採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

雪見だいふく(カラメルプリン味)

2013-12-10 | +お菓子・おやつ

普段、アイスクリームは滅多に買わないようにしています。
本当はごはんより好きなくらいなのだけれど・・・。

滅多に買わないものだから、どれが自分好みの味か分からない、というのも買わない理由のひとつです。
うっかり買って、好みでなかった場合、失うもの(ううむ、逆か。摂取してしまうカロリー)が大きいので。

一口食べて、「あげるね☆」とダンナサマに残りを頼めればいいのだけれど、ダンナサマはあまりアイス党ではないです。
弟だったら食べてくれるだろうけれど。

昔は「あげるね☆」と色々なものを弟に任せていました。
ひよこまんじゅうの皮だけ食べて、中味を「あげるね☆」と弟に食べさせたり。
弟が小さい頃はよかったけれど、あるとき、
「あげるね、じゃなくて 食べてねでしょ」
と言われてしまいました。
ちぇー。智恵がついて、つまんないの。


前回買ったアイスクリームは、「森永チーズスティック」 でしたが、久々に、ふと心が弱くなって買ってしまったアイスはこちら。

雪見だいふく

鉄板(?)雪見だいふくの期間限定「カラメルプリン味」。
普通の雪見だいふくならば、また今度にしよう、と我慢することも出来ますが、「期間限定」の言葉にクラリときてしまいました。

 
プリン味ってどんな?

ダンナサマと1個ずつ食べてみると、なるほどプリンの味!
薄黄色のアイス部分は、普通のバニラアイスではなくて、カスタード味です。
そして中心のカラメルソースは、絵のようにはとろりとはしていませんが、簡単に歯でかみ切れる柔らかさ。
そして予想以上にしっかりした苦味。

これは美味~☆


久々のアイス、あたりでよかったです。
 

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アップルクーヘン(りんごバウム)

2013-12-09 | +お菓子・おやつ

先日、御徒町から秋葉原までクラフトショップを眺めながら歩いた際、最後に熊本Freeというノンアルコールビールで喉を潤しました。
(この飲み物、美味しいのでオススメ)

秋葉原駅に入ってみると、構内で青森物産展が開催中。
ノンアルコールのはずが、なんだかぽわーっと酔っぱらっており、うっかり、ちょっとお高めのものを買い込んでしまいました。 

アップルクーヘン

そのうちのひとつがこちら。
りんご丸ごと入りの「アップルクーヘン」というお菓子です。
一応、バウムクーヘン研究中なので、研究費ってことで。 

アップルクーヘン

青森県の小向製菓というところのお菓子です。
バウム好きには有名なお菓子のようで、以前バウムクーヘンについて検索した際に見たことがあります。 

アップルクーヘン

結構な重量感があります。
中はほんとに丸ごとのりんご! 

 
食べてみると、外側のバウムはしっとりしつつもややぽそっとして、オーソドックスなバウムクーヘン味。
あまりコッテリ、オイリーではないタイプです。
(小麦粉だけでなくコーンスターチも使うからかも)
中のりんごはシャキシャキ感がしっかり残っており、甘酸っぱい味です。

りんごに適度な酸味があることで唾液が分泌され、バウムクーヘン単体だけ食べるよりも、口の中がモコモコしないです。
シャキシャキで酸っぱいりんごと、しっとりほろりとしたケーキが組み合わさると、何とも後をひく味わいです。
とっても美味しいです。

冷蔵庫で数日おくと、中のリンゴの水分がケーキに移るせいか、ケーキ全体がよりしっとり系に変化していきました。
それはそれで、また美味しいです。


直営店は青森の、下北半島(2つあるうち東のほうの半島)のつけ根のちょっと南あたりにあるようです。
遠くてなかなか行ける所ではないので、こういうフェアで買っておいてよかったかも。
箱に「ネットショップにて全国配送可」とありましたが、取り寄せると送料もかかりますしね。


ところで、バウムクーヘンの本場(ドイツでしたっけ?)にはアップルバウムってあるのかしら?




■参考情報
調べてみると、いろいろなところでアップルクーヘンを作っているようです。 
2個セットで発送してくれるところが多いようです。 

(1)青森県上北郡六戸町の小向製菓
ホームページとネットショップ。
アップルクーヘンは1個1100円で、1個から発送可。重さは約600g程度。
キャラメルケーキも美味しそうです。

(2)銀座千疋屋のアップルクーヘン
400gのもの2個で3150円。
こちらもきっと美味しいのでしょうけれど、でも東京と地方だったら、地方を応援したいです。

(3)栃木県矢板の菓匠はりまやのアップルクーヘン

(4)山形県鶴岡市のつるおか菓子処木村屋のアップルクーヘン
年輪の焦げ目が濃いめの仕上がりです。

(5)岩手県一関市の菓匠松栄堂のアップルクーヘン

(6)福島県会津若松市のお菓子の蔵太郎庵のあっぷるくーへん  

(7)大阪 堺市のリバージュのアップルクーヘン
普通のバウムクーヘンは、比較的少数派のフォンダンがけタイプです。 

(8)兵庫県神戸市湊川のカシュカシュのアップルクーヘン 

(9)石川県珠洲市 メルヘン日進堂の珠洲焼の里 
焼き物の産地ということで、外見は口が細くなった壺の形をしています。 
丸い胴体のところにまるごとりんごが。 

(10)群馬県沼田市 原田農園のはらだのクーヘン(アップルクーヘン) 

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椰子砂糖

2013-12-04 | +蜂蜜・砂糖

しばらく前、ダンナサマがインドネシアに行った際におみやげに椰子砂糖を頼みました。
ダンナサマは同行の後輩(インドネシアに結構詳しい方。男性)に買い物を頼んだようで、

えっへん

という感じで持って帰ってきてくれたものがこちら。
 

椰子砂糖

ラベルにはGula Aren とあります。
とても黒っぽい塊。
上から見ると丸いです。
(下がぎざぎざしているのは、囓って味見したため) 

椰子砂糖

横から見るとこんな風になっています。
まあるいココナツの殻に流し込んで固めるため、こんな形になります。

値段は100gで3910ルピーのようです。 

 
固そうに見えて、歯で簡単にかじれる柔らかさ。
結晶は細かく、口溶けはいいです。例えるならば、ファッジのような、もしくは、細かく結晶した蜂蜜を、更に固く固形化したような食感です。

で、味は。

なんと、みたらしダンゴのタレの味。
塩は入っていないはずなのですが、醤油のような風味がします。

にゃに?

お菓子に使おうと思っていたのに・・・。
しょうゆ味だなんて・・・・。

頼まれモノをゲットして鼻高々のダンナサマでしたが、頭の中が ??? だったため、褒め忘れてしまいました。
(ダンナサマは褒めて育てないといけないですよね)


そういえば、昔私もインドネシアに行った際に、2種類のヤシ砂糖を見かけたのを思い出しました
(うそ。ほんとはグーグル検索したら自分の写真がヒットして、手の形であれ何か見たことがあるかも?と確かめてみた)。 

2010/03/08インドネシアスーパー

一つは色の濃い方。
今回と同じGula Aren。
100g2050ルピー。

味からして、以前おみやげに貰ったインドネシアのチャーハンのもと にもおそらくこれが使われています。

2010/03/08インドネシアスーパー

もうひとつはこちら、薄茶色のGula Merah。
値段はこちらの方が安め。
このお砂糖は、売り場にあるカケラをこっそり味見して、(醤油味はせず)普通に甘くて美味しい味というのを確認済み。

欲しかったのはこちらでした。

 


私が用途や種類を指定せずにお願いしたのも迂闊でした。
インドネシアでより一般的な方を選んだのかなあ。
でもきっと、男の人だし、高い方ならば間違いなかろう、と売り場で一番高いものを買ってきてくれたような気がします。

改めて、ダンナサマとS原さんに感謝せねば。



この、グラ・アレン(焦げ茶醤油味。おそらく料理用)とグラ・メラ(薄茶キャラメル味。お菓子用)、どう違うのか知りたくて調べてみましたが、結局まだよく分かりません。
(ご存知の方、是非教えて下さい)
→(2020/08追記)グラ・アレンはサトウヤシ、グラ・メラはココヤシの、どちらも花序部分から樹液を採取して煮詰めて作るもののようです。


それ以前の問題で、パームシュガーとココナツシュガーという用語ですら、情報が錯綜しています。
あちこち読んで、多分こうだろう、というところをまとめてみました。



====

■■椰子砂糖について(Fujikaによるつまみぐい要約)(2020/08/05追記あり)

●椰子砂糖を作るヤシ
・インドネシアでは伝統的に、ヤシ花茎から樹液が採取され、それから黒糖が作られる。
砂糖ヤシ(Arenga pinnata Merr.), パルミラヤシ(オウギヤシ/ウチワヤシ/サトウヤシ)(Borassus flabellifer L.), ニッパヤシ(Nypa fruticans Wurmb.)およびココヤシ(Cocos nucifera L.) (6)。

・(2020/08/05追記)ヤシ砂糖にはグラ・メラ、グラ・アレン、グラ・レンペンがある。それぞれ次の通り(15)。

名前 材料 色・かたち 地域性
グラ・メラ/Gula Merah ココヤシ 薄いブラウン。
円筒形。
最も定番のヤシ砂糖で、インドネシア、特に中部ジャワの料理には欠かせない。
ジャワの砂糖、グラ・ジャワ/Gula Jawaと呼ばれる場合もある。
3つの中で一番明るい甘さ。爽やかで酸味と塩気に近い旨味も若干感じる
グラ・アレン/Gula Aren サトウヤシ(アレン)

こげ茶色。
アレンの木の葉で包まれていて、円筒形
西ジャワでよく見かける。
アレンの木は、ある程度標高が高く湿度が高い土地の森の中に生えている
ずっと重さのある甘み。そして、製造工程を反映してか、煙の風味がとても強い
グラ・レンペン(ロンタル)/Gula Lempeng パルミラヤシ(オウギヤシ こげ茶色。
ロンタルの葉で作った輪っか状の型にはめて作るため、平たい円盤型
インドネシアでは東ヌサトゥンガラ及び南スラウェシに多く、乾燥が強い土地でよく育つため、石灰質の島にも沢山植えられている。
ロテ島やサブ島でロンタル椰子はよく利活用されている。
固形の砂糖のほか、液糖状態のものや、樹液のまま発酵させたお酒、酢もある。
インドネシア語のロンタルは、ジャワ語のRon(葉)+Tal(パルミラヤシ)から来ている。ジャワからバリにかけてはシワラン/Siwalanとも呼ばれる。
一番日本の黒糖の味に近い



・バリ島ではPUNYAN NYUHから砂糖をつくる。 酒を取る木(PUNYAN JAKA)とは違う種類 (1)。

・インドネシア サブ島 ではロンタール椰子 lontar (パルミラヤシ/オウギヤシ)というものから樹液を採取する。(8)

・ヤシには雌雄異株のものと雌雄同株のものがある。
 雌雄同株・・ヤシ科ココヤシ ヤシ科ニッパヤシ
 雌雄異株・・ヤシ科シュロ ヤシ科ナツメヤシ ヤシ科パルミラヤシ(オウギヤシ/ウチワヤシ/サトウヤシ) 

・雌雄同種のヤシの花の構造は、同一花茎の根元付近に雄花の花序(座敷箒のようにもさもさ)がつき、先端に雌花の花序がつく。
(ココヤシの雌花は割とつけ根の方にある(10) )
なお開花は雄花が先に咲いて散るので、同一花序内で受粉が起こることは少ないらしい。

・スリランカでは、孔雀椰子(キトゥル)から椰子蜜(キトゥル・パニ)や椰子砂糖(キトゥル・ハクル)を作る。
 クジャクヤシの木は、遠目に見ると竹のように、割と葉っぱが細かい。近くで見ると、葉の形状は魚の尾のようなかたち。(16)


●製法 (1)(ロンタルヤシ砂糖作り方:15)
・木に登り、ヤシの雄花の花序を包む皮を剥がし、ひもで束ねておく。その先端をカットし、1,2日日に当てる。
その後、1日2回、先端をカットする作業を、2,3日間ほど続ける。(この時はまだ樹液はとらない)

・地域によって違うが、ココナツ製の壺または葉っぱ製のバケツ、竹筒などを準備する。

・最初に皮をはいでから4、5日目くらいから、花茎の切り口を壺にすっぽりはまるようにセットする。
この壺は1日2回交換する。一人あたり、1日につき10~15本の木に登るそうです。
樹液採取は男性の仕事だとか。

・毎回、先端を少しずつ短くしていき、一つの花から約1ヶ月間樹液を採取する。

・木の上から持ち帰った水のような液体は、放っておくと自然発酵してしまうため、なるべく早く鍋に移し、4時間程度加熱する。

・煮詰まってきたら、かなり力を入れて攪拌する。(2)
(口溶けのよいファッジも練りが大事というし、椰子砂糖のきめ細かい口溶けも、練ることからきているのかも)

・出来上がった椰子砂糖は、ヤシの殻、竹筒などに入れて固める。

・もしくは鍋の中でお玉をこすりつけながらほぐし、粒~粉状にする。
これをふるいで振るって、粗い粒は更に細かくし、粉状の椰子砂糖にする。

※砂糖として使うには粉末状が便利だと思いますが、固形椰子砂糖を囓って、きめ細かい結晶がするっと溶ける、ファッジのような美味しさを一度味わってみるのも強くおすすめします。


●各地の椰子砂糖
・インドネシア サブ島  Gula Sabu (8 動画)
ここではロンタール椰子 lontar というものから樹液を採取する。

・インドネシア バリ島 Gula Bali 

・マレーシアのマラッカのグラ・マラッカ
インドネシア製ヤシ砂糖、白砂糖、ココナツミルクを混ぜて煮詰め、竹筒製の型に入れて固めたもの。ヤシ由来100%ではない。(7

●栄養
・椰子砂糖は血糖値の上昇がゆるやかであり、GI値が低い(資料3)
ブドウ糖はGI100 であるが、椰子砂糖はGI35 。



=======
■椰子砂糖についての異説 
(おそらくwiki英語版(だいぶ怪しい)をソースにしてあちこちに同じようなことが書いてあります。本当なんでしょうか?)

・パームシュガーはアブラ椰子が原料。 ココナッツシュガーは ナツメヤシ、ココヤシ、サゴヤシからとれるお砂糖。(資料3)

・ココナッツシューガーの原料は花もしくは花蕾から採集した花蜜。それに対してパームシュガーは木の幹にキズをつけて採集する樹液。
当然、樹液の方が容易に大量の採集が出来ますので価格はかなり安くなりますがココナッツシューガーのような細かな粉末にしにくいことや味の点で格下に見られている(4)。

・ココナッツシューガーの原料はミンダナオ島のみに育つドワーフ種のヤシの樹からしか採取出来ない。パームシュガーはナツメヤシ、ココヤシ、サゴヤシ、オオギヤシなどからいろいろな樹から採集される(4)

・ココナツヤシとは、ココナツヤシの花芽の樹液から作られる砂糖である。
主にタイでは、ココナツシュガーとパームシュガーは入り交じって使われる。しかしながら、これらふたつは味や質感、製法が異なる。パームシュガーはパルミラヤシ、デーツヤシ(date palm)、シュガーデーツヤシ、サゴヤシ、砂糖ヤシ(sugar palm)の幹の樹液から作られる。 (5 wiki英語版 ココナツシュガー)

※椰子砂糖についていろいろ検索してみましたが、ヤシの幹から樹液をとりそれを砂糖にするというのはウラがとれませんでした。
詳しいことご存知の方、ご教授下さい。



■参考情報
(1)椰子砂糖の製造工程
バリグッズの輸入代行をしている会社.椰子砂糖は50kgから輸入代行してくれるそうです.
テンペ菌は小分け販売しています. 

(2)煮詰まった椰子砂糖を練り上げている様子

(3)粉末椰子砂糖販売サイト 

(4)ココナツシュガーについてのサイト  

(5)英語版Wikipedia coconut sugar  
2013年時点ではなんだか怪しいことが沢山書いてありました。
2020年、再度読んでみると、比較的妥当な内容に書き換えられています。

(6)インドネシアのヤシ樹液とそれから作られる黒糖の成分分析 (論文抄録) 

(7)マレーシアのグラ・マラッカについて
  (ヤシ砂糖100%ではない)

(8)インドネシア サブ島のグラ・サブ 製造工程動画 

(9)ココナツシュガー専門店ハニココ屋
ホームページココナツシュガー製造工程
ショッピングページ
フェイスブック
製法についても詳しく解説してあります。
現地とふかく繋がって製品の製造支援・販売をしていらっしゃるようで、応援したいです。
ただ、こちらでは椰子砂糖のことを ハニココ という名前で呼んでおり、全く一般的ではない名称はあまり効果的ではないように思ってしまいます。

(10)ココヤシの花の写真 

(11)gula merah 画像検索結果 
やや色薄めか。
お菓子の写真も沢山ヒットするので、こちらがお菓子の材料だと思われます。

(12)gula aren 画像検索結果
やや色濃いめか。 

(13)やしの花蜜糖
パルミラ椰子からつくられた椰子砂糖の製法と購入先など 

(14)スワヒリ農村ボンデイ社会におけるココヤシ文化(PDFをダウンロード)
アフリカ東岸のタンザニア(赤道のちょっと南、マダガスカル島の対岸よりちょっと北)でのココヤシの葉、実、樹液利用についてまとめてあります。
樹液利用は砂糖にやしないようで、もっぱら酒ですが、樹液採取方法は砂糖の場合でも同様かと思います。
花序からの樹液採集方法・手順が詳しく書いてあります。
葉を編んでかごや紡錘型の綺麗なシートにしたりなど興味深いです。

一点、序論p6の図で、ナツメヤシが結実性一回(生涯一回だけ実をつける)というのは解せないかなあ。
(この著者の見解ではなく、別資料からの引用のようですが)
樹齢100年のナツメヤシがあるとか、wikiで読んだ気がするのですが(wikiの内容も必ずしもですが)。 
中近東のような乾燥地帯で、しょっちゅうナツメヤシを植えているとは考えにくい・・。

(15)ブログ ヌサンタラ・キッチン
インドネシア在住の方(研究者?)のブログ。食材や地方の郷土料理など大変詳しいです。
ヤシ砂糖については、こちら(ブンブ/各種調味料)と、こちら(ロンタル)の記事に。

(16)スリランカカレー店のブログ カラピンチャ
スリランカの孔雀椰子(キトゥル)から作る椰子蜜(キトゥル・パニ)と椰子砂糖(キトゥル・ハクル)の製造過程。
孔雀椰子の葉っぱは、細かく分かれた複葉で、竹の葉っぱっぽく見えます。

コメント (11)
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グラパラリーフ

2013-12-02 | +フルーツ


 

グラパラリーフ

ずっと前に見かけて以来気になっていたグラパラリーフという野菜(?)、先日大安売りになっていたので買ってみました。
以前はたった7枚で248円でしたが、今回はプリンカップに山盛りギッシリ入ったものが、値引きされてたったの50円。
(20枚くらい入っていたのでは) 

グラパラリーフ

長さ6cm前後のぷっくりした葉っぱです。

メキシコ原産のベンケイソウ科の多肉植物で、園芸植物の「朧月」も同じ種だそうです。
(食用のものは食用としていくらか品種改良されているようです) 

グラパラリーフ

パックのキャッチコピーによると、「果実のような酸味とパリッとした食感」だそうです。

100gあたりカルシウムは244mg(30-40代女性の1日摂取推奨量は600mg)、マグネシウムは51.4mg(同290mg)だそうです。

参考までに、牛乳は200gで220mg(110mg/100g)、チーズは20gで126mg(630mg/100g)。
ふむふむ。
チーズには及ばないけれど、牛乳の2倍の効率でカルシウムが摂取出来るということか。
 

 
で、肝心な味は。


食感はいいです。
乾きが癒されそうなとてもみずみずしい果肉(?)が、ごく薄い皮につつまれており、本当にパリっとしています。
皮ごと食べられるブドウより、更に極薄の皮で食べやすいです。 


味は・・・。
・・・。

思ったよりフルーティさがないです。
青りんごのよう、と形容されることもあるようですが、私の印象では全然リンゴ風味はないです。

強いて例えるならば、ブルーベリーから全ての甘みと、酸味の大半を引いたような味
うっすら酸っぱくて、やや渋いような苦いような味がします。

すごくまずくはないけれど、渋いので沢山食べるのはちょっと無理かも・・・。
(ヨーグルトに混ぜたりすればいけるかな)


でもどこかのサイトによると、二日酔いに効くのだとか?
ウコンドリンクを飲むみたいに、飲み会の前に(もしくはデザートに)これをちょっと食べておくといいのかしらん。


更に調べると、発芽力がとても強く、育てやすいのだそうです。
何と、土の上に葉っぱを置いておくだけで、葉のつけ根部分から発芽・発根!
そしてそこからにょこにょこと、バラの花みたいな形状のグラパラリーフが育って行きます。

花は5弁の花びらを持つ星形で、花びらの先端に赤い点があります。
ちょっとエキゾチックでステキな花です。


今回は、「うーん、ビミョー」と思いながらも全部食べてしまいましたが、ちょっと育ててみたい気もします。
また売っていたら買ってこよう。


■参考情報
(1)グラパラリーフの育つ様子

(2)グラパラリーフの芽

(3)グラパラリーフの花 

コメント (2)
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