか、開きかけの状態ですべて朽ちてしまっていた。開花した花を撮れたのは、蕾の内に生け花にしていたこの枝だけだ。来年は元気に咲いてくれると良いのだが・・。

●シャクヤク(芍薬) ボタン科
学名:Paeonia lactiflora
英名:Chinese peony
原産地:中国北部、朝鮮北部、シベリア
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われる。これは、シャクヤクは枝分かれせずにまっすぐに立ち、ボタンは枝分かれしやすく横に張る事からの形容らしい。
ボタンに似ているけど、ボタンは樹木で、シャクヤクは草に分類される。また、ボタンが咲き終わる頃にシャクヤクは咲き始める。冬の間は地上部が枯れるのも特徴。

(2006年5月9日~5月27日撮影)




名前不明の小さな花。スズランとかスノーフレークに似ているが、よく分からない。一株だけ、ひっそりと咲いていた。

(2006年5月5日撮影)




「バラ」。バラの花は世話が大変なので、あまり植えていない。このピンクの他に、赤、黄など数株程度だ。

●バラ(薔薇) バラ科
学名:Rosa
英名:Rose

(2006年6月12日撮影)




「アスチルベ」。今年植えたばかりで家には2本しかないけど、群生してるときれいだろうな。アスチルベとはギリシア語で「輝いていない」という意味だそうだが、けっこう輝いている。

●アスチルベ ユキノシタ科
学名:Astilbe(ユキノシタ科アスチルベ属)
別名:ショウマ(升麻)、アワモリソウ(泡盛草)、アケボノショウマ(曙升麻)

(2006年6月14日撮影)




「ストレプトカーパス」。ラテン語で「ねじれた果実」という意味で、花の後に出来る実が“らせん”状にねじれる事に由来している。また、別名の「牛の舌」は、葉っぱの形から。しかし、別名共々変わった名前だな。

●ストレプトカーパス イワタバコ科
学名 Streptocarpus ×hybridus
英名:Streptocarpus、Cape primrose
別名:ケーププリムローズ、牛の舌
原産地:南アフリカ
花は筒状で先端が5つに分かれ、色は赤、ピンク、紫、青、白などの他に複色系もあり多彩。暑さ、寒さに弱くて栽培しにくいようだ。

(2006年5月30日撮影)




最後は、去年からある小さな「スイレン(睡蓮)」。去年は赤い洗面器に入れていて、数ヶ月前に少し大きな鉢に引越しした。


で、今年やっと1つだけ花が開いたのだけど、1日しか咲いてなくてすぐに閉じ、それ以来開かなかった。これも長雨の影響なのかな・・。1日花って事は無いと思うんだけど。

●スイレン(睡蓮) スイレン科
学名:Nymphaea(スイレン科スイレン属)
英名:Water lily
和名:ヒツジグサ(未草)
蓮(ハス)に似ているが、蓮は葉や花が水面から立ち上がるのに対し、睡蓮は葉も花も水面に浮かんだままだ。また、蓮の葉には撥水性があるためコロコロした水玉になるが、睡蓮には撥水性がない。
なお、エジプトでは「ナイルの花嫁」と呼ばれ、国花になっている。

(2006年6月8日撮影)