先週の水曜日は、長野の鹿教湯温泉にダンナサマと、ダンナサマの昔なじみのお友達Sさん(台湾の方)、そして私で泊まりに行きました。
ダンナサマ達は岐阜の出張先から車で、私は自宅から電車で移動し、上田で落ち合いました。
鹿教湯温泉で1泊の後、木曜・金曜は(久しぶりに)お客さんが我が家泊。
1泊目は旅行帰りでドタバタしつつも、適当に料理し、我が家でディナー。
(出かける前、ある程度予期しておいてよかったわよ)
(ムサカ、プチトマトマリネ、焼き茄子のサラダ、缶詰オイルサーディン、缶詰牡蠣燻製、クラッカー、そしてSさんに作って頂いた一品。←これが今回の記事になります)
2泊目は外食にして、楽させてもらいました。
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旅行の帰り、My畑をお友達にご披露しました。
大量に植わったサツマイモを見て、「葉っぱも食べられるんですよ」と。
台湾では、健康効果があると、かなり流行っている野菜なのだとか。
(蚊にさされつつも)ひとしきり摘んで、1品作って頂くことにしました。
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まずは下ごしらえ。 葉っぱのつけ根のところを千切ってしまいます。
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この部分はやや固いので、 使いません。 (品種や収穫時期によっては柔らかい場合もあると思います。 その場合は使ってしまってもOKとのこと)
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葉柄部分は、この時期やや固そうでした。 なのでフキのように表皮を剥き、少量使います。 「サツマイモのツルを食べる」というと通常この葉柄部分を指します。 (柔らかいものだったら皮を剥かず食べられると思います。台湾の調理例をみると、葉っぱと葉柄を特に分離させず、一緒くたに料理してあります。)
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下ごしらえの済んだ葉っぱ。 安納芋の葉っぱなので、紫色がかっています。 これを、ニンニクとサラダ油、塩で炒めます。
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出来上がり。 やや濃い緑色になりました。 油で炒めたとはいえ、ややアクっぽそうにも見えます。
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ところが。
全然アクなし!
固いところは全然なく、ふわっ・とろっとした食感。
青臭さやエグミは全然ありません。
野菜でいうと、何に似ているかなあ。
強いていえば、少しとろみがあるところがツルムラサキに似ているかもしれませんが、葉が薄いので、より繊細です。
クセもツルムラサキより少ない気がします。
何も言われずに出されたら、サツマイモとは全然気づかないと思います。
普通の野菜として通用しそうな感じでした。
そういえば、台湾のホテルの朝食バイキングの、セルフ・スープコーナーで見かけました。
青みとして軽く茹でて食べるようになっていました。
ごく一部の健康オタク用の食べ物かとおもっていましたが、普通の青菜扱いだったのかもしれません。
(スルーせずに食べてみればよかったわ)
今回は炒めましたが、茹でてニンニク醤油をつけたりしてもいいそうです。
青菜は育てるのがあまり得意ではなく、いつも買っていました。
サツマイモの葉が食べられるのであれば、買わなくてもいいじゃん☆
それに、梅雨どきから秋まで、いつでも収穫OKです。
健康にもいいらしいし、美味しいし、タダだし!
三拍子揃ったいい野菜です。
すごくいいことを教えて頂きました。
Sさんありがとうございました!!
■参考情報
サツマイモのツル(葉柄)のお料理
お友達のポメマルさんが美味しそうなキンピラを作っていらっしゃいました
地瓜葉の画像検索結果
台湾ではサツマイモの葉は「地瓜葉」といいます。
「地瓜葉」で検索すると、葉っぱの画像や葉っぱ・ツルを使った料理の写真が沢山出てきます。
地瓜葉(サツマイモのツル・葉)のレシピ6例 (中国語繁。写真あり)
さっと茹でて刻んで、炊き込みごはんにしたりもするようです。